林塾は、どの政治塾・政党よりも大局に立っている

こんにちは。
東京→仙台を回りました。ぽかぽか陽気ですね。
浜松に戻る途中の新幹線の中から配信します。

◆明後日10日(日)は東京、12日(火)は浜松で講義します。
綜學義塾(東京)3月10日(日)午後2時~5時
孔子と『論語』其の一 2500年間生き続ける東洋思想の巨人
研修の狙い→仁、義、礼、徳などの意味を学んで人間の基本軸を養う
会場:日本大学桜門会館(千代田区五番町2-6)JR市ヶ谷駅徒歩2分
受講料:一律5000円 懇親会費別途(午後5時~7時)
綜學義塾事務局:03・3700・5511(新舘建設株式会社内)

東林志塾(浜松)3月12日(火)講義開始は午後7時
昭和の大思想家・パナソニック創業者「経営の神様は、こう語った」第11回
国難の日本。今こそ、松下幸之助塾長の原点に帰ろう!
政治がぼんやりしている、日本独自の政治をつくり出そう。
なんとかせんといかん、なんとかせんといかん、日本はこのままではあかん。他
※江口克彦著『松下幸之助【随聞録】心はいつもここにある』PHP文庫を使用
会場:21世紀倶楽部(静岡新聞社・静岡放送プレスタワー)
参加費:オブザーバー3000円
電話053・473・5715(事務局・野上孝さん)
→ hm813722@fsinet.or.jp

●日記● 平成25年3月6日~7日

★☆林塾は、どの政治塾・政党よりも大局に立っている

3月6日(水)、昼過ぎまで庶務と本日の講義準備。午後6時から3時間、林塾「政治家天命講座」第8期・関東3月例会で、文明法則史学を話す。

21世紀は、東西文明が交代する世界史激変の転換期だ。ヨーロッパの衰亡と民族主義の台頭、アメリカの世界指導力の衰退、中国の急激な膨張、中東イスラム勢力の活発化など、世界で起こっている動きは文明周期論を基にすると鮮やかに見えてくる。

激動期にあっては、文明の大局をモノサシにしないと、国家経営の見通しが立たない。林塾は、どの政治塾、政党よりも大局に立っているものと自負する。

今日は、塾士・塾士補9名+塾生4名の計13名が参集。また、政経倶楽部から吉田平理事長と伊澤裕一郎事務局長の2名がお運び下さった。

★☆世界優秀女性起業家賞と、日本発「人類大家族構想」の実践

3月7日(木)、政経倶楽部連合会・東京例会に参加。今日の講師は、政経倶楽部の会員で、カリスマ女性経営者の谷口郁子さん。谷口さんは、調剤薬局の経営(薬剤師)、病院経営コンサルタント、介護支援事業など、医療・介護分野で幅広くご活躍。2002年には世界優秀女性起業家賞を受賞された。

谷口さんの話は、とにかく温かい。人間愛に溢れている。その活動を一言で言わせて頂くなら、日本発「人類大家族構想」の実践となるだろう。谷口さんはこの日、政経倶楽部・東京支部長に就任して下さった。

この例会に、林塾から以下の4名が参加。
新村和弘塾士(1期生・浜松市議)
清水正康塾士(1期生・長野県宮田村議)
柳毅一郎塾生(8期生・千葉県浦安市議)
山中崇寛塾生(8期生・浜松市で活動中)

また、参議院議員で前内閣官房副長官の長浜博行氏(松下政経塾2期生)が冒頭に国政報告。最後の締め括りは綜観が担当。講師の谷口さんの活動を原点・大局・本氣・徹底に置き換えつつ、それを感想として述べさせて頂いた。

次回の政経倶楽部・東京例会は、4月6日(土)に開催。午後3時から。
講師は前内閣総理大臣の野田佳彦氏。綜観も講話の予定。
一般社団法人・政経倶楽部連合会→  http://www.seikei-club.jp

文明転換のピークは、まだこれから

仙台に移動し、午後6時から林塾「政治家天命講座」第8期・東北3月例会で講義。内容は昨日の関東講座と同じ(文明法則史学)。塾士・塾員8名と塾生5名が集まる。

文明法則史学の創始者は、市井の大学者であった村山節先生。村山先生が東西文明の交代を発見されたのは、およそ75年前のことである。21世になると、西の文明は衰亡し、東の文明が興隆すると。

