本氣度は、具体的な話が出ているかどうかで測れる

皆さん、こんにちは。
綜観は明日から5日間、台湾に行って来ます。
日台漁業協定が調印されたタイミングで訪問できることになりました。
と言っても、家内を連れて(連れられて)の観光旅行です。

●日記● 平成25年4月9日~11日

★☆本氣度は、具体的な話が出ているかどうかで測れる

4月9日(火)、林塾・天命部会長(講座統括)の新村和弘塾士(1期生・浜松市議)が綜観の自宅事務所に来所。参院選へ向けての情勢分析を行う。

午後5時から東林志塾(日内地孝夫塾頭)の総会に参加。そして7時から例会講義(第205回)。「経営の神様は、こう語った」の最終回。

松下幸之助という人は、準備にとても意識を注いだ経営者であった。
準備というものは、単なる作業ではダメで、段取りでなくてはいけない。
そういう姿勢が、松下翁のエピソードからよく分かった。

綜観は、松下翁の言葉を元に、下記のような置き換え話をした。

「使用する道具・材料を揃え、人員も集めました」というだけでは、まだまだ作業の段階。手順(タイムスケジュール)を練り、それに従って人や物が適位置に配置されているかどうか。それらが整えられ、仕上がりまでが流れるように組み立てられていてこそ、段取りの名に値する。

しかも、二の手、三の手を打てる手数も欲しい。方法が一個に限定された、ガチガチの計画では困るのだ。

また、計画立案で全精力を使い果たしてしまう。いざ行動となって、一手目で困ったら、忽ち(たちまち)諦めてしまうというような状態では話にならない。
そういうのを、計画マニアやプランニング・フェチと呼ぶ。

それから、本氣度は具体的な話が出てくるかどうかで測れる。
いつから始めるのか、誰が担当者となるのか、何から手を着けるのか、どういう準備と手順で事を進めるのか、といったことが明確に示されていなければ、ただの空想だ。

どれほど「何のため誰のためにやるのか」という理念性の高さが唱えられていたとしても、そこから先の具体論が曖昧な場合、やる気が無いか、実行力のある人と組めていないと見たほうがいい。これは自戒を込めての話なり。

★☆ずるずる巻き込まれていく愚は避けねばならぬ

4月10日(水)、東アジア情勢が緊張している。
朝鮮半島分断策は、東アジアを混乱させるときの“引き金”であると教えられたことがある。もう35年くらい前のことだ。

対立や闘争があれば、そこに介入して利を得ることが出来ると。

兎に角、東アジアは動揺の時代に入っている。
国家に指針がないまま、ずるずる巻き込まれていく愚は避けねばならぬ。

★☆言った人が行う人になる。そういう組織なら発展する

4月11日(木)、今日の浜松は晴れ。

哲学や思想というものは、決断と行動の基準になっていなければ、まだ学んだとは言えない。身に付いたとも言えない。哲学や思想を日常の生き様に反映させよう。そうすれば、知行合一の武士道精神ともなる。

組織にあっては、言った人が行う人になるという風土が大事だ。言う人は文句を言い放し、実行は一部の責任感のある人にしわ寄せというのでは困る。

言った人がやる人になる。知った人が行う人になる。
そういう組織なら、必ず発展する。

勿論、派手に動く者だけが主導権を握り、控えめな者が益々発言し難くなるというようなことではいけない。堅苦しくて、質問すらし難い会というのもよくない。だが、知行合一体質の組織でないと、成長しないということは確かなことだ。