国家のために涙を流す政治家がいなくなった

こんにちは。昼過ぎに広島から移動し、神戸の定宿にいます。
今日は今啓林会で「経営の神様は、こう語った」の最終講義です。

●日記● 平成25年5月14日~19日

★☆出世と保身にしか関心が無い。だから戦争に敗れた

5月14日(火)、浜松の東林志塾で講義。戦時中の歴史にも触れた。

日清・日露戦争は、国民が一致団結しての戦いだった。
ところが大東亜戦争は、国民を置き忘れた軍部の戦いに堕落した。

敗戦の理由は、いろいろある。補充力が桁違いに大きいアメリカと開戦しながら、どう終わらせるかというシナリオを誰も描いていなかった。
陸軍と海軍の仲が悪く、団結して戦えなかった。高級軍人らは、出世と保身にしか関心が無かった。戦争の目的が、はっきりしていないか、後付にすぎなかった。

戦時中の指導者は、命を惜しみ、軍に睨まれることを恐れた。
重臣らは、あまりにも小粒で、大局を観ることの出来る指導者がいなかった。いても外されていた。

日本は、物量・人物・戦略、さらに理念など、全てに劣っていた。
桁違いに欠如していた。極論をいえば、上級指導者には、武士道も兵法も
何も無かったのだ。

★☆大和言葉48音~あなたの名前に隠されていた意味

5月15日(水)、福島県郡山市で開催した、大和言葉「姓名判断」講座で講義(全3回の1回目)。参加者の9割が女性だ。大和言葉を学び、一音一音の意味を知れば、姓名判断や相性診断が出来るようになる。本講座によって、国語を大切にする日本女性が増えてくれたら嬉しい。

この講座は、綜學社と福島県セラピスト協会の共催。
ワーク指導は綜學社の野地理事が、司会進行はセラピスト協会の菊地スミエ代表理事が務めた。チームで取り組むのは、やっていて実に楽しい。

次回7月5日(金)は、48音の意味を詳しく解説。
既に満席状態ですが、下記へお問い合せ下さい。詳細とお申込み↓
http://www.sougakusha.jp/syste……kotoba.pdf

★☆俺も悔しい。一緒に泣こう

5月16日(木)、今日は氣力(エネルギー)の回復充電日、のつもりが、容赦なく長電話が何本もかかってくる。有り難いことだ。

5月17日(金)、弟子の無念に一文をおくる。

今、決起するも挫折した君へ。なぜ君は立ち上がったのか?
決起の原点を、もう一度一言で言ってくれ。

人間力はどうか? 素直さは大事、正義感も重要。
だが、器量がないと大業は成せない。
敵をも呑み込むくらいの雅量が欲しかったよね。

事は一人から起こるが、一人では進まない。
君の志を、一体となって実現させてくれる側近はいたのだろうか?
ときどき話し相手にやって来るような取り巻きではなく、諸葛孔明のような軍師・参謀総長がいたかどうかだ。

君にも側近にも、全体を観る目(大局観)と、順序(優先順位)をつかむ感覚の両方が必要だった。常に、状況の変化や、全体の動き・流れを察知していなければならなかった。

その上で、自分たちが持っている人・物・金などを有効に配置・投入していく。そうであってこそ、活動は広がるのだ。枝葉に肥料を与えているようでは伸びないぞ。

熱意は大事だ。君はトップとして、最高の熱意を持たねばならない。
確かに持っていたと思う。だが、それだけでは周囲を巻き込むことは出来ない。その熱意を戦略に乗せねば、結局何にもならないのだ。

仲間だと思っていた連中が去っていくのは、厳しい言い方だが、君がもう一つ信頼されていなかったからではないのか。不安にさせれば気持ちは冷える。冷えれば、損得でしか人は付いてこなくなる。残念ながら、そういうことだ。

まず、もう一度、決起の原点を見直そう。次に、大局観で戦略を新たに構築せよ。そして、己の原点と戦略を共有出来る側近を見つけよ。

まわりの人間は君の鏡だ。君は今回、自分を見たのだ。全ての因は我にあり。今は、思い切り悔しがれ。泣きたいだけ泣け。俺も悔しい。一緒に泣こう。

★☆淡路島で講演し、明石でご馳走になる

5月18日(土)、くにうみ政経塾で講義。会場は、前回と同じく伊弉諾神宮。
本名宮司のご厚意で、講座開始前に正式参拝。とても清々しかった。

今日は、松下幸之助翁と出会った頃のエピソード、松下翁の文明観・日本論、事業への思いなどを話す。若手経営者にとって、魂に深く響く講義であったと自負する。

くにうみ政経塾の代表世話人は出田裕重塾士(林塾5期生・南あわじ(あはぢ)市議会議員)。淡路島の対岸の明石からは、千住啓介塾士(林塾4期生・明石市議会議員)が応援に来てくれた。

千住塾士は明石JC元理事長であり、綜観は一昨年、明石JCで講演の機会を頂いている。講座終了後、淡路島から明石に移動し、千住塾士推薦の料理屋ですっかりご馳走になる。千住・出田両君、どうも有り難う。

★☆国家のために涙を流す政治家がいなくなった

5月19日(日)、広島文明維新塾・第11期の最終講義。
「経営の神様は、こう語った」第12回を話す。交流会も盛り上がり、いい締め括りとなった。代表の脇晃司さん、会場提供者の槇田千乃さんをはじめとする、関係者の皆々様に多謝御礼。

ところで、明治の政治家は、国のためによく泣いた。今は、国家のために涙を流す政治家がいなくなった。泣いているようでも、自分の活動に酔って目を潤ませている者ばかり。

歴史に涙するから、この人は本物だと思ったりする。
ところが一皮めくれば、そういう感激する自分に陶酔しているだけのナルシスト…。あぁ空しいなあ。