その101 空海の乗った第一船と、最澄の乗った第二船のみが大陸に到着

空海にとって18歳から31歳までが、志の探究と修行の期間でした。そして、31歳か36歳までが、密教の奥義を修める時期となります。 東大寺戒壇院で受戒(具足戒)して出家し、遣唐使船に乗り込む用意を調えた空海は、数え年31歳 […]

その100 自由自在の力を身に付け、利他大乗に生きるための行

密教には、いろいろな行があるでしょうが、基本は「三密」です。「身密(しんみつ)」「口密(くみつ)」「意密(いみつ)」それぞれについて、要点を述べておきます。 「身密」は身体を用いる行で、その基本は「手」にあります。手には […]

その99 大宇宙と自分を一つに結び、思う存分、天命に生きる!

密教とは一体何でしょうか。超能力を開発したり、願いを叶えたりするための祈祷仏教と思っている人も多いことでしょう。「秘められた教え」と言われる密教は、その名からも謎めいた不思議な雰囲気を感じます。 密教に対して、普通の仏教 […]

その98 空海は、なぜ唐に渡ったのか?

空海は『三教指帰(さんごうしいき)』という本を著します。儒教・道教・仏教を比較し、仏教が一番優れているということを示したのです。それは、立身出世の道から決別し、仏教によって真理探究の人生に邁進することへの決意表明でした。

その97 空海の原点となった疑問・苦悩、さらに絶望とは…

空海(西暦774~835)は平安時代初期の僧です。唐に渡って密教を学び、真言宗の開祖となりました。 空海は讃岐の豪族・佐伯氏に生まれ、叔父で伊予親王の侍講である阿刀大足(あとのおおたり)から儒教を学びます。18歳で大学明 […]

その96 仏教が日本化して、どうなったか?日本仏教の特徴5点

仏教によって、日本人の心根が深まったと述べました。それは、仏教が日本化することによって成されたと言えます。日本仏教の特徴を挙げるならば、下記5点を外せないと思います。 第一は「現世肯定」です。元来は現世の苦痛を除き、輪廻 […]