その82 人間は、一面だけで判断出来る存在ではない

チャイナ戦国時代に韓という国があり、その国王「安」の子に韓非が生まれました。韓非は若い頃、荀子に学びます。また、実際的な政治改革の実践者である商鞅(しょうおう)が残した教えを吸収し、やがて性悪説に基づいた法家思想を大成さ […]

その81 人間の本性はどちら? 性善説と性悪説

中国思想の特徴の第五は、多面的人間観を持っているということです。性善説と性悪説の双方を兼ね備えることで、人を善・悪どちらか一面に固定させません。善い面と悪い面の両方を、多面的に観ているのです。 誰にでも、困っている人を見 […]

その80 名利にあくせくするようでは、人間が軽過ぎる

中国思想の特徴の第四は、「山の思想」と「谷の思想」があるということです。「山」は堂々とした威厳であり、そのバックボーンとなっているのが「山の思想」です。先述の「修身斉家治国平天下」を教える儒学が、その人の「山」を作り上げ […]

その79 自分が変わらなければ国は変わらず、天下も良くならない…

中国思想には、いくつかの特徴があります。それらを知りますと、思想の全体像を掴めることになります。 その第一は、今述べた通り経世的、現実的であるということです。例えば『論語』に、「民から信頼を受けることなら出来るが、民に情 […]

その78 第4章「綜學各論~中国思想と仏教思想」

◆中国思想概論◆ ◇インドは宇宙的、チャイナは政治的、日本は綜合的◇ 本章では綜學の各論として、中国思想と仏教思想について述べます。まず中国思想からですが、既に武士道のところで朱子学などに触れています。ここでは中国思想の […]

その77 武士道は国民精神の基本

本章では、綜學の三本柱である「知の文明法則史学」「情の大和言葉」「意の東洋思想」を解説し、三つ目の「意」の内容として武士道を述べてきました。 武士道精神は、決して過去のものではありません。「知の文明法則史学」のところで説 […]