その107 全ては一つにまとまり、一つの中に全てが生かされている

仏性は「宇宙と結ばれた個々の本性」です。全ての存在に仏性が宿されており、誰でも「目覚めた人」になれるということを悟る段階が第八住心でした。続く「第九住心」では、その仏性の大本を「統一」というカギによって究明していきます。 […]

その106 インテリに、ヤル気や情熱に乏しい人が多いのはなぜか?

第七住心は、物事を区別したり差別したりする表観的な「囚われの心」を超え、生ずることも滅することも無い「空の世界」を覚る段階でした。でも、それが行き過ぎると、「空の思想」は虚無主義を導いてしまいます。 ところで、インテリ( […]

その105 自分だけ幸せになっても仕方ない、ということに気付けるかどうか

自分だけが救われる小さな乗り物、それを「小乗」と言います。自分一人ではなく、仲間と一緒に救われていく大きな乗り物、それが「大乗」です。釈尊の説いた慈悲の心を実践するためには、当然のことながら大乗に立たなければなりません。 […]

その104 ああ自分は、なんて自己中心的で小さかったのだろう…

空海の説いた十段階の「心の進化プロセス」、それが「十住心論」です。「住心」は心の住むところであり、その第三住心まで解説しました。 第一住心は、道徳心や宗教心が乏しく、欲望に従ってのみ生きている動物的段階。第二住心は、道徳 […]

その103 心の進化、その十段階のプロセスが凄い!

空海の思想を集大成させた著書が『秘密曼荼羅十住心論』です。『秘蔵宝鑰』は、それを要約した本です。 『秘密曼荼羅十住心論』、略して『十住心論』には、空海による独創的綜合思想がよく示されています。「住心」は心の住むところであ […]

その102 密教の全てを学んだ空海は、日本への帰国を希望。そこにも運が働く!

後継者がおらず、憂いを抱えていた恵果の元に現れたのが、日本からやって来た空海でした。恵果は言いました。 「私は先頃から、あなたが長安に来ているのを知っており、ずっと心待ちしておりました。今日、こうして会えることが出来てと […]