都議選の結果をどう見るか

お早うございます。明日26日(水)は喜多方市(福島県)で講義します。

●日記● 平成25年6月22日~24日

★☆「側近学」合宿講座、参加者全員が「とても満足」

6月22日(土)~23日(日)、一般社団法人・綜學社主催「側近学」合宿講座。京都研修所に8名(定員満席)の受講生をお迎えする。

成長する組織は、トップと側近による「精神エネルギー場」がしっかり形成されている。それが求心力の根源となり、成長力(遠心力)が生まれるのだ。

二日間で8時間の講義と指導。アンケートは全員が「とても満足」に印を付けて下さった。野地数正理事、濱野夕希子役員、大久保信克青年部長が、チームワーク良くがんばった賜だ。支柱である安並潤代表理事も応援に来てくれた。参加者同士の交流も、満足度を高くした要因であった。
次回は9月3日(火)~4日(水)に開催(会場同じ)。

23日(日)午後、綜學社の総会を開く。進行は野地議長。
全員から積極的な意見が出され、高塚理事が軍師となって戦略を披露。

参加者は下記の通り。一番遠方は会津若松の野口理事。
代表理事 安並潤
理事 林英臣(綜主)
理事 野地数正(事務局長)
理事 加地到(綜医学)
理事 高塚苑美
理事 野口
監事 福丸孝之
役員 大久保信克(青年部長)
役員 濱野夕希子

★☆都議選の結果をどう見るか

6月24日(月)、今日は一日デスクワーク。

23日投開票の都議選に、日本維新の会から出馬(小平市)していた伊藤央塾士(林塾6期生)が健闘空しく落選。同志から多くの応援を受けたが、維新の支持率低下という逆運が響いた。

林塾の弟子たちは、いくつかの政党に属している。それに左右されることなく、客観的に今回の都議選の結果を考察しておく。

自民党は全員が当選(59名)。自民党の大勝利は、健全な保守層が「やっぱり自民党」という思いで、真面目に投票所に行った結果だ。
昨年末の総選挙以来の高支持率が衰えていなかった。

公明党も、堅実に全員が当選(23名)。過去2番目に低い投票率(43,50%)の中、創価学会を中心とする組織力が有効に働いた。
低投票率によって浮動票が減ると、公明党や共産党のような固定票を持っている政党は一般的に有利になる。

民主党は第1党から第4党に転落する惨敗。前回54名が当選したのに今回は15名。かつての社会党のような凋落ぶりだ。非自民の寄せ集めであった結党時のDNAは消えていなかった。勢いを亡くすほど、中心軸が無いことによる脆さが露出してくるようだ。

日本維新の会は、34名中僅か2名の当選という、壊滅的とも言える敗北を喫した。石原慎太郎前東京都知事が付いていながらこれだ。急に膨らんだ集まりは、萎むのも早い。維新は、原点である大阪の地域政党から出直したほうがいいのかも知れない。

みんなの党は7名が当選。改選前は1議席だったのだから大健闘だ。
「自分は保守派だが自民党は嫌い」、「保守を支持しているが思い切った改革はやって欲しい」。そういう層の受け皿になったのだと思う。

共産党の躍進に注目したい。17名が当選し、公明党に迫る第3党になった。
(筆者の理解では)共産党は、アメリカ占領下からの自立や、膨張資本主義からの脱却を理念としている。この理念に、日本の自立や新文明(共生文明)を期待する人たちの支持が集まったのではないか。

自民党は、この先どうなるか。日本創生を果たすためには、中長期的に少なくとも次の4つのハードルを超えねばならない。(1)脱・アメリカの支配、(2)脱・膨張資本主義、(3)脱・東京一極集中、(4)脱・公明党との選挙協力(選挙後の共闘は別)。

現在の自民党の人気も、また大きく下がるときがやってくる。それは、全ての政党が失望されるときに他ならない。恐らく2020年までの間に、そういう事態がやって来る可能性がある。今回の都議選の低投票率は、その予兆だろう。

国民は決していい加減ではない。今後のために、自民党・みんなの党・共産党に投票した人たちの民意を、しっかりと汲んでおくべきだ。

兵法の基本は先手準備にある。次の時代が何を求めているのか、よく掴んでいこう。