その39 兵法が示す、勝利のための5つのはかり

前線で奮戦し、戦闘で勝ったとしても、本国の政治が悪ければ折角の勝利も水の泡と化します。華々しく戦う将軍の人望が高まり、国民から英雄視された場合、本国の大臣たちが嫉妬して、必要な武器や物資・食糧の輸送を止めてしまうといった […]

その38 大局の誤りは中局では救えず、中局の誤りは小局では補えない

「大局の誤りは中局では救えず、中局の誤りは小局では補えない」。これは、筆者が大局観の必要性について話すときの言葉です。 例えば、運動場にラインを引くときは、50メートル以上の巻き尺を用います。部屋の中に家具を入れるときは […]

その37 回りに気付かれない地道な先手準備をやっている部下を評価しよう!

こうして真の勝ち方には、名誉も功績も与えられません。しかし「勝利を確保するのに、既に敗れている相手に勝っているから」誤りがありません。「戦いの上手な人は、不敗の地に立ち」、敵が敗北へ向かうよう常に努めているのです。 結論 […]

その36 戦いの上手な人が勝ったのに、名誉や功績が与えられない…

兎に角、素人が熱狂する大技のプレーと、玄人や専門家が評価する巧妙なプレーの間に、大きな開きがあるということを知っておく必要があります。 これが戦(いくさ)なら、前者は民衆の拍手喝采を浴びることになるでしょうが、本当は危険 […]

その35 誰にでも分かる勝ち方は、最善の勝利ではない

何かの競技や戦いで「一般の人々でも分かる程度に過ぎない勝ち方」が起こるのは、大きな実力差があるときか、そうでなければタイミングが偶然合ったことで、たまたま勝利した場合でしょう。派手なスタンドプレーが功を奏し、最初から大技 […]

その34 あらかじめ勝っておくのが最高の勝ち方

負けない防御と、勝てる攻撃。そのために自軍には「負けない形勢」をつくり、情勢の変化を注視しながら、敵に「勝てる形勢」を待てというのが「軍形篇」の主題です。 そのために、地の底の底に兵を隠し、天の上の上で兵を動かせと孫子は […]