その11 勝算が多ければ勝ち、勝算が少なければ勝てない

勝てそうか、負けそうか。戦力が互角でない限り、それは開戦前に決まっています。いや、実力が伯仲していても、勝算を多く得られるタイミングというものがあります。戦う前に勝算をよく観て、決断を下すのが指導者の役割なのです。 《孫 […]

その11 心理戦は、日本人の苦手とするところだからこそ…

「裏をかく心理操作」である「詭道」についての説明が続きます。「そして、敵が欲する利を見せては誘い出し、混乱していればそれに乗じて奪い取り、充実しているときは防備に努め、強ければ真っ向からの戦いを避ける」と。 「敵が欲する […]

その9 心理戦から戦いは始まっている!

戦争は人間が起こすものですが、そもそも人間は心の動物です。だから戦いの基本は、心理戦にあるということになります。駆け引きや腹の探り合いなど、心理戦から戦いは始まっているのです。 《孫子・計篇その四》 「戦争には、裏をかく […]

その8 提案の真価をトップが理解し、採用して貰えなければ宝の持ち腐れ

戦う前に考慮すべき五事と、情勢把握のための七つの視点について述べました。これら孫子の意見を、王がちゃんと聴くかどうか、聴いて生かすかどうかが問われます。 《孫子・計篇その三》 「私が述べた意見を、王がもし聴いたならば、兵 […]

その7 優勢なのはどちらか~それを見極める七つの視点

一に道、二に天、三に地、四に将、五に法。「五事」は勝つための基本です。これらを基に、孫子はどちらが優勢であるかを見極めてまいります。 《孫子・計篇その二》 「そこで戦う双方を比べ、情勢をきちんと計り、実情を求めよ。その見 […]

その6 こんな程度のことなら、とっくに知っているさ、と思ったあなたへ

勝利を得るための基本である「五事」の最後は「法」です。「法とは何か。それは、軍隊の編成、職分、主軍の用務などについての、組織的規律のことだ」と孫子は説きました。 「軍隊の編成」の原文は「曲制」です。曲には、細かい事柄、す […]