No.66 作為のない純朴な応対に癒される

◇客ではなく、金に頭を下げている◇ そのように礼は人間関係の潤滑油として大切なものですが、心のこもらない形式的な礼や、本心に反した意図的な礼になると空しいばかりとなります。 笑顔やお辞儀は、心がこもっていてこそ輝きます。

No.65 感謝したり感激したりしてくれないと怒り出す…

◇義に生きる人には硬いイメージがある◇ 次に「義の上なるものは、何かを為して為にするところが有る」と続きます。 上のレベルであっても義に生きる人には、何かを為したときに意図的なわざとらしさが出てしまうというのです。これは […]

No.64 未来へ陰徳を積む生き方

◇「仁」にもレベルがある◇ 儒家思想における一番のキーワードは、何と言っても「仁」です。仁は、人を表す「イ」と「二」が組み合わさった会意文字で、人が二人いることを意味しています。二人というのは自分と相手のことで、「明確な […]

No.63 そこに居てくれるだけで救われるという人間力

◇天徳の道家、人徳の儒家◇ 「先天の徳」は、老子の言う「樸」、つまり荒木にあたるものです。私たちが元々持っている個性や天性、天分がその内容で、これが道家(老子などの教え)の徳の意味となります。

No.62 徳が下がると、仁や義が唱えられるようになる

◇徳・仁・義・礼の順で下がっていく◇ 何も為さないのに、何でも為していく。爪先立った欲が無くて静かでいるから、天下は自然に定まることになる。そういう内容を前章で学びました。続く第三十八章には、「徳」「仁」「義」「礼」など […]

No.61 幸福の基準は自分にある

◇少し落ち着くと、たちまち志を失ってしまう◇ 人間の気持ちには、本当にあてにならないところがあります。名利や作為の欲望を超え、無為自然の生き方に一度は目覚めたとしても、少し落ち着くとたちまち志を失ってしまうことがあります […]