いっそのこと禅寺や武道場が、政治家育成講座をはじめたらどうか

こんにちは。西日本3連戦を終えて浜松に戻りました。
今日は本暦(旧暦)九月九日で、「重陽の節句」にあたります(旧)。
奇数が陽数ですが、その最大数である9が重なるので「重陽」といいます。また本日は、二十四節気の「霜降」でもあります。

◆くにうみ政経塾に参加して下さった淡路市長の門康彦(かどやすひこ)氏が、ブログに綜観の講演要旨を書いてくれました。
http://www.kado.tv/blog/archiv……_3435.html

◆明日は野田佳彦首相のお膝元、千葉県船橋市で200名の経営者・経営幹部を相手に講演します。主催は日創研・千葉経営研究会です。
また28日(日)は遠州公開講座、30日(火)は人間力養成塾です。

平成24年度・遠州公開講座 『古事記』日本神話に秘められた国の原点
和のクニ日本をもっと好きになろう! よみがえる日本神話のコトダマ
1300年の時の流れを超えて、いま神代の人々との対話がはじまる。
日時:10月28日(日)午後1時半開場 開始2時 終了4時40分
会場:遠江一宮 小國神社・研修室
参加費:3000円 懇親会費:5000円(さのや会館)
お申し込み:内田鉱二さん(実行委員長)電話0538・43・2855(代)
enshu21@hayashi-hideomi.com

リーダーのための人間力養成塾(東京) 10月30日(火)午後7時~9時半
「リーダーの魂に種を植える」をテーマに、幕末志士たち共通の師・佐藤一斎の教えを学ぶ。30~40代の学びが、あなたの人生を大きく左右する!
其の三 人間の器量は「山」と「谷」の落差にある。世間第一等ではなく、古今第一等の人物となれ。読書好きで終わらないための心得。他
会場・参加費などは、主催者までお尋ね下さい。
主催:〒150-0001東京都渋谷区神宮前1-1-1原宿TH7F
株式会社ライフスタイルプロデュース  http://lifestyle-pro.jp
申込→ junya@lifestyle-pro.jp (荻野淳也さん)

◆本メルマガの読者から、野田首相への辛口の意見を書いて欲しいというご要望を頂きました。綜観が思うに、野田首相は精一杯頑張っています。
確かに人事も政局運営も混乱続きですが、それが民主党政権の実力ということではないでしょうか。

今は日本再生へ向かう過渡期です。民主党政権も、過渡期の政権の一つです。現象的には、政治は今後益々混乱するでしょう。数年間は群雄割拠です。
その後、国民が本物の政治家を求めるようになり、“新政府”の誕生へ向かうことになるでしょう。

こういう時代ほど、流れの表層に囚われることなく、本流や深層を読み取る目が重要になります。人物学と歴史学を、しっかり学んでまいりましょう。

●日記● 平成24年10月18日~22日

★☆いっそのこと禅寺や武道場が、政治家育成講座をはじめたらどうか

10月18日(木)、政経倶楽部連合会・名古屋支部で「勝海舟」を話す。
開国論者であり、さらに江戸城無血開城を進めた勝は、刺客の襲撃を何度も受けていた。日本と幕府を売る犬というわけだ。

実際に怪我させられたこともあったようだが、大抵は手玉にとって追い返したという。その胆力は、若い頃に約4年間稽古した、座禅と剣術の賜であった。
座禅は呼吸力を、剣術は中心力を身に付けさせたのだ。

呼吸というものは、長い息の者を大きく見せ、短い息の者を小さく見せる働きがある。ゆったりした息が大物の呼吸、せかせかした息が小物の呼吸であるということに異論はなかろう。

また、丹田を中心に、統一された動作をすれば美しく見える。手足の動きが、腰から伸びているかどうかだ。それと反対に、腰が抜け、手足が腰に繋がっていなければ、不格好に映るのも当然だ。

殆どの刺客は、緊張で重心が上がり、呼吸が短くなっている。肩に力が入り、剣が震えているのだ。座禅と剣術を修行した勝から見れば、たちどころに「こいつでは、この俺を斬れねえよ」と分かる。まさに呼吸力と中心力の差で追い返したというわけだ。

この呼吸力と中心力は、今の政治家にも大いに必要だ。修羅場を潜った他国の指導者と、丁々発止と渡り合わねばならないのだから、まず人物の基本から鍛えておく必要がある。最近流行の政治塾に欠けているのは、まさにこの点だ。
いっそのこと禅寺や武道場が、政治家育成講座をはじめたらどうかと思う。

広島を超えて「日本中に広めよう」という意志が起こってきた

10月20日(土)、本日より西日本3連戦。日本改新(日本の再生)と文明維新(共生文明の創造)のため、一講一講、腹からコトダマを発していこう。今日は岡山で「佐藤一斎」の初回を話す。

10月21日(日)、広島文明維新塾で「経営の神様は、こう語った」
第5回を講義。林の思いを「広島に広げよう」ではなく、広島を超えて「日本中に広めよう」という意志が、いよいよこの塾に起こってきた。

人生の舞台である「大局」を地元のみに置いている内は、なかなか人物は育たない。幕末志士たちを見よ。みな藩を超えて日本全体を相手にしたではないか。高杉晋作のように長州藩を活動の基盤にした者もいるが、あくまで日本を変えるために藩を“活用”したに過ぎない。

参加者全員が、全国に飛び出す必要はない。会の中に一人か二人、日本を相手にする者が現れたらいい。三人いたら、もう勉強会ではなくて活動体だ。

10月22日(月)、神戸の今啓林会で、昨日と同じ内容を講義。
終了後、林塾1期生の福丸孝之塾士(大阪府茨木市議)と居酒屋でじっくり話し合う。林塾の進化のため、「ゆらぎ」が必要になっている。
今日の上弦の月は、とても綺麗であった。