固有の言語を失わなければ、日本民族は決して亡びない

こんにちは。四国中央から浜松に戻る新幹線の中から配信します。
本号は盛り沢山の内容です。流し読みして頂ければ幸いです。

◆林塾7月の選挙のお知らせ
7月21日投開票・奈良市長選挙 池田のり久塾員(5期生・44歳・市議5期)
7月21日投開票・奈良市議会選挙 太田晃司塾員(6期生・34歳・新人)

●日記● 平成25年7月9日~13日

★☆自分をダメにするのは、敵ではなく味方

7月9日(火)、浜松の東林志塾で「日本学」3回目の講義。
このところ、新しい参加者が増えてきている。嬉しい。

下記は、FBに投稿した一言・・・

▼「首長になったからと言って、地域を変えられるわけじゃない。
総理になったからと言って、国を動かせるわけじゃない。
問題は、確固たる理念と志があるかどうか、
地位に就く前に準備を整えてあるかどうかた。
因が無ければ果は無い。よく分かってきた。」

そして、コメントを追加・・・

▼「変えられたら嫌、動かされたら困る。
そういう人が支援者に増えると身動きが取れなくなる。
自分をダメにするのは敵ではない、味方なのだ。」

先手準備、十分な仕込み、事前のリハーサル、今出来ることへの取り組み。
何事も、ハジメが肝腎なり。最初に無いものは、最後まで無いものである。

★☆政治と商売は、根本が違う

7月10日(水)、今日は一日デスクワークのつもりが、事務所トイレの水漏れで修繕。一階トイレは、もう築30年。いろいろ手入れしなければならないところが出てくるのは仕方ない。いつもお願いしている業者さんに電話したら、職人を引き連れて、すぐ来てくれた。有り難い。

新聞を見ていたら、この参院選からネット解禁とやらで、ソーシャル・リスニングという情報収集が盛んになるという。マーケティングが選挙にも必要なのは分かるが、政治と商売は根本が違うはず。そこでFB(フェイスブック)に一言投稿・・・。

▼「どこまで媚びへつらうつもりか。有権者の声を聞くのは大切だが、ソーシャル・リスニングに振り回されていたら、人気取り政治から脱出できない。信念から持論を語れ!国民を叱咤せよ!」

さらに、コメントを2件追加・・・。

▼「教師が生徒に受ける言葉を調べ、そればかり話していたらどうなる。政治を愚弄するにもほどがあろう。」

▼「苦労の意味や、我慢の必要性を国民に教えるのが、政治家の役割のはず。愚民民主主義は、一体いつまで続くのか。」

商売なら、とことんお客様の要望を聞かなければ、いい商品やサービスを提供出来ない。政治にも、確かにそういう一面はある。が、それ以上に、国民や市民に忍耐を求めなければならないことが、これから多いはず。

忍耐といえば、成長(膨張)を前提にしていられたのは、20世紀までの過去の政治だ。

物的には知足、しかし心的には無限。物に対しては勿体ない。
心に対しては、どこまでも豊かに。それが次の文明の基本精神だろう。

★☆固有の言語を失わなければ、日本民族は決して亡びない

7月11日(木)、今夜は仙台青年会議所で講演。大和言葉と日本人の資質について話す。綜學社から野地数正理事が同行。また、林塾から渡辺勝幸塾士補(7期生)が参加(仙台JCメンバー)。

事前に頂いたリクエストが沢山あった。大和言葉の意味とは、言葉の重要性とは、日本語の持つ優しさとは、日本人の美意識・自然観・男女観とは、日本人が誇りとしてきた真面目・正直・誠実さなどと日本語の関係とは、古事記とは、ステキな人とは、などについて全くの初心者にも分かるように、そして元氣が出るように話せという要望であった。

これに応えられないようではプロではない。そう言い聞かせて顔晴った。
持ち時間の80分を70秒ほどオーバーしたが、リクエストを一通り盛り込み、全体をストーリーとして話しきった。

「難しかった」という感想もあったと聞くが、こちらは精一杯リクエストに応えたつもりだ。

さて、仙台に向かう東北新幹線で、言葉が浮かんできたのでFBに投稿。
日本と人類を、ここで終わらせるわけにはいかないと。

▼「人類は今、文明そのものの転換期に生きている。「金欲」資本主義と「物欲」民主主義が行き詰まり、「地球人類体」は既に膨張の限界に達した。文明が転換するという事実を踏まえなければ、進路は何一つ浮かんでこない時代に入ったのである。

まるで地球は、滝壺に落ちる直前の船だ。やらねばならないことは、船を岸につなげることなのに、政治家も有権者も、船の中の暮らしばかり論じている。

優先すべきは、食糧や資源エネルギーの自給、水の確保。治安の維持と、ハリネズミのような国防力の整備などだ。

あらゆる分野に渡って、今までの政治と180度逆のことをやりきる覚悟が必要となった。でないと日本は、世界に先駆けて亡び去ることになるだろう。

勿論、そうはさせぬ。日本と人類を終わらせてなるものか! 志士経営者や志士政治家は、着実に育っている。日本改新と文明維新に、共に邁進しよう。」

そして、その要が大和言葉だ。言葉は国民のDNAなり。固有の言語を失わなければ、民族は決して亡びない。日本の将来は、旭日の如き希望のかたまりである。

★☆日本語は動詞が中心で、主語の要らない文が多い

7月12日(金)、昨夜のうちに仙台から東京に移動。
今日は岡山で「大和言葉の世界観」を講義。
「平等と差別(区別)」、「観念と実在」について話す。

国語(日本語)は、動詞(述語)が中心の構文になっている。動詞に重きが置かれているのだ。それは、「動き」が重視されているということであり、観念的に陥ることが少なくなる。躍動する世界、変化して止まない現象を、生き生きと表すのに向いた言語が国語であると言えよう。

また、国語は主語の要らない文が多い。いちいち「僕が」「私が」と言わなくても済んでしまう場合が多いのだ。

主語に重きが置かれると「私は私」、「貴方(あなた)は貴方」、「それはそれ」、「これはこれ」となって個々バラバラの意識が生じ易い。が、国語はそうでないから、自他の境界が緩やかになり、個々を厳しく区別するということがなくなる。即ち、一体感を醸成し易い言語が国語というわけである。

◇追い風くらい恐いものはない◇

岡山から四国中央に移動し、夜は四国中央立志会・社員セミナーで講義。
猛暑の中にも関わらず、90席用意された会場は、ほぼ満席に。

使用テキストは、伊那食品工業株式会社会長・塚越寛さん著の『年輪経営』。年輪経営とは、徐々に会社を成長させていく堅実経営のこと。

実は、追い風くらい恐いものはない。ブームに乗って世に出ると、どうしても浮き足立ってしまい、後で痛手を被ることになる。焦らないで、淡々と実力を養うのが一番だ。年輪のように自己成長に努めれば、きっと時が巡って来るはずだ。

★☆最後に信じられるもの、それが信念となる

7月13日(土)、午前中3時間、四国中央立志会・社長セミナーで講義。
「経営の神様は、こう語った」の3回目。この講義が、3日間・4連戦の締め括り。昨日と今日、林塾から浜口卓也塾士(6期生・高知市議)が参加。

松下幸之助翁は、宇宙の生成発展と、人間の偉大さを信じておられた。

最後に何が信じられるか。それがとても重要だ。苦しくても、悲しくても、怒れても、ぐっとこらえて前に進める「根っこにある思い」、それが信念だ。

綜観も、日本という国を信じている。同志との絆を信じている。