その113 堕落した比叡山に失望し、疑問を抱き、やがて新たな宗派を興す!

最澄が比叡山延暦寺を創建したのは、まだ平安時代初めの延暦7年(西暦788年)のことでした。延暦寺は、日本仏教の根本道場であり、都の鬼門を守る国家鎮護の大寺として建立されました。 ところが、どんな組織・団体にも“経年劣化” […]

その111 あなたが自分自身を信じている以上に、私はあなたを信じる!

神社やお寺にお参りすると、何とも言えない清々しい気持ちになります。心身に溜まっていた暗い気分が、お祈りで祓われるからです。さらに、神職に大幣(おおぬさ)でバサバサと祓って貰えば、もっと清まることになります。 最澄の時代、 […]

その110 既成仏教に失望!なんと最澄は“仏教界での出世”を捨ててしまう!

空海と共に唐に渡った、もう一人の有名な僧が最澄(767~822、神護景雲元年~弘仁13年)でした。最澄は、その名の通り最も澄んだ理知的な思想家です。大変真面目な性格を持ち、自分を誇張させて見せようとするようなタイプではあ […]

その109 空海の生まれ変わりが出現すべきとき!

それにしても、唐に学んだ空海は、なぜ日本に帰ってきたのでしょうか。いくら高僧の恵果から密教の全てを受け取ったとしても、そこからの活躍は唐に在ってこそ果たされると考えるのが自然です。元々20年の留学期間が認められていたので […]

その108 大宇宙と自分を結び、生命と人間を大肯定する知行合一の教え

もう一度、顕教と密教について述べておきます。顕教は人間仏陀が教えた“普通の仏教”のことです。それに対して密教は、顕教の背後にある根源仏が示す教えです。根源仏とは、大宇宙の根本原理である大日如来のことであり、根源仏から直接 […]

その107 全ては一つにまとまり、一つの中に全てが生かされている

仏性は「宇宙と結ばれた個々の本性」です。全ての存在に仏性が宿されており、誰でも「目覚めた人」になれるということを悟る段階が第八住心でした。続く「第九住心」では、その仏性の大本を「統一」というカギによって究明していきます。 […]