我が松下村塾党は、まだ師の教えに応えていない

こんにちは。浜松では強風が吹いていますが、皆さんのところは如何でしょうか。浜松の場合、低気圧の影響なのか、遠州名物の空っ風なのか、どちらなのかよく分かりません。風はさておき、拙宅の藤が咲き出しました。

◆経倶楽部から新著が出版(構成:中込清美さん)。
『経営者のための近現代史入門講座』政経倶楽部編1000円です。
綜観も執筆陣(共著者)に加わっています。
ご注文はこちらへお願いします→ info@seikei-club.jp

◆明日9日(火)は浜松で講義します。初めての方も、お気軽にお運び下さい。
☆東林志塾(浜松・日内地孝夫塾頭)講義開始は午後7時
昭和の大思想家・パナソニック創業者「経営の神様は、こう語った」第12回
国難の日本。今こそ、松下幸之助塾長の原点に帰ろう!
PHP大学をつくりたい。こころを許して遊ぶような人は経営者にはなれん。
経営とは一見些細なことの積み重ね。名人達人だからこそ言える言葉。 他
※江口克彦著『松下幸之助【随聞録】心はいつもここにある』PHP文庫を使用
会場:21世紀倶楽部(静岡新聞社・静岡放送プレスタワー15階)
参加費:オブザーバー3000円
電話053・473・5715(事務局・野上孝さん)
お問い合せ→ hm813722@fsinet.or.jp

●日記● 平成25年4月6日

★☆部分観で行き詰まった現代文明を救うための綜合哲学

4月6日(土)、昼過ぎまで一般社団法人綜學社(安並潤代表理事)の企画会議。
事務局長の野地数正理事が、準備から議事進行に至るまで大変顔晴ってくれた。
野口理事とアドバイザーの高塚苑美さんにも感謝御礼!

「綜學」とは全体学のことで、部分観で行き詰まった現代文明を救うための綜合哲学を意味している。その内容に「文明法則史学」や「大和言葉の日本学」「儒家や道家の東洋思想」「側近学」「綜医学」などがある。

これらの研究・普及と、これから建設する道場の運営、さらに綜観の活動全体をまとめていく法人として、大いに発展させていく所存だ。
インターネットの活用も重要になると思う。

政経倶楽部連合会第100回記念大会に参加

午後は、政経倶楽部連合会(吉田平理事長)第100回記念大会に参加。
講師は前首相の野田佳彦氏。120名を超える参加者で賑わう。
前官房長官で野田氏側近の藤村修氏も飛び入りでご参加。
総理大臣の仕事は、日本国の大番頭なのだということがよく分かった。

野田前首相の後を受けて、綜観も主席顧問として20分ほど講話。
その中で高杉晋作の漢詩を紹介。

「墓を掃き芻(すう)を束ねて涙潜然(せんぜん)たり
しきりに愧(は)ず我党(わがとう)の遺篇(いへん)にそむくを
往事を懐(おも)へば恰(あたか)も夢の如し
花落ち鳥啼(な)き已(すで)に一年(ひととせ)」

我が松下村塾党は、まだ師の教えに応えていない

師の吉田松陰が処刑されてから一年が経ち、晋作はお墓の掃除をした。
江戸小塚原の罪人墓地に葬られていたときのことで、先生の無念を思うと、晋作は悔しくて涙を流した。

墓を掃除し、抜いた草(芻)を束ねれば、どうしても涙でうるんでしまう。
しきりに恥ずかしいと思うことは、我が松下村塾党が、先生の残された志に未だ応えていないということだ。
先生から指導を受けていた頃を思えば、まるで夢のような心地になる。
桜が散り、うぐいすが鳴いて、もう一年が経ってしまった。

以上が詩の訳だが、数え年22歳の青年の熱情が見事に表現されている。

敬愛する松陰先生に、やっと追い付いたことは…

「先生を慕ふて漸く野山獄」
(せんせいを しとうてようやく のやまごく)

これは晋作26歳のときの川柳だ。

敬愛する松陰先生に、やっと追い付いたことは、先生が入牢された野山獄に自分も入ったということだけさ。

八月十八日の政変で、長州は京都から追い出される。
いきり立った長州は京都に攻め上ろうとするが、薩摩や会津の強さが分かっている晋作は、無理な進軍を止めようとする。

そして、情勢を調べるために京都に向かったが、急いだので藩の許可を受けていなかった。そのため、脱藩罪となって野山獄に投獄されてしまう。

この句は、決して自嘲気味に詠んだものではない。
これから師と同じ道を進むぞという、強い決意を示した句である。

野田氏は、首相となって師・幸之助の期待によく応えた。その松下政経塾同期である綜観は、師の期待に対してまだ何も為していない。でもこれからだ。

まず、おのれ一人のみをあてにせよ!

この日は林塾から下記のメンバーが参加した。
岡本忠蔵塾士(第2期・京都府議・戦略部会長)
久野晋作塾士(第3期・千葉県我孫子市議・参院選千葉選挙区候補・維新公認)
田沼隆志塾士(第3期・衆議院議員・千葉第1区・維新)
長谷川雄祐塾員(第5期・千葉県浦安市で活動中)
小川義人塾士(第6期・千葉県印西市議)
江口善明塾員(第6期・林塾第5期生衆議院議員國場幸之助塾員の秘書)
桜井崇塾士補(第7期・千葉市議)
柳毅一郎塾生(第8期・千葉県浦安市議)

そういえば綜観には、松陰先生に一つだけ追い付いたことがある。
晋作という名の弟子を得たということだ(第3期生の久野晋作塾士)。

林塾の晋作よ、お前には平成の功山寺決起のときが来た。
人に頼るな。維新は一人から起こる。まず、おのれ一人のみをあてにせよ!
笑顔になって、日本男児の肝っ玉を見せよ! 大丈夫、きっと上手くいく。

※久野晋作は7月の参院選(千葉選挙区)に出馬しますが、彼だけではありません。4月~6月の間、林塾から下記の面々が選挙戦に挑みます。
純朴な心情で、日本改新と文明維新に立ち上がった志士たちです。
熱きご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。

【4月9日(火)選挙戦開始→14日(日)投開票】
○渡辺英朗塾員塾員(5期生)福井県若狭町議選

【4月7日(日)選挙戦開始→14日(日)投開票】
○井(いい)英昭塾員(5期生)大分県竹田市議選

【4月14日(日)選挙戦開始→21日(日)投開票】
○何川(なにかわ)雅彦塾士補(7期生)熊本県上天草市議選
○阿部利基塾士補(7期生)宮城県石巻市議選

【5月26日(日)選挙戦開始→6月2日(日)投開票】
○辻宏康(ひろみち)塾士(2期生)大阪府和泉市長選

【6月14日(金)選挙戦開始→23日(日)投開票】
○伊東央(ひさし)塾士(5期生)東京都議選・小平市選挙区

林塾の運営は、どうして上手くいくのか?

「林塾の運営は、どうして上手くいくのか」というご質問を最近よく頂く。
現実は苦労することの連続だが、特に草創期のメンバーが仕組みづくりと実務に尽力してくれたのが大きい。綜観が講義と指導に集中出来る体制を、しっかりつくってくれたのだ。結束力や組織力において、あるいは情念の純粋さにおいて、どの政治勢力にも負けないと自負している。