文明交代期は800年毎に起こり、約100年間続く。
村山先生は、1975年頃から交代期に入ったと分析され、1975年以降を4期区分して、その様相を説明されていた。それを元に綜観の見解を加えると下記のようになる。

第1期は1975年~2000年だから、既に終わっている。
この間、西の文明では西欧の没落、アメリカの社会病理、東欧の激動、ソ連の解体が起きた。これに対して東の文明では、日本を先頭に韓国・台湾・シンガポールなどが成長し資力が集まった。

第2期は2000年~2025年。今現在だ。
西の文明では、EUが混迷して民族主義が高まり、アメリカの指導力低下がする。東の文明では、イスラムが台頭し、中国が急激に膨張し、新文明に必要な技術・発明日本から起こる。

第3期は2025年~2050年で、この頃が文明転換のピークとなる。
環境破壊・異常気象・天変地異が世界的に発生し、食糧危機に伴う人口移動が心配される。膨張資本主義は、中国経済の崩壊、ドル基軸通貨の終焉と共に幕を閉じる。中東などで大規模戦争の危険が高まる。この世界的危機を救おうとして、学術維新(共生哲学・綜合学問)が日本から興り、いよいよアジアルネサンスが始まる。

第4期は2050年~2075年。
この頃になれば、文明交代期の激動が落ち着いてくる。日本人は世界で活躍しているだろう。※なお第3期の文明転換現象は、早いものは第2期から起こってくる。

我が国は、日本史上最大の危機にある

文明交代期には“膨張帝国”が登場し、それまで栄えていた文明を終わらせていく。800年前はモンゴル帝国による世界征服、1600年前はフン族とゲルマン民族の大移動、2400年前はアレクサンドロス大王の東方大征服がそれであった。

今回は、膨張する中国が、その役割を担うことになってきたようだ。中国は、世界中からエネルギー・資源をかき集め、ロシアやアフリカの土地を使って漢民族の食糧を確保しようとしている。海軍力の増強に努め、太平洋やインド洋に勢力を広げ、大国化の道をまっしぐらに突き進んでいる。既に、漢民族による民族大移動が起こっていると見てもおかしくはあるまい。

しかし、この国は内部に大きな問題を抱えている。PM2・5などの大気汚染、水質汚染と水不足、土壌の汚染、緑の消滅と砂漠化、政治の腐敗堕落、貧富の格差拡大、政治的抑圧に対する民衆の不満、少数民族に対する弾圧、新興宗教の台頭など、数え挙げればきりがない。

そういう中でも、軍事力は膨張し続けるだろう。日本は、このいつ爆発するか分からない膨張国家を隣に持つことになった。我が国は今、日本史上最大の危機にあるのだ。

文明交代期を突破できる政治を起こそう

国会中継を見たら、左翼系の議員が、相変わらず憲法改正反対を訴えている。暢気なものだ。愚かな質問に、いちいち答弁しなければならない安倍首相が哀れでならぬ。日本を変え、世界を救うために、やらねばならないことが山ほどあるのに。首相の時間が本当に勿体ない。

アメリカの覇権は、2020年~2040年頃に失墜すると予想する。ドルが基軸通貨の地位から転落し、中国に対する軍事力的優位が保てなくなる可能性がある。

そこまで行く前に、文明交代期を突破できる政治を起こさねばならない。国防は勿論のこと、特に食糧危機とエネルギー危機に対応可能な本格的政権を樹立させたい。それが、新日本SS(ソーシャル・システム)の誕生だ。

これから先、自給力が国力のキーワードになると予想する。食糧とエネルギーの自給、希少資源の確保。そのための発明や技術革新を徹底的に進め、そこから産業振興と雇用確保を導こうではないか。「芋発電」や「藻油田」(石油とほほ同じ成分を生成する藻による油田)など、可能性の高い方法がいろいろ出てきた。やれば出来るのだ。

医療や介護の分野も重要だ。世界中の指導者の命を預かれるよう、日本の医療を世界ナンバーワン・レベルに進歩させよう。日本が潰れたら、各国の指導者の命は保証されなくなる。潰してはならない国になるということ。それも大きな安全保障だ。