その88 国王として国家を守るか、出家して精神的指導者となるか…

仏教の開祖を、釈尊(しゃくそん)と言います。本名はゴータマ・シッダルタで、釈迦(しゃか)、釈迦牟尼(しゃかむに)とも呼ばれ、釈尊はそれを尊んだ呼び名です。釈尊が生きたのは、紀元前563から同483年にかけてです(前463 […]

その87 仏教思想概論

◇目覚めた人、つまり仏陀になるとはどういうことか?◇ 綜學の各論として、中国思想の概説を終えました。今度は、これも日本思想に大きな影響を与えた仏教思想について述べてまいります。釈尊(しゃくそん)によって北インドで起こされ […]

その86 この世界は、対極・対立関係ばかりで成り立っているのではない

陰と陽は同時に存在し、それぞれ強くなったり弱くなったりするのですが、陰だけ・陽だけとはなりません。陰が強めのときと陽が強めのときが巡るのであって、一方が勝ち残り、もう一方が消え去るということはないのです。 さらに、陰の中 […]

その85 もしも陰陽の循環が無ければ、活動は止まってしまう

それから、中国思想の特徴の第七として「根底に循環の思想がある」ということを付け加えておきます。東洋医学の原典である『黄帝内径』に、「陰を重ねれば必ず陽になる。陽を重ねれば必ず陰になる」と書かれています。

その84 チャンスを逃さず、虚を攻めよ!

『孫子』と並ぶ兵法書とされているのが『呉子』です。『呉子』に「兵を動かすときの最も大きな間違いは、もたもたしていて機会を逃してしまうことにある」と書かれています。 虫や魚の中に、獲物が近付いてくるのをじっと待っていて、捕 […]

その83 先手を打って、あらかじめ勝っておけ!

まだまだ中国思想には特徴があります。その第六は兵法の存在です。勝つための教えである兵法には、先手を打つこと、大局を整えること、情報を得ること、チャンスを逃さないこと、虚を突くことなどの基本があります。