その25 真面目な人ほど、撤退のタイミングを失って大敗する…

戦いの上手な人というのは、無駄な戦いを上手に避けられる人のことを言います。そういう人は、自分(自軍)の実力を正しく知っていて、常に冷静さを保ち、無益な戦いをしません。 反対に、成果を焦り、面子(めんつ)に拘(こだわ)り、 […]

その24 国家が持つ膨張侵略性を、どう抑え、適度にコントロールするか

以上のことをまとめて、孫子は次のように述べました。「戦上手は、敵軍を屈服させるのに戦闘をしない。敵城を落とすのに攻撃をしない。敵国を破るのに長期戦に持ち込まない。必ず痛め付けないで全うする方法をもって、天下に覇を争うので […]

その23 孫子の兵法と城攻め~リスクを具体的に考えよ!

そうして「さらに次が敵軍を討つこと」となります。実際の戦闘は、敵の謀略を未然に防ぎ、同盟関係を分断させたのちに行うことであって、いきなり軍隊を出動させて戦うというやり方は、決して採ってはならないことでした。 「そして、そ […]

その22 同盟国を遠くに見付けるときと、近くの国同士で同盟するとき

戦闘しないで敵を屈服させるための方策。その第一が、敵の謀略を早期に見抜き、策謀が浸透する前に破っておくということでした。そして「その次が敵側の同盟関係を分断すること」となります。 食うか食われるかという厳しい世界の中で、 […]

その21 戦闘しないで勝ちたければ、まず敵の謀略を見抜け!

孫子は「百戦百勝は最善ではなく、戦闘しないで敵兵を屈服させるのが最善である」と唱えました。そのためには、優れた知謀が必要となります。 《孫子・謀攻篇その二》 「すなわち、最上の戦争は敵の策謀を破ることで、その次が敵側の同 […]

その20 百戦百勝は最善ではない

次は『孫子』第三篇の「謀攻篇」です。「謀攻」とは知謀を駆使して攻めることであり、戦闘しないで勝つことを最上とします。 《孫子・謀攻篇その一》 「孫子は言う。戦争の原則では、敵国を痛め付けないで屈服させるのが上策で、敵国を […]