長い間、講師を続けてきて、最近しみじみと思うこと

こんばんは。今日は春分の日でした。

◆外交評論家の岡崎久彦氏が、日本に対する中国の強硬姿勢は謎であり、どうしてそこまでやるのかよく分からないと述べています(「郷學」第82号12~13ページ)。

岡崎氏ほどの識者であっても、今まで通りの情勢分析が通用しない時代に入ったということでしょうか。

綜観は、文明法則史学を用いなければ、中国の動向を掴むことは難しいと思っています。中国は文明交代期に登場する膨張国家であり、その性格は強硬な拡大志向にあると。

しかし今、その強硬な姿勢がいいのです。
日本人がシャンとしますから。
騙されなくなるし、自立心も起こります。

反対に、甘い平和攻勢を仕掛けられたら、日本人は中国への備えを忘れてしまいます。

すっぴんでスレンダーな中国美人が、自然の中で見事な太極拳を演武。
そういうテレビコマーシャルが、確か30年くらい前にありました。
その清楚な美しさに、アジア文明の未来を夢見たものです。

そういう中国に対する幻想は、すっかり過去のものとなりました。

中国はウソを平気で言う国であるということがハッキリしたのです。
中国の一方的な態度からすれば、やはり南京虐殺は中国側のでっちあげ、尖閣諸島問題は言い掛かりでしかない、などと誰でも察しがつきます。

これから先、日本に対して再度温和な態度を取ってきたときが要注意でしょう。「やっと本来の中国に戻ってきた」などと思わせながら、日本人を骨抜きにしていくのです。平和攻勢は、一種のハニートラップ攻撃みたいなものです。

◆山梨県の青年会議所の有志から緊急依頼を受け、明後日22日(金)に伺うことになりました。要望は、兎に角(とにかく)叱って欲しいとのこと。
参加者の表情を見ながら、対話を交えつつやってみようと思います。

◆25日(月)から林塾「政治家天命講座」3月度例会で
九州(福岡)→中四国(岡山)→関西(大阪)を回り、
さらに28日(木)は双林塾(福島県白河郡)で講義します。

☆双林塾「東北の志」復興講座 3月28日(木)午後7時~9時
「意の学び」其の二 武士道哲学 編
「武士道~何に対して命を賭けるか」山鹿兵学と『葉隠』に学ぶ覚悟と本氣
会場:林′養魚場 ますつり公園 にじます亭(福島県西白河郡西郷村)
受講料:4000円
主催:綜學社 福島県支部  協賛:林養魚所
お申込・お問い合せ:090-2436-0027(野地数正さん) info@kajiblue.com

●日記● 平成25年3月15日~19日

★☆学び続ければ、心は必ず強くなる

3月15日(金)、岡山大和言葉セミナーで講義。今日は西洋思想を交えて話す。
実存主義哲学などは上手く伝わったか心配なり。

肉体を鍛えるのも、精神を練るのも、心得は一緒。学問も、継続しなければ進歩はない。学び続ければ、心は必ず強くなる。しかも柔らかくなる。
ゴールまで続ければ、感激の世界が見えてくる。

岡山が終了後、伊予三島に移動し、四国中央立志会・社員セミナーで講義。
「二宮尊徳」の最終回を話す。約80名の参加で、今回も会場は満席に。

尊徳の教えに「分度」と「推譲」がある。
分度は収入を計ること、推譲は余剰を貯めて後へ譲ること。
そうすれば破産することはなく、危機の発生にも耐えられることになる。

地方も国も世界も、財政は完全な破綻だらけ。尊徳が知ったら何と言う。
このまま滝壺に落ちていくのだろうか。日本再生は、崩壊後の話なのか…。

★☆林塾の2名を応援

3月16日(土)、午前中は四国中央立志会・社長セミナーで佐藤一斎『言志録』の最終回を話す。熱心な参加者が増えてきて嬉しい。

午後、岡山に移動。林塾の吉田龍一塾士(5期生・公設第一秘書)と合流し、佐々木ゆうじ塾生(8期生)の応援で赤磐市へ。準備万端、選挙戦は明日から。

3月17日(日)、午前中は「フリーチャイナ」の試写会で広島国際会議場へ。
中国政府は、法輪功という道教系の団体に厳しい弾圧を加えている。
その人権侵害の事実を、世界に訴えるためのドキュメンタリー映画。
インタビューを受けたので、綜観の中国観について話す。

午後は広島文明維新塾で「経営の神様は、こう語った」第10回の講義。
終了後、林塾のおぎ村ふみ規塾生(8期生)の応援で廿日市へ向かい、選挙事務所でミニ集会。支援者の方々に、笑いを誘いながら日本改新を訴える。

この応援に、広島文明維新塾の脇事務局長、槇田さん、永本さん、梶本さんが同行。また、この日は林塾の杉原利明塾士補(7期生・広島県三次市議)が終日応援に入ってくれていた。

佐々木ゆうじ、おぎ村ふみ規の選挙は、どちらも24日(日)が投票日となっている。

★☆長い間、講師を続けてきて、最近しみじみと思うこと

3月18日(月)、神戸の今啓林会で「経営の神様は、こう語った」第10回の講義。林塾の福丸孝之塾士(1期生・大阪府茨木市議・内務総監)が5名の大学生を連れてきてくれた。

長い間、講師を続けてきて、いろいろな人と出会い、最近しみじみと下記のことを思う。

「実力が高く、実績もあるのに、舞台が小さい人がいる。
勿体ないなあ。人生の原点を振り返り、大局を描き直したら、きっと素晴らしい人生になるだろうに。

世界がああだこうだ、日本がどうのこうのと、よく喋る人がいる。
しかし、大きなことを言う割には何をするわけでもない…。
残念だなあ。答は行動で示して欲しいのに。

いろいろな会に首を突っ込んで名刺を配り、有名人を見つけては知り合いになったと喜ぶ人がいる。それが行動らしいのだが、結局何がしたいのかなあ。」

3月19日(火)、綜學社・京都研修所に寄り、掃除と庶務。