カタツムリは昔、羽が生えていて空を飛べた

こんにちは。東京の講義(政経倶楽部・東京朝例会)と会議を終えて、
浜松に戻りました。明日は昼過ぎから岡山で講義&指導です。

◆1月26日(日)の会場が決まりました。
☆綜學義塾(東京)1月26日(日)午後2時~5時
平成26年(2014)年頭時局講演~日本の生き筋はこれだ!
会場:東京ガーデンパレスホテル(文京区湯島)
受講料:一律5000円 懇親会費5000円(午後5時~7時)
綜學義塾事務局:03・3700・5511(新舘建設株式会社内)

●日記● 平成26年1月8日~9日

★☆カタツムリは昔、羽が生えていて空を飛べた

1月8日(水)、明日から平成26年度の講義が始まる。
今日は、その準備に勤しむ。

興味深い話を一つ。

カタツムリは昔、羽が生えていて空を飛べた。あるとき飛行レースで優勝し、大きなトロフィーを貰った。

カタツムリは、嬉しくて嬉しくて、いつもトロフィーを背中に乗せて歩いた。
トロフィーを皆に見て貰いたかったのだ。それに、無くしたり、誰かに盗られたりするのが心配だった。

そうするうちにトロフィーは、背中に張り付いて離れなくなった。
とうとう殻になり、羽は萎縮して飛べなくなってしまったのである。

さて、あなたならカタツムリに何と言ってあげるだろうか?

この話と質問は、中国の小学2年生が使う国語の教科書に出ている。

トロフィーは過去の栄光であり、それに囚われていたら二度と空は飛べないということを言ってあげるべきなのだろうが、これが小学2年生の課題とは凄い。

★☆何を幸せとするかで、志士となれるかどうかが決まる

1月9日(木)、政経倶楽部連合会・東京例会(谷口郁子支部長)で講義。
朝8時15分から、佐藤一斎の『言志録』について75分間話す。本来は3時間×3回で9時間かける内容を、帝王学の内容にギュッと絞って話した。

指導者には指導者の学問が必要である。平凡な勉強をしていたら、平凡な価値観しか持つことが出来ない。

例えば幸福感だが、志士や君子の喜びと、衆人・小人の喜びが同じでは困る。
人間としての幸せに重なるところがあるのは当然だが、何に一番感激して生きていくかは、指導者なら自ずと違うはず。そうでなければ、その役割は務まるものではない。

一斎は、衆人の幸福は君子には不幸であり、君子の幸福は衆人には不幸であるとまで言い切った。何を幸せとするかで、志士となれるかどうかが決まるのである。

今日は50名が参集。内20名が林塾の塾士・塾員・塾生。
前山形県知事の齋藤弘氏をはじめ、これまで政経倶楽部で講師を務めて下さった方々が多数ご来場下さった。

全身全霊で話したところ、「聴いている途中、講義が腹に突き刺さって、何度も卒倒しそうになった。救急車を呼んで貰おうと思ったくらいだ」というご感想を複数頂いた。今後、各講座に救護班の用意が必要となるだろう(笑)。