旧文明、旧体制の崩れる音が聞こえるか

◇音を超えた音を聞け◇ まだまだ第四十一章が続きます。もう少し本章の「謎かけ」にお付き合い下さい。 「大きな音は微かな声だ」。大きな音なのに微(かすか)に聞こえるというのですが、これは一体どういうことでしょうか。

No.96 大器晩成であった龍馬、西郷、海舟

◇大人物ほどゆっくり成長し、晩節に至っても成長を止めない◇ 第四十一章の、一番有名な言葉である「大器は晩成する」に辿り(たどり)着きました。大人物ほどゆっくり成長し、晩節に至っても成長を止めない、というのが「大器晩成」の […]

No.95 懐に「狂気」を忍ばせよ!

◇いざというときの切れ味や鋭さを失ってはならない◇ 四角いものがあり、それが無限に大きくなれば一体どうなるでしょうか。老子は、四角であるという形状自体に意味が無くなると言いました。「無限大の方形は、隅角(ぐうかく)が無い […]

No.94 大きいと有り難さが分からなくなる

◇不足や不満ばかりが口から出てくる◇ 「広大な徳は、不十分であるかのようだ」。これは、広大過ぎると有り難さが分からなくなり、却って欠けているかのように見えてしまうという意味でしょう。

No.93 清濁を併せ呑む

◇最高の白は、黒く汚れている…◇ 老子の謎かけが、さらに続きます。「最高の白は、黒く汚れているかのようだ」と。「最高の白」とは、本物の白のことです。何事も本物になればなるほど、人工的な白さから離れ、自然な白色になってまい […]

No.92 山の威厳と、谷の器量を併せ持て

◇儒家の「後天の徳」、道家の「先天の徳」◇ 「徳」は、儒家(孔子など)と道家(老子など)が、同じくらい好んで使う言葉です。儒家が「徳」と言う場合、自己啓発によって磨かれた「後天の徳」を指す場合が多いのに対し、道家では持っ […]