流されているように見せかけながら、少しでも向こう岸に近付いていこう

こんにちは。強い寒気が日本列島を覆っています。
浜松も寒風がきついです。
今日は本暦(旧暦)十二月十五日ですが、満月は明日になるようです。

◆明日27日は東京、明後日28日は福島県白河で講義します。

綜學義塾(東京)1月27日(日)午後2時~5時
平成25年度:時局講演
「今後の政局と我々の使命」文明の大局から見た2013年の意味
研修全体の狙い→世界と日本の大局を掴んで、経営者としての覚悟を据える
会場:日本大学桜門会館(千代田区五番町2-6)JR市ヶ谷駅徒歩2分
受講料:一律5000円 懇親会費別途(午後5時~7時)
綜學義塾事務局:03・3700・5511(新舘建設株式会社内)

双林塾「東北の志」復興講座 1月28日(月)午後6時半~8時半
「意の学び」其の一 中国思想 編
「人間力は中国思想で鍛えよ」
孔子、孟子、老子、荀子、韓非子、孫子、王陽明
会場:林′養魚場 ますつり公園 にじます亭(福島県西白河郡西郷村)
受講料:4000円
主催:綜學社 福島県支部  協賛:林養魚所
お申込・お問い合せ:090-2436-0027(野地数正さん) info@kajiblue.com

●日記● 平成25年1月20日~25日

★☆流されているように見せかけながら、少しでも向こう岸に近付いていこう

1月20日(日)、浜松から広島に移動し、広島文明維新塾で講義。
「経営の神様は、こう語った」の8回目。以前と違い、講義終了後の交流会が、単なる近況報告会になっているのが残念だ。仕切り直しが必要だと思う。

ところで、TPP(環太平洋戦略的経済協力協定)について、安倍総理はどういう決断を下すつもりか。アメリカ側は安倍総理に参加を迫るらしいが、交渉に参加するなら国益を損ねないよう注意して欲しい。TPPの背後には、「F1」という遺伝子組み換え種子の普及があるとも聞く。

「F1」の「F」はFamily、「1」は1世代で、この種子は1世代しか使えない。一回限りの収穫→食用で終わってしまい、次の世代の「種もみ」として役立たないという。収穫した種を蒔いたところで、いいものは全然育たないのだ。

これを広めると、どうなるか。「種もみ」が育たないのだから、毎年種子を扱う会社から買い続けなければいけないことになる。つまり、種を永遠に支配されるというわけだ。どうやら既に多くのF1が日本に上陸しており、何とか守れているのはコメの種子くらいらしい。こうしたやり方は、生命の基本からも「共生文明」の理念からも外れていると思う。

このアメリカの食糧戦略が本当にTPPと共に進むというならば、これに対する安倍総理の対応は如何に。たいした備えもないまま賛成するのではなく、協定の項目毎によく考察し、ダメなものはNOと言って欲しい。総理の言う戦後レジームからの脱却の中に、アメリカ支配からの自立がどの程度入っているのかについて、とくと拝見させて頂こう。

まあ、今はまだアメリカに従いつつ、中国の膨張を抑えるしかないのが現実だ。
様々な対日要求を呑み込みながらも、諦めないで日本の自立を確立していく以外に道はないだろう。が、コメの種子をF1に独占されることだけは、食糧安保の立場からも避けて欲しい。

それと、関税自主権は国家存立の基本だということを肝に銘じて、国益を損なわないよう慎重に交渉して頂きたい。

こういう時代の外交は、川を渡るときと似ている。流れに逆らった態度ばかりでは、体力を失って溺れてしまう。流されているように見せかけながら、少しずつ向こう岸(目的)に近付いていく。そういう道家流の柔弱さと、孟子の教える不屈の忍耐が、日本国民に一番必要とされているときだ。

覇道大国であるアメリカと中国に挟まれた日本。
これから先、厳しい外交が続くだろう。

★☆転換期は、あっと言う間に時間が過ぎていく

1月21日(月)、広島から神戸に移動。以前「日記」で紹介した、杉山手技療法研究所で治療を受ける。

院長の杉山秀樹さんは25年ほど前、浜松まで林を訪ねて来た。
そのとき林から受けた言葉で、東洋医学の治療家になることを決意したという。
http://sugiyamasyugiken.com/prof.html

杉山院長の手技は、古神道の「手当て」に通じるもので柔らかくて無駄がない。西洋医学でも中国医学でもない、日本医学の道を進んでいるのだと感じた。

話は変わるが、転換期はあっと言う間に時間が過ぎていく。
次の時代を熱心に語っても、全然理解されない。そういう閉塞感が続いたかと思うと、何かのきっかけで、多くの人が気付く時代がサーッとやって来る。
そして、それが常識化すると、それまでの訴えは、たちまち時代遅れとなってしまうのだ。

ずっと前、「やがて東洋の時代が来る」と言っても、誰も相手にしてくれなかった。やがて東洋に注目する人が増えてきて、「新しい文明は東から生まれる」という言葉に大きな拍手が出るようになった。

でも今は、それだけでは古い。単に東洋云々するだけでなく、もっと先を示せないと時代を創るエネルギーは出てこない。先頭を走っているつもりが、気が付いたら一周遅れ。そうならないよう、常に勉強を続けなければならない。

★☆林塾「政治家天命講座」第8期1月合同例会~京都に約100名が参集

1月22日(火)、大阪府茨木市議選に出馬している福丸孝之塾士(林塾1期生)と、上田ミツオ塾士(林塾5期生)の応援をする。福丸候補のところでは寒風に負けることなく選挙カーに5時間乗り、上田候補の応援では個人演説会の弁士を努める。林塾の仲間が多数支援に入っており、みな雄弁闊達で頼もしい。

1月23日(水)~24日(木)、林塾「政治家天命講座」第8期1月合同例会で講義(二日間で5時間)。全国から約100名が、京都三条大橋東詰のホテルに参集。大交流会は、鴨川を干すかと思うほど凄まじい熱気で沸騰した。

講義テーマは「政治家としての原点・大局・本氣・徹底」と、「松下村塾と松下政経塾から林塾が継承すること」。
林塾出身者が日本再生の中心軸となるよう、魂を込めて話した。

合同例会終了後、綜學社研修所で林塾・国是部会の会議を催す。
参加者は下記の3名と綜観。政策の深い練り合いが6時間近くに及んだ。
布田拓也塾士(3期生・国是部会長・大阪府泉佐野市議)
井坂信彦塾士(1期生・衆議院議員・兵庫1区)
畠中光成塾士(5期生・衆議院議員・兵庫7区)
また、鍋奉行として5期生の濱野夕希子塾員が助けに来てくれた。

1月25日(金)、岡山アイナリーホールで「年頭立志マンダラ」の作成指導。
講座終了後、5日遅れの誕生祝いをして頂いた。感謝御礼。
午後6時過ぎ、5泊6日の西日本遠征を終えて浜松に帰着。