その101 アメはエサに過ぎず、相手の狙いはムチに潜んでいる…

「智者の思慮は、必ず利と害をまじえている」という考え方は、味方が有利になるよう誘導する際にも用いられます。次のように、敵に対して利と害をまじえつつ巧みに仕掛けるのです。

・敵の諸国を屈服させるには害を与える。
・敵の諸国を使役し、疲れさせるには事業を仕掛ける。
・敵の諸国を(こちらに)趨(はし)らせるには利で仕向ける。

首相は、公の精神で、最高の誠を尽くせ!

こんばんは。自民党新総裁に、菅義偉(すがよしひで)氏が選ばれました。大学で空手道を稽古されていたそうで、心身の統一力に期待いたします!

◆本号の「評論・随筆」の小見出しです。→内容は下記をご覧ください。
☆流れる水は腐らない
☆首相は、公の精神で、最高の誠を尽くせ!

◆明日は福島で、17日(木)以降は関西で講義します。

その100 利の中に害を思うは成功の元

何事であれ、それを通して利益のみを得るということは無く、必ずその中に何らかのマイナス面(失うもの)が潜んでいます。また、損害を被るばかりという事も案外少なく、その困難を通してプラスになる利点が伴っているものです。

そのことを孫子は「智者の思慮は、必ず利と害をまじえている」と言いました。利害を二者択一的に捉えるのではなく、利と害を多面的にまじえ、利の中に害を見、害の中に利を見よとのことです。

人間の意識そのものが進化しないと、何ら問題解決にならない時代に突入!

こんばんは。今日9月9日は「重陽の節句」です。

◆今月上旬の日記
2日(水)…「JU日本学ユニバーシティ」創立式に講師としてオンライン参加
3日(木)…政経倶楽部連合会・理事会並びに東京例会に参加
講師は林塾8期生の藤田文武代議士。例会最後にまとめのスピーチ
5日(土)…名古屋綜學院で講義~織田信長と天下布武、秀吉・家康後継の道
6日(日)…京都綜學院で講義~王陽明と、幕末志士たち共通の師・佐藤一斎
      ※二日間で約12時間の講義でした!
9日(水)…綜學社やまとことば語り部養成協会・準備会の会議

◆明日は浜松で講義します。

その99 損害の中から希望を見出し、転んでもただでは起きない!

我々の意識というものは、どうしても一方に偏ります。少し調子に乗ると、どこまでも利益が膨らむことを夢見、一部分でも巧くいかなくなると、このまま損害が出て終わってしまうのではないかと気落ちします。

指導者が、そんな単純な思考に留まっているようではいけません。プラス面とマイナス面、則ち利益と損害(被害や害悪)の両方を普段から意識することが必要です。どちらか一面だけを見てよしとするのではなく、常に全体を観るよう心掛けるのです。

本日夜「日本学ユニバーシティ(JU)」の創立式が開かれます

こんにちは。台風9号と10号が心配です。今夜の満月を見られたら、台風被害が少なくてすむようお祈りしましょう。

◆本日夜、「日本学ユニバーシティ(JU)」の創立式が開かれます。JUの創立者は出口光氏で、氏とはイシキカイカク大学でご一緒しました。

JUは、日本学を伝え、地球共生文明を起こすためのオンラインによる国際大学です。私は30名を超える講師陣の一人として、本日の式典に参加いたします。

学生は、日本ばかりでなく、世界中から集まります。これから綜學を、世界の心ある若者に伝えられることを嬉しく思います。