親は選べぬ。だが社長は変えられる

こんにちは。3連戦の講義を終え、浜松に戻りました。

今、全国どこに行っても、林塾の志士政治家たちが待ち構えてくれています。10年先に答えが出る。そういう地道な人づくりを続けてきて本当に良かったと実感しています。

◆林塾出身者・選挙のお知らせ。原大本徹を練り上げた志士政治家たちです!
4月13日投開票:川崎泰史塾士(7期生)香川県綾歌郡綾川町議選
4月20日投開票:古川裕紀塾士(5期生)佐賀県神埼市議選
4月27日投開票:勝井太郎塾士(6期生)奈良県宇陀市議選
4月27日投開票:渡部克彦塾員(7期生)愛媛県松山市議選
5月18日投開票:布田拓也塾士(3期生)大阪府泉佐野市議選

●日記● 平成26年2月23日~27日

★☆親は選べぬ。だが社長は変えられる…

2月23日(日)、骨休めしつつ、10日分の庶務や片付けなどを済ませる。

親は選べぬ。だが社長は変えられる。親は生まれる前から決まっているが、就職先は選べるし、社長はいくらでも変えられるという意味だ。

しかし、社長をオヤヂと呼ぶ場合がある。オヤヂと呼ぶのは、二君に仕えないで一生付いていくと決めたときとなる。付いていく社長は、後にも先にも一人きりという覚悟の表明である。

自分をオヤヂと思って付いてきてくれる漢(おとこ)たちがいる。
それは、本当に男冥利に尽きる人生だと思う。

★☆話は僅か一分間、そのためだけに関東から来た男

2月24日(月)、明日からの3連戦の準備と庶務。読書も少し。

林に決意を述べるため、わざわざ関東からやって来た男がいる。
話は一分もかからない。

しかし、対面は大事だ。相手が直に口上を述べ、こちらが魂で受け止める。そこに意義があるのだ。

その男、何かのついでに来たわけでは無い。林に会うためだけに浜松まで来た。そして、どこにも寄らず、誰とも会わず、真っ直ぐ帰っていった。
それが義であり、筋であるとると。

いい男が揃ってきた。甦れ!サムライ日本。

★☆何をしたらいいのか分からなくなったら、原点に戻れ

2月25日(火)、今日は国会で講義。国会では明日、予算委員会・分科会の質問が、急遽行われることになった。この突然の予定により、国会は怒濤の如き忙しさとなるらしい。多くの議員の皆さんは、質問の準備に大わらわ。官僚は、答弁を作るため徹夜になるとのこと。

その大変な忙しさの中にも関わらず、10名超の国会議員が、90分間の講義をしっかり聞いて下さった。小走りで動き回っている国会議員が、90分間も腰を据えて受講する講座は、国会ではここだけらしい。

原点回帰は、とても重要だ。子供の頃の思い出を一つ。

「この部屋に何をしに来たのか忘れちゃった」。そう言ったら母が、「分からなくなったときは、元いたところに戻りなさい。そうすれば思い出すから」と教えてくれた。その通りにしてみると、本当に思い出すということが子供の頃しばしばあった。

日本と日本人が、何をしたらいいのか分からなくなって久しい。そういうときは、元いた所、すなわち原点に戻るのが一番いい。

大和言葉で記された『古事記』こそ、我が国最高の原点なり。そこで今日は、「古事記に描かれた宇宙の創生、地球の成立、人類の使命」について講義をした。日本人の忘れ物を、一緒に取り戻そうではないか。

★☆古事記の真髄は、上巻(かみつまき)の冒頭部分にある

2月26日(水)、「大和言葉入門~日本神話に秘められた国の原点」講座で古事記の解説(ほぼ昨日と同じ内容)。会場は東京・麹町。代表は「江戸仕草」の指導者でもある小林猛さん。

古事記の真髄は、上巻(かみつまき)の冒頭部分にある。まず宇宙の創生から説き起こされ、地球の成立に進み、人間の役割が示されていく。そのスケールの壮大さは、人類の根本神話と呼ぶに相応しい。

そして、この冒頭部分を読むことによって、次のような日本人の考え方の基本形を知ることになる。

・中心を尊ぶ
・陽陰(陰陽)共生のバランス感覚を持つ
・生成発展の思考に立つ
・地球全体を考える
・人類の使命を意識する

偉大な民族は、根本言語と根本神話を持っている。
日本人よ、自信を持とう! そして使命に目覚めよう!

お陰様で、会場はほぼ満席。林塾からは、伊藤塾士(5期生)と楠井塾士補(8期生)が参加してくれた。

★☆日本が抱えている問題の、その多くが明治に端を発している

2月27日(木)、東京から大阪に移動し、政経倶楽部連合会・大阪支部(上能喜久治支部長)で講義。明治以降の近現代史を概説し、これからの日本が持つべき国是三綱領について話す。本部から伊澤裕一郎常任理事と眞壁和彦事務局長がお越しになる。

戦前・戦後でのみ歴史を分ける考え方を、そろそろ超えようではないか。

大東亜戦争の前後で近現代史を分ける見方は、二元論となってしまい、議論が噛み合わなくなることが多い。戦前の日本は良かった(悪かった)、でも戦後になって悪くなった(良くなった)という二元的な対立観で終わってしまうのだ。

この善悪二元論的な部分観を超え、マトリックス的な四元思考に立たないと、大局(真実)は掴めない。四元(しげん)に分ければ、戦前の良いところ、戦前のダメなところ、戦後の良いところ、戦後のダメなところという四枠に分類整理されることになる。

ところで、日本が抱えている諸問題の、その多くが明治に端を発している。西洋中心主義による伝統の喪失、歪んだ民主教育による人間の小粒化(利己的な個人主義の蔓延)、東京一極集中による地方の衰退、略奪膨張型資本主義による環境破壊や経済の行き詰まりなどがそうだ。

明治維新以来、間もなく150年が経とうとしている。我々は、明治という出発点に立ち戻って、日本を再生しなければならない。150年かけて歪んだものは、150年かけて直していく根気が必要となる。

そのために林塾が掲げている国是(国家の基本精神と進むべき方向)が、下記三綱領である。
(1)共生文明の創造~東西文明の共生、自然との共生、王道政治による世界共生
(2)高徳国家の建設~品格徳性の向上、お互い様、譲り合い、お陰様、勿体ない
(3)公益経済の確立~公利公欲、天本主義経済、地本主義経済、人本主義経済

明治に戻って日本を立て直す際にも、四元思考が必要となる。明治以前、則ち江戸時代の良かったところ・悪かったところ、明治になってから良くなったところ・悪くなったところ。これらをしっかり考察することで、これからの日本が見えてくるはずである。

今日も会場は満席の盛況。林塾からは福丸塾士(1期生)、石川塾士(4期生)、畑中塾士(4期生)、濱野塾員(5期生)、藤田塾士補(8期生)が参加。二次会は林塾関係者で居酒屋へ。とても楽しかった。