その34 あらかじめ勝っておくのが最高の勝ち方

負けない防御と、勝てる攻撃。そのために自軍には「負けない形勢」をつくり、情勢の変化を注視しながら、敵に「勝てる形勢」を待てというのが「軍形篇」の主題です。 そのために、地の底の底に兵を隠し、天の上の上で兵を動かせと孫子は […]

その33 防御と攻撃、どちらもその形勢が相手から分かり難いことが重要

それから、防御にせよ攻撃にせよ、こちらの形勢が相手から分かり難いことが重要です。そのために孫子は、防御の際は「地の極まるところの下に兵力を隠し」、攻撃の際は「天の極まるところの上で兵力を動かせ」と教えました。

その32 味方同士の心と心に、溝や隙間を生じさせないこと

さて、相手から見て「これは勝てないな」と思う状況を、どうやってつくるかです。その基本は、隙(すき)をつくらないことにあります。 君主と側近、政治家と国民、中央と地方などの間に、隙が生まれないよう注意しなければなりません。 […]

その31 形勢~攻撃と防御は一体なり!

大した努力もせず、勝利を神頼みしている人をときどき見かけます。今出来る準備が不足し、予(あらかじ)め自分のほうでやっておくべき用意が不十分なまま、相手のミスや失敗に頼っているのです。そういう怠慢さを、孫子はとても嫌いまし […]

その30 敵を知り、己を知れば、百戦しても危険は無い

「四、味方の態勢を万全に備えた上で、敵の不備に当たれば勝つ。」 これが、勝利を見通すための五カ条の四番目です。「態勢が万全」の原文は「虞」で、「虞」には恐れる、心配するという意味があります。前もって不安な事柄を洗い出し、 […]

その29 指導者と国民が同じ目標を持っていれば勝つ

「彼を知り己を知れば、百戦して殆(あやう)からず」。これは『孫子』の中で、最も知られた言葉の一つです。敵を知り味方を知れば決して負けないというこの教えを、政治や経営の心得としている人は現代にも沢山います。 でも、この言葉 […]