忙しい人ほど「自分の時間」を持たねばならない

こんばんは。
「枝葉末節は小物の政治家でもいいわけやな。ここでやる政治は、本当の政治をやらないといかん。本当に日本の将来はどうあるべきか、百年先、二百年先はどうあるべきかということを考えてやらないといかん。」
(『松下幸之助塾主 遺言集』18ページ松下政経塾)

◆23日(月)は東京で大和言葉の講義をします。
☆やまとことば入門講座:いよいよ姓名判断へ
名前の音が示すあなたの天命「大和言葉48音による姓名判断」(東京)
6月23日(月)午後6時30分~8時30分
生まれたときから我が名を耳元で聞かされて、私たちは育ちました。
名前にはメッセージが込められており、これを大和言葉で解明します。
会場:千代田区麹町4‐8麹町高善ビル
会費:5000円(学生2000円)
お申込はこちらへ→ tkkobatake@gmail.com 代表・小林猛さん)

●日記● 平成26年6月10日~16日

★☆忙しい人ほど「自分の時間」を持たねばならない

6月10日(火)、浜松・東林志塾で佐藤一斎『言志?録』の最終回を話す。
講義の中で話した内容の一つを、下記にご紹介。

政治家や経営者など、指導者と呼ばれる人、忙しい人ほど「自分の時間」を持たねばならない。

自分の時間とは、自分が一番やりたいことへ向かえる時間のことだ。
旅行や休息の時間も自分の時間には違いないが、それらではなく、自分はこれをやるために政治家や経営者になったのだという、真我が満足する時間のことである。

そういう時間が、実は殊の外(ことのほか)短い。一日の内、睡眠や食事、入浴など生活に取られる時間、病院や治療院、理容や美容院などに行く時間、子育て、家族サービス、介護、近所付き合い、友人との関わり、冠婚葬祭、趣味などに関わる時間、何かのアクシデントに対応する後ろ向きの時間、その他諸々の雑務などを考えると、果たしてどれだけ天命や天職を果たすための時間が残っているのだろうか。

勿論我々は、仕事の時間というものを確保しているのだが、それだって人事の揉め事や、資金繰り、クレーム対応などに追われ、なかなか前に向かう時間を取れないのが日常である。その仕事を始めた原点(素志)を果たすための時間を、どれくらい取れているかと振り返れば、仕事時間の十分の一も無いのが現実ではないかと思う。

それでも、「自分の時間」を何とかして確保している人の中から、必ず人物が現れ出てくる。そういう人は、時間に追いまくられ、後手に回って仕事をするのではなく、常に先手を打ちながら任務をこなしている。時間の奴隷ではなく、時間の主人公となって職務を果たしており、その積み重ねによって次第に成長していくのである。

「自分の時間」を確保するための工夫だが、次の4点を挙げておく。
第一に、その先手準備の習慣によって余裕をつくるということ。第二に、優先順位を付けて不要な事は思い切って捨てる(やらない、行かない)ということ。第三に、人(部下や同志)に任せられること(任せたほうがいいこと)は、たとえ華やかで心地いい業務であっても、あっさり譲るということ。第四に、少しの時間を無駄にしないで生かしていくということ。

アメリカ大統領も内閣総理大臣も我々も、体は1つ、一日は24時間、一年は365日であることに変わりはない。成長し活躍する人の違いは、「自分の時間」の作り方如何にかかっているという次第である。

★☆14年前、松下村塾で講義した帰り、天から啓示を受ける

6月11日(水)、明日からの講義準備(4連戦)などを行う。

今から14年前、松下村塾・講堂(長州萩の松陰神社内)で講義した帰り、天からある啓示を受けた。

「平成の龍馬や西郷は、地方議員の中から探せ」というもので、それに基づいて『国是担当地方議員構想』を発表し、9年前からは「政治家天命講座」を主宰。これまでに100名を超える志士地方政治家が集まり育ち、3名の市長と5名の衆議院議員が誕生した。

構想発表当時、「国是担当地方議員」について、次のように説明していたことを思い起こした。昔の文章故、稚拙ではあるが、ここに改めて記し、原点を忘れないよう戒めとしたい。

自立した志士~国会議員の下につくだけの、利益誘導の“端役”とは違います。既得権益を打破~次の時代に必要なら、反発を恐れることなく立ち向かいます。国50%・地方50%で活動~先頭に立って日本を変える地方議員です。政治哲学を持つ~しっかりした歴史観や、政治家としての哲学・思想を持ちます。ゴールからの政策立案~どうしたら人類が生き残り日本が蘇るか、そこから考えます。啓蒙力を発揮~媚びを売らず、国民を叱れるくらいの啓蒙力・指導力を磨きます。議員外交の推進~担当の相手国を持ち、世界各国に友情の輪を広げます。全国同志の大連合~国是担当地方議員は地域を超えて連帯し、日本改新の礎となります。

