その109 空海の生まれ変わりが出現すべきとき!

それにしても、唐に学んだ空海は、なぜ日本に帰ってきたのでしょうか。いくら高僧の恵果から密教の全てを受け取ったとしても、そこからの活躍は唐に在ってこそ果たされると考えるのが自然です。元々20年の留学期間が認められていたので […]

その108 大宇宙と自分を結び、生命と人間を大肯定する知行合一の教え

もう一度、顕教と密教について述べておきます。顕教は人間仏陀が教えた“普通の仏教”のことです。それに対して密教は、顕教の背後にある根源仏が示す教えです。根源仏とは、大宇宙の根本原理である大日如来のことであり、根源仏から直接 […]

その107 全ては一つにまとまり、一つの中に全てが生かされている

仏性は「宇宙と結ばれた個々の本性」です。全ての存在に仏性が宿されており、誰でも「目覚めた人」になれるということを悟る段階が第八住心でした。続く「第九住心」では、その仏性の大本を「統一」というカギによって究明していきます。 […]

その106 インテリに、ヤル気や情熱に乏しい人が多いのはなぜか?

第七住心は、物事を区別したり差別したりする表観的な「囚われの心」を超え、生ずることも滅することも無い「空の世界」を覚る段階でした。でも、それが行き過ぎると、「空の思想」は虚無主義を導いてしまいます。 ところで、インテリ( […]

その105 自分だけ幸せになっても仕方ない、ということに気付けるかどうか

自分だけが救われる小さな乗り物、それを「小乗」と言います。自分一人ではなく、仲間と一緒に救われていく大きな乗り物、それが「大乗」です。釈尊の説いた慈悲の心を実践するためには、当然のことながら大乗に立たなければなりません。 […]

その104 ああ自分は、なんて自己中心的で小さかったのだろう…

空海の説いた十段階の「心の進化プロセス」、それが「十住心論」です。「住心」は心の住むところであり、その第三住心まで解説しました。 第一住心は、道徳心や宗教心が乏しく、欲望に従ってのみ生きている動物的段階。第二住心は、道徳 […]