No.64 未来へ陰徳を積む生き方

◇「仁」にもレベルがある◇ 儒家思想における一番のキーワードは、何と言っても「仁」です。仁は、人を表す「イ」と「二」が組み合わさった会意文字で、人が二人いることを意味しています。二人というのは自分と相手のことで、「明確な […]

No.63 そこに居てくれるだけで救われるという人間力

◇天徳の道家、人徳の儒家◇ 「先天の徳」は、老子の言う「樸」、つまり荒木にあたるものです。私たちが元々持っている個性や天性、天分がその内容で、これが道家(老子などの教え)の徳の意味となります。

No.62 徳が下がると、仁や義が唱えられるようになる

◇徳・仁・義・礼の順で下がっていく◇ 何も為さないのに、何でも為していく。爪先立った欲が無くて静かでいるから、天下は自然に定まることになる。そういう内容を前章で学びました。続く第三十八章には、「徳」「仁」「義」「礼」など […]

No.61 幸福の基準は自分にある

◇少し落ち着くと、たちまち志を失ってしまう◇ 人間の気持ちには、本当にあてにならないところがあります。名利や作為の欲望を超え、無為自然の生き方に一度は目覚めたとしても、少し落ち着くとたちまち志を失ってしまうことがあります […]

No.60 余分なことはしない、そのほうがよく育つ

◇否定の否定による肯定◇ 為さないから為さない事がないというのは、否定の否定によって肯定を導いていく論法です。「手を加えないことで一切を行っていく」という意味なのですが、こういうあり方の例はいろいろあるでしょう。(あれこ […]

No.59 何も為さないのに、何でも為してしまう

◇必要なときに、必要な人や物や機会に恵まれてしまう◇ 人生の達人と呼ばれる人がいます。特に意図しなくても、物事が上手く運ぶ人のことです。彼は、「これをしなければ」「あれをやらなければ」という作為の意志を超えて生きています […]