その69 戦う場所と戦いの日、これらを敵に決められてはならない!

敵を十に分散させ、味方は一つに集中する。敵が「虚」、味方が「実」となれば、常に圧倒する勢力で敵を倒すことが可能となる。そういう状況をつくるには、戦いの場所を知られないことが肝腎だ、というところまで述べました。

さらにもう一つ、「戦いの日」を、こちらだけが知っているということが重要です。戦う場所と戦いの日、これらを相手に決められてしまうのではなく、こちらが決めていくのです。それを「主導権を握る」と言います。

仕事が減った、客が来ないなどと嘆いている暇は、日本にも世界にも無い!

こんばんは。平時に役立つ者が、そのまま非常時に役立つとは限らず、平時に不要と思われていた者が、そのまま非常時にも不要とは限りません。
ウイルス禍で大変な今こそ、誰が真の転換期の指導者なのかがよく見えてきます! これほど人物について学べるときはありません。

◆本号の「評論・随筆」の小見出しです。→内容は下記をご覧下さい。
☆仕事が減った、客が来ないなどと嘆いている暇は、日本にも世界にも無い!
☆自粛のため、孫とベッタリの毎日なり…
☆政治に「守られている感」か、それとも「見放された感」か…

その68 敵に、こちらの攻撃目標を覚らせるな!

こちらから相手がよく見えるが、相手からはこちらが見えない。孫子は、その様子を「敵を形(けい)せしめ、こちらは形が無い」と表現しました。敵は「形」があるが、こちらには「形」が無いと。

形はハッキリした態勢、つまり固定化された状況のことです。敵軍は形に填(はま)っているので動きがよく見えますが、自軍には形が無いので固定化されておらず掴み所がありません。

国家が無くなれば、それで終わり…

こんばんは。新型コロナウイルス感染者が増え続けています。まことに困ったことに、この問題はこれから長引きそうです。

昨日の夜、浜松で乗ったタクシーの運転手さんが「今日一日の実車はお客さんで7件、手取り収入は僅か2千円ですよ」と嘆いていました。

最も感染者が増えてきているのが東京ですが、4月8日(水)に予定されていた経世志塾例会は中止となりました。

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☆国会綜學勉強会(第48回)で講義~「山鹿兵学 其の一」

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☆国家が無くなれば、それで終わり…
☆日本人が新型コロナウイルスに対する抵抗力を持っている理由?!
☆何人の議員が陛下に対して、申し訳ないという気持ちを抱いているか…

令和2年4月度:志塾・勉強会などのご案内

林英臣が講義する講演会・勉強会です。お気軽にご参加いただけます。
是非ともお運びを!東北→関東→中部→関西→中国→四国→九州の順になっています。隔月開催などの会は、令和2年5月以降の案内になっている場合がありますのでご注意ください。
開催日時・場所・内容が、予告なく変更される場合があります。
念のため問い合せ先にご確認の上、ご参加ください。
☆印は連続の勉強会、★印は単発の講演会です。

※この度の新型コロナウイルス流行の影響により、予定が変更・中止になる場合がありますので、念のため問い合わせ先にお尋ねください。

その67 敵軍は分散させ、自軍は集中させよ!

本篇は「虚実篇」といい、「虚」は空虚、「実」は充実を意味します。戦いに勝つためには、敵を空虚にし、味方を充実させる必要があります。充実した軍が空虚な軍を攻めれば、勝利は間違い無しとなるでしょう。

では、どうしたら敵が虚、味方が実という状況をつくれるのでしょうか。平凡な答は、味方の兵力をどんどん増やせばいいというものですが、限られた国庫の中で軍事力に使える費用には、自ずと限りがあります。それに、敵だって真剣になって戦いに備えていますから、虚実の状態を明確につくることは簡単ではありません。