No.34 天の道によって争わなくても勝つ

◇徳治、法治、そして天治◇ 人徳を高めれば、人が人を導くことが出来、それによって社会は安定する。 それが、徳を尊ぶ儒家の考え方です。 法と罰によって人が人を裁くことで、世の中の秩序は維持される。 それが、法を重視する法家 […]

No.33 法が一人歩きすれば、乱用に行き着き、やがて恐怖社会へ

◇法と刑罰が成り立つためには、善悪の基準というものが必要◇ 法家は、人を教え導くということを端(はな)から放棄していると述べました。人の徳性を高めるための教化など、しても意味が無いという考えに立っているのです。

No.32 君子による善政を待っていたら、「待ちぼうけ」となってしまうのか

◇普通の人によって社会が成り立っている◇ 儒家の基本は教化にあります。人は学問によって成長するということを前提に、人間性の高い社会をつくろうと志しています。そして、教化によって立派な人、則ち君子(くんし)が増えて徳で治ま […]

No.31 刑罰は厳しくすべきか、緩くすべきか

◇自然の報いや天の裁きがある◇ 「天罰」という言葉があります。悪いことをすれば、自然の報いや天の裁きによって必ず天罰が下ると。老子はそう考えて、人為の処罰はしないで天に任せればいいと言いました。

No.30 道家の聖人は、回りを癒す波動(オーラ)を醸し出している

◇無為を為す~為さないことを意識して行う◇ 「無為」とは為さないことです。為さないことを意識して行えば「無為を為す(為無為)」ということになります。 「やらないことをやる」とは一体何だろう、回りくどい表現だと思うかも知れ […]

No.29 無為の政治、無為の生き方

◇威光で以て無理矢理治めようとしない◇ 人為の政治の極致に位置する刑罰政治ばかり行うと、互いに疑い、訴え合う争奪社会に至ってしまうというところまで述べました。それに対して老子は、自分を無にする生き方を勧め、無為の政治を説 […]