エリートほど感性が鈍い…

こんばんは。名古屋→神戸→岡山の3連戦を終えて浜松に戻りました。
連日、ちょっと飲み過ぎてしまいました。

◆23日(水)は東京で「大和言葉48音」の基本を話します。
☆初心者向け講座「大和言葉入門編~48音の秘密」(東京)
4月23日(水)午後6時30分~8時30分
日本語には、各音に発声の仕組みがあり、一音一音に意味がある。
アは開く、ウは閉じる、カは奥深さ、サは繊細、ナは調和、マは真理…。
会場:千代田区麹町4‐8麹町高善ビル
会費:5000円(学生2000円)
お申込はこちらへ→ tkkobatake@gmail.com 代表・小林猛さん)

◆林塾出身者・選挙のお知らせ。原大本徹を練り上げた志士政治家たちです!
4月27日投開票:勝井太郎塾士(6期生)奈良県宇陀市議選
4月27日投開票:渡部克彦塾員(7期生)愛媛県松山市議選
5月18日投開票:布田拓也塾士(3期生)大阪府泉佐野市議選
5月25日投開票:阿部利基塾士(7期生)宮城県石巻市議選

●日記● 平成26年4月15日~19日

★☆エリートほど感性が鈍い…

4月15日(火)、自宅事務所で終日、講義準備とデスクワーク。

エリートほど感性が鈍い・・・という話を一つ。

愛情や慈悲心といった他者を思いやる感性は、学業が優秀であった人ほど鈍くなるという結果が、ある感性度調査で出ているらしい。

自分の成績ばかり考えていて、人の気持ちを思いやれない。仲間が困っていたり、悲しんだりしていても知らぬ顔。出来の悪い人間や、作業の遅い人間をバカにする。どこまでも自分中心で、世の中を要領よく渡ろうとする。

そういう感性の鈍い者が指導的地位に就いていけば、社会がおかしくなるのも当然だ。今のままの教育を続けている限り、冷淡な人間ばかりが世に出てしまうことになる。

では、どうするか。大自然の中でとことん感動したり、大家族など大人数の中で思い切り喜んだり悲しんだりするような、触れ合い溢れる教育環境を作るのが一番だ。

今すぐ出来ることもある。大人は子供の前で、もっと感情を表すのだ。
素晴らしい出来事に出会ったら感動の涙を流す、仲間が辛い目に遭ったら一緒に泣く、憤り(公憤)を感じたときは「怒髪天を突く」の形相で怒る。

そういう大人たちの素直な感情に接すれば、子供の感性もきっと豊かになるに違いない。松下村塾での吉田松陰先生の指導も、感情を塾生にぶつけていく感性教育に基本があった。まず大人から感情豊かに生きようではないか。さあ、今日は何に涙しようか。

★☆ウソを恥と心得、偽りを嫌悪した、日本人の基本的人生観

4月17日(木)、政経倶楽部連合会・名古屋支部で講義。
「大和言葉の世界観」第2講「マコト」を話す。

真理の究明、それを「マナヒ」と言うが、その基本は「マコト」にある。
マコトは、真言(マコト)であり、真事(マコト)でもある。
ウソ偽りが無く、言葉と事実が一体であるのがマコトだ。
マコトは、ウソを恥と心得、偽りを嫌悪した、日本人の基本的人生観なのだ。

会場は熱心な参加者で満席となり、新入会員も多数あったと聞く。
本部から吉田理事長、寒竹ファウンダー、伊澤専務理事、眞壁事務局長が参加。林塾からは、水野塾士が参加。

★☆子供教育の基本は「ウソをつかない」にある

4月18日(金)、神戸に移動し、今啓林会で講義。
幕末志士たちの師であった佐藤一斎の著『言志耋録』其の二を話す。
その中の一節をご紹介。

子供には、あれこれ苦言を言わなくていい。
「欺く勿れ」、則ち「ウソをつくな」の一言が基本となる。

子供の内にウソのつき方を覚えると、その場を取り繕う要領の良さばかりが身に付いていく。言い訳が巧みになり、人間がずるくなってしまうのだ。そのまま大人になると、もう取り返しがつかなくなる。

子供のウソは、一人前の大人が使う方便のウソや、思い遣りのウソなどとは中身が違う。

ウソは言わない。この一点で、子供教育の基礎が決まるのである。
これに付け加えるなら、「弱い者イジメはしない」と「約束は守る」だろう。

林塾からは、福丸塾士、上田塾士、佐藤塾員が参加。

★☆そもそも何のために会や塾を始めたのか?

4月19日(土)、神戸から岡山に移動。

昨日の講義内容から、もう一つご紹介。

そもそも何のために始めたのか? 今一度、原点を確認してみよう。

事を進めるにあたって、部分や足元に囚われていないかどうか?
落ち着いて大局も観察してみよう。

例えば会や塾の運営だ。会を作ったので、人を集めなくてはならない。
人を集めたいので、何か催さなければならない。早く頑張らないと潰れてしまう。そういう焦りがよく起こる。

しかし、場当たりな企画が続けば、一時は握わっても、しばらく経つと
マンネリ化する。動きを止めたくないという一心で幹部がひた走るものの、目的と手段がバラバラだから、空中分解の危険が絶えないことになる。

そうならないために、原点を深く掘り下げ、大局を遠くまで慮ろう。
種から芽を出しているかどうか、向かう先(ゴール)が見えているかどうか。
しっかり振り返ってみよう。

◇「私は若い、今日もわくわく、大きなワ!」◇

さて、岡山の今月の講義は「日本学講座」第2講。テーマは「平和主義」。

平和の「和」は「輪」に通じるということを述べた。

厳密には、和をワと発音するのは音読みで、輪をワと発音するのが訓読みだ。
つまり、大和言葉は輪(ワ)のほうであるが、通常、和(ワ)も大和言葉と同じ意味で受け止められていると言えよう。輪になって仲良くまとまっているのが和(ワ)であると。

大和言葉は自然発声音であり、声の出し方が、そのまま意味を形成する。
ワ音の場合は、上下の唇を輪にし、口を丸くして発声することで、円満で充足した様子を表している。

輪=和は、静かで何も無い状態をいうのではない。はち切れんばかりの躍動感に溢れているのが、輪=和なのだ。若い、湧く、わくわくなどのワ音が、そのことをよく示している。

「私は若い、今日もわくわく、大きなワ!」と、今すぐ積極的な言霊を発しよう!