目力を出せ! 気迫で負けるな!

おはやうございます。
今日はこれから福山(広島県)に向かいます。

●日記● 平成24年12月8日~13日

★☆会津立志セミナー20周年記念講演会

12月8日(土)、会津立志セミナー20周年記念講演会を開いて頂く。会津で最初に講演したのは、平成5年の10月5日(火)であった。会場は会津若松ワシントンホテル。テーマは「21世紀・日本への提言」経営の大局観と企業真価の確認~松下幸之助から学んだこと~。
約120名がご参加下さった。

さて、それから20年が経った今日のテーマは「会津の心は日本の心、国難を救う会津武士道精神」。会場は20年前と同じワシントンホテル。平成5年以来の懐かしい面々が多数集まって下さり、同窓会の熱気となった。

会津は、名利に囚われない人物が育つところだ。昭和の骨太の政治家・伊東正義先生もその一人で、官房長官や外相を務めた大物政治家であった。戊辰戦争で戦った会津藩士を祖父に持つのだから、生粋の会津人である。

総理の座を蹴飛ばした男

伊東先生は、総理の座を蹴飛ばした男と呼ばれた。自民党総務会長を務めていたとき、リクルート事件が起きた。未公開株の不正購入事件であり、なんと首相も絡んでいたのだ。

急場を凌ぐため、廉潔な人物に総理をやってもらおうということになり、金や地位、名誉に執着しない高潔な人格の持ち主である伊東先生に白羽の矢が立った。こうなったら、誰よりもクリーンな伊東先生に託すしかないというわけだ。

しかし、伊東先生は断られた。
自分は陰に生きるのが似合っている、側近が天分であると固辞したのだ。

伊東先生は、利権がらみの要求に一切応じない実直な人であった。資金集めのパーティなども、やらなかったという。

政治改革は政治家改革から

官房長官時代(第二次大平内閣)は、内閣機密費に殆ど手をつけなかった。叙勲の打診が来ても全て辞退されるし、銅像を建てようという話も強く断られた。(死後になってから後援会の熱意で建立)。

大平正芳首相が選挙中に亡くなったときは、官房長官の伊東先生が臨時首相代理に就かれた。首相代理だからVIP車に乗ることになる。急用のときはサイレンを鳴らせるのだが、これをとても嫌がられた。仕方なく鳴らして進むときなどは、他の車に対して車内で「すみません」と頭を下げながら先を行ったという。

伊東先生の清廉な生き方を思うと、こうしてパソコンを打ちながら涙が溢れてきてしまう。こういう政治家が本当に少なくなった。世の中を良く泳ごうとする輩ばかりが目立っているではないか。だが、必ず本物の政治家が求められる日がやってくる。そう信じて、愚直に志士政治家を育てていこう。政治改革は、政治家改革から起こるのだから。

(伊東先生のエピソードは、平成17年3月15日から25日の間に、産経新聞に9回に渡って連載された「凛として」を参考にさせて頂いた)。

会津士魂に学び、国難を救おう

会津人に代表される、不撓不屈の精神で逆境をじっと耐え、苦難を越えていく東北人の生き方はどこから来たのか。幕末の戊辰戦争で激戦地となった会津には、武士道精神が今も脈々として流れている。

名利よりも大義を重んじ、裏方に徹して決して表に出ようとはしない。会津は、そういう伊東先生のような傑物を、多く出してきた地である。と同時に会津は、謹厳な傑物を呼び込むところでもある。

伝教大師最澄との論争で、一歩も引けを取らなかった徳一上人。徳一は、奈良仏教界での出世を捨てて会津の地を目指した。

実直・謙虚な性格で兄の徳川家光を助け、会津松平初代となった保科正之。信州高遠藩主であった正之は、やがて会津を任されることになる。正之の性格と会津の気風。この出会いは、決して偶然ではあるまい。

その保科正之が定めた「家訓」第一条に、「会津藩の大義は将軍守護にある。これに迷うなら我が子孫ではない」とある。この一言を守って京都守護職に就き、損を承知で火中の栗を拾った松平容保。あるいは、官軍(西軍)に攻められた折り、会津城に立てこもった武士の奥方や娘たちの奮戦。
そして白虎隊の悲劇など…。

会津の心は日本の心と言われている。
会津士魂に学び、力を合わせて国難を救おうではないか。

★☆目力を出せ! 気迫で負けるな!

12月9日(日)、総選挙に出馬している林塾・塾士の応援で関東へ。
選挙区外からの応援は、地元でがんばっている陣営を元気にする効果がある。

12月11日(火)、東林志塾(浜松)で「経営の神様は、こう語った」第8回を講義。目力を出せ! 気迫で負けるな! 来年に向けて、檄を飛ばした。

12月12日(水)、人間力養成塾(東京)で佐藤一斎の『言志録』を講義。
後半は、平成25年度「年頭立志マンダラ」の発表。綜観は一人ひとりにコメント。厳しいことも率直に言わせて頂いた。

12月13日(木)、総選挙に出馬している林塾・塾士の応援で関西へ。
結婚式披露宴に新郎新婦の個性が出るように、選挙も候補者の個性が如実に出る。あと2日、ラストスパートだ!