私は林塾塾長として、益々志士政治家の育成に励み、日本を人類進化の一等国に変えるべく、寸分の迷いも無く真っ直ぐ進む決意である。不撓不屈

★☆国会勉強会、5年後・10年後に意味が分かってくるだろう

6月12日(木)、今日からの3日間、4連戦の講義。
まずは、国会綜學勉強会から。先月に続いて「安岡正篤の帝王学」を講義。

お陰様で常連参加者が10数名に増えた。与野党をまたぎ、党派は違っても、同じ講座で学ぶ者同士の連帯感が生まれてきているのを感じる。政局が流動的な中、離合集散を経ながら実力を高め、器量を大きくしていって欲しいと思う。講座には出られなかったが、懇親会には義理堅く顔を出してくれる仲間もいて嬉しい。5年後・10年後に意味が分かってくる勉強会だと自負している。

★☆小さな心には小さな役割しか入ってこない

6月13日(金)夜、林塾「政治家天命講座」第9期・東日本合同講座で「文明800年周期論と東西文明の交代」について講義。

6月14日(土)午前、林塾「政治家天命講座」第9期東日本合同講座で「日本史に見る社会秩序の盛衰と、近現代日本史」について講義。

二日間の講義の目的は、文明と歴史の大局観を養わせることにある。
小さな心には小さな役割しか入ってこない。大きな心で、新文明を創造せよ!

◇政経倶楽部連合会・設立10周年記念例会に全国から約120名が参集◇

14日(土)午後、東京に移動し、政経倶楽部連合会・設立10周年記念例会で基調講演とパネラーを務める。演題は「政経倶楽部の原点・大局・本氣・徹底」。東京本部メンバーを基本に、千葉県支部、名古屋支部、大阪支部、広島支部、九州政経倶楽部から会員が参集。約120名の全国大会となった。

来賓の政治家として、田嶋要氏(衆議院議員、元経済産業大臣政務官)、野田佳彦氏(衆議院議員、前総理、松下政経塾1期生)、長浜博行氏(参議院議員、元環境大臣、松下政経塾2期生)、小西洋之氏(参議院議員)、熊谷俊人氏(千葉市長)らがお越しになる。また、行徳哲男先生(日本BE研究所所長)、朝比奈一郎氏(青山社中(株)筆頭代表CEO)をはじめ、多数の識者がお運び下さった。

林塾からは、井坂信彦塾士(1期、衆議院議員)、久野晋作塾士(3期)、田沼隆志塾士(3期、衆議院議員)、松尾崇塾士(3期、鎌倉市長)、伊藤央塾士(5期)、長谷川雄祐塾員(5期)、藤田文武塾士補(8期)が参加。

★☆危機を危機として認識しつつも、行動は太陽のような楽天観で

6月15日(日)、実家に帰り、両親に最近の活動について報告。
仏壇に祭られている曾祖父・曾祖母・祖父・祖母に般若心経を上げる。

6月16日(月)、終日デスクワーク。出張の片付けなど庶務をこなす。

危機感と楽天観、これらは両方とも大事だ。危機ばかり口にしていると、どんどん悲観的になっていき、貧乏神しか寄って来なくなる。生成発展するには、将来を信じ、今を楽しんで生きる楽天観が、どうしても必要となるのである。

冷静な危機感と、楽しさを天につなげる楽天観。
両者の落差に、志士の生き様があるのだと思う。

坂本龍馬は、出会う相手に無限の希望を与えた。それは、いくら危機を語っても、日本と同志をとことん信じる楽天観が根底にあったからだ。

危機を危機として認識しつつも、行動は太陽のような楽天観でいこう。
そうでないと、天は味方になってくれないぞ。
この時代を大肯定し、もっと人生を楽しもうではないか。

(補足)危機感ばかりだと、終末ものファンクラブ会員タイプになってしまいかねない。危機を語るから凄い志士かと思ったら、悲壮感を酒の肴にしているだけ。嘆きがゴールだから全く行動に至らず、翌朝残っているのは二日酔いのアルコールのみという輩なり。

★☆岐阜「日本学講座」に約50名が集まる

6月17日(火)、岐阜・日本人力を養うための「日本学講座」で「佐藤一斎」を講義。一斎の故郷は岐阜県旧岩村町。50名近い参加者で賑わった。

政経倶楽部連合会・名古屋支部から、土屋美佳副事務局長と山本道代副事務局長が参加。林塾からは藤井浩人塾士(7期、美濃加茂市長)と水野岳男塾士(7期、元各務原市議)が参加。

◇世に出るときの3要素◇

第一は才能。やろうとしている分野に素質があるかどうか。
第二は努力。こつこつ修練を重ねているかどうか。
第三は運氣。時代が自分を必要としてくれるかどうか。

世の中の何歩も先を行くと、運氣を受けられなくて苦労することが多い。
半歩先なら、先駆けとなって成功する可能性が高くなる。
そういうことも運だろう。