波動進化を掴むと、勝負にも強くなる

こんばんは。昨日の満月を、皆さんは何処でご覧になりましたでしょうか。
綜観は京都でした。たなびく雲に少し隠れた満月を、東山の上に望むことが出来ました。

◆林塾・選挙結果のお知らせ(11月17日投開票)
○当選:下田 寛塾士(6期生・九州講座長・佐賀県鳥栖市議会議員選挙)
皆様から頂戴した応援に、心から感謝御礼申し上げます。

●日記● 平成25年11月15日~18日

★☆波動進化を掴むと、勝負にも強くなる

11月15日(金)午後、岡山で「大和言葉の世界観」の講義。
テーマは「ハジメ(始終)」。何事も、最初に準備されたものがあって開け出るということを述べた。林塾からは、佐々木ゆうじ塾生(8期生・赤磐市議)が開始前に挨拶に来てくれた。

ハジメのシ(ジ)は占める・締める・閉めるのシで統一を、メは芽・恵む・愛でるのメで、柔らかくまとまり発展性を秘めているものを表している。シメは、準備が整い発現しようとしている状態のことだ。

ハは葉・刃・端・張る・春・晴れるなどのハで、開け出るという意味がある。則ちハジメは、用意準備されたもの(シメ)の発現(ハ)のことだ。

あらゆる活動は、準備と活動の繰り返しで生成発展していく。直線進化ではなく波動進化が、自然の原理である。そこを掴むと勝負にも強くなる。

◇身近に出来る公益資本主義経済の具体策◇

岡山が終了後、瀬戸内海を渡る。夜は四国中央立志会で「社員セミナー」の講義。今日も宴会用の広い会場が満席となる。

「年輪経営」の4回目として、日本に今起きている物欲膨張資本主義の問題点を投げ掛ける。その上で、身近に出来る公益資本主義の具体策を数例述べた。

付加価値を付けて(利益の出る)適正な価格で売るよう努めること。
少々高くても地元産を買うこと(地産・地流・地消)。
自ら半田舎暮らしをするか、生産者と同志になって危機に備えること 他。

◇横柄だったママさんや女将のいたクラブや料亭は、軒並み潰れた◇

ところで、ずっと以前のことになるが、岡山駅から乗ったタクシーの運転士さんが、大変興味深いことを教えてくれたことがあった。

「昔、バブルに浮かれていた頃、私らタクシーの運転手に横柄だったママさんや女将のいたクラブや料亭は、バブル崩壊の後、軒並み潰れましたね。反対に態度が謙虚で、私らにも応対が丁寧だったところは、今もかなり生き残っていますよ。やっぱり人ですよね」。

いつも述べていることだが、人間がしっかりしているかどうかが生長の根幹となる。上からものが言える相手に謙(へりくだ)れるかどうか、部下や目下の者にも丁寧かどうか、動作が鈍くなった高齢の人にも思いやりを込めた対応が出来るかどうか。それらを注意して見れば、腰を据えてじっくり付き合える相手かどうかが自ずと分かってくるはず。

一般に相手を見下したがる人は、物事を表面で価値判断する「表観」の強い人だ。見栄を張り、自分のミスを認めたがらず、問題を指摘されたときに言い訳して謝らないタイプも多い。

我が国は、長きに渡って閉塞感に覆われてきた。略奪膨張資本主義に足下を掬(すく)われ、廃業となった会社や店はいくらでもある。が、しっかり生き残っているところも沢山ある。そういうところは、焦ることなく基礎をしっかり固めてきた法人に違いない。その中から、きっと公益資本主義や共生文明を担う人と会社が出てくるだろう。本物が活躍する楽しみな時代に入ったと感じる。

★☆松下幸之助翁の素直さや心の柔軟性に脱帽

11月16日(土)午前、四国中央立志会「社長セミナー」で「経営の神様は、こう語った」第4回を講義。

松下幸之助塾長は、士気を高める式典や、再出発を促す節目が好きであったように思う。それは、いつも未来を志向していたからだろう。

80歳を超えてからでも、何か気付くことがあると、将来に生かせることが楽しみでならなかったらしい。その素直さや心の柔軟性には脱帽するばかりだ。

★☆「こう言っては失礼だか、林先生の最近の講義は・・・」

11月17日(日)午前、神戸の今啓林会(今井啓介会長)で「日本学」第5講を話す。今日は例会200回目。会場は満席の賑わいとなる。大学生も多かった。林塾からは、福丸塾士(1期生)、布田塾士(3期生)、上田塾士(5期生)、佐藤塾員(5期生)、大久保塾生(8期生)の5名が参加。

「こう言っては失礼だか、林先生の最近の講義は…」。講座終了後、そう話し掛けてきたのは、長年神戸の講座にご参加の弁護士さん。

何か注意されるのかと思ったら、「先生の講義はどんどん神懸かってきていますね。今日も私が聞きたいと思うことを次々話してくれました。何かが乗り移っているのではないですか」と。

多少は霊感もあると自負しているが、毎回真剣に話しているだけだ。
もっといい講義が出来るようになりたいと思う。

夕方、綜學社・京都研修所に立ち寄り、最終の新幹線で浜松に戻る。

★☆滝壺に落ちた後の大改革を考えたほうがいいのかも…

11月18日(月)、3日間4連戦の疲れを癒すため、昼過ぎまでは溜まった新聞に目を通すなどして、のんびり過ごす。夕方からデスクワーク。

日本と世界は、滝壺に落ちる直前の船のようなもの。一刻も早く、船を岸に繋げなければならない。このように訴えてから、はや15年近くになろうとしている。世の中の実態は、政治を見ても経済を見ても、むしろ船のスピードを速めてきたとしか言いようがない。

環境破壊で異常気象が常態化し、大国覇権主義で政治が混乱し、欲望民主主義で財政が破綻し、略奪膨張資本主義で経済が終焉に向かい、拝金個人主義で人間がダメになった今、中途半端な対策を施すことよりも、むしろ次の手を考えたほうがいいのかも知れない。次の手とは、滝壺に落ちた後の大改革のことだ。

もともと林塾「政治家天命講座」は、現在の文明&社会システムが崩壊した後のことを想定して起こしたもの。林塾・国是部会では今、大改革の内容を練りに練っているところだ。

さて、明日は国会議員講座(綜學勉強会)の二回目。気合いが入る。