龍馬は、なぜ女性にモテたのか?

こんにちは。会津から東京に戻り、明日は「若手印刷人経営塾」で講義と指導。明後日10日(日)・明明後日11日(月)は、伊勢で林塾の夏季合宿です。

●日記● 平成26年8月1日~7日

★☆明日は本暦の七夕

8月1日(金)、今日から8月。自宅の「神殿の間」の清掃をする。
明日は本暦の七夕。綺麗な星空となって、彦星と織姫が出会えるといいね。

★☆龍馬は、なぜ女性にモテたのか?

8月2日(土)、「夏の合同学習会」で講演。会場は、JR彦根駅前の「大学サテライトプラザ」。虹天塾の北村遙明さんらが主宰する、とても熱心で真面目な勉強会だ。彦根市議の北川元気塾員(林塾7期生)が講師紹介を担当し、米原駅の出迎えから、宿泊ホテルへの見送りまで全て務めてくれた。

◆講演を聞いたら、ピンときた気付きを、自分に置き換えることが大事だ。「置き換え」とは、講演内容から得た“生地(気付き)”を、自分に合うよう“仕立てる作業”のことだ。

でも、これがなかなか難しくて、ピント外れな場合が少なくない。
講演では幕末志士たちについて話したが、その代表格である坂本龍馬は女性によくモテた。これを例に「置き換え」について考えてみる。

坂本龍馬は風呂が嫌いで、いつも臭かった。ところが女性にモテモテ。女性たちは何とかして龍馬さんを綺麗にしようと思い、あれこれ世話を焼いた。(そんな逸話が、確か司馬遼太郎の小説に出ていたと記憶している)。

この話から、不潔にも関わらず女性に好かれた坂本龍馬という男の、その人間力を考察することが置き換え作業となる。龍馬の愚直なまでのひたむきさ、自分のことを放っておいてでも日本を洗濯しようとする無私の心、相手を魅了し、危機を語りながらも希望を感じさせてしまう熱意、その目の輝きや、全身から伝わってくる元気さ、などに学ぶことが肝腎なのだ。

ところが、「自分も風呂に入らなければ、きっと女にモテるようになる」という置き換えをしたらどうなるか。全くの勘違いであり、龍馬のような魅力が無いまま不潔になれば、もはや嫌われることへのトドメとなってしまうだろう。

それから、龍馬と真反対に格好を付け過ぎる人も如何なものか。そういう人は、ナルシストで自己愛が強い。いつも「どう見られているか」を気にしているから、中身に薄く、少し付き合うと飽きられることが多いのではあるまいか。

★☆自然に育ったものは、水を遣らなくても枯れない

8月3日(日)、綜學社・京都研修所で、綜医學の講義と松林塾の講座指導。松林塾は二期生を迎えた。一期生に負けないよう成長して欲しい。

◆綜學社研修所の坪庭に、昨年くらいからシダが自然に生えてきた。自然に育ったものだから、水を遣らなくても枯れない。植物ばかりでなく、人間も自然な自立力が大切だろう。

★☆中国思想は、何から学んだらいいか?

8月4日(月)、「中国思想は、何から学んだらいいか?」という質問をときどき頂く。

◆最初は、孔子の論語でバックボーンの確立から入るのがいい。仁や義で、まず軸となる信念を養うのだ。

しかし、それだけだと堅苦しい人になりかねない。

そうならないためには、老子の教えで懐(ふところ)を大きくすれば大丈夫。谷の思想で、柔軟な器量を養うのだ。

そこまできたら、今度は韓非子をよく読んで、相手の心の裏を読む術を身に付けよう。また、孫子の兵法を習って、勝つための心得を修得しよう。

性悪説に立つ韓非子の教えは、元気の出るビタミンにはならないが、世の中の厳しさに負けないための、免疫力を養うワクチンとしての効用がある。

中国思想は、バランスよく学ぼう。
人間力が磨かれ、立志大成の人生が、きっと導かれるはずだ。

★☆ロシアや中東を抑えられなくなってきたアメリカ

8月5日(火)、流動化する世界から目が離せない。

◆アメリカの指導力が限界に近付きつつある。オバマ大統領は1日の記者会見で、「我々の国力には限りがあることを認識しなければならない」と述べたとのこと(平成26年8月3日付読売新聞)。ロシアや中東を抑えられなくなっている現実を前提に語ったようである。

◆話は変わって、今日は浜松の東林志塾(日内地孝夫塾頭)で「江戸日本学」第2回の講義。出掛ける前、5歳になったばかりの孫から激励を受けた。「ヂイヂ、凄い話、みんなを驚かせる話、元気の出る話をしてきてね」と。どこからそんな凄い言葉が出てくるのかと驚く。

★☆かつて日本は、大国アメリカと真っ向から戦った

8月6日(水)、今日は経世志塾(長屋貢司代表世話人)で夏季特別講義。会場は湯島天満宮(東京都文京区)。

内容は、吉田松陰と松下村塾の弟子たち(久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文)。林塾から、伊藤塾士と藤田塾士が参加してくれた。

◆さて、今日は広島原爆の日。

今から69年前の8月6日、午前8時15分、アメリカによって原爆が投下された。

8時15分という、朝礼で人が外に出ている時間を選んだのである。有色人種に対する人体実験であったと言われても、反論は出来まい。

現在、アメリカは衰退の途中にあるが、衰えたとはいえ、単独でアメリカに戦いを挑むような国は世界の何処にも無い。

かつて我が国は、亜細亜の解放と有色人種の自立のために、事実上一国で、大国アメリカと真っ向から戦った。敗れはしたが、戦後になって義戦の目的が果たされたことは歴史の示すところである。

犠牲者の御霊に「日本の真の再生に努めますから、どうか安らかにお眠り下さい」とお祈りを捧げた。合掌礼拝。

★☆聞く気満々の参加者、「さあ、いつでも来い!」という雰囲気

8月7日(木)、東京から会津若松に移動し、会津立志セミナー(野口代表)で講義。拙著『人間力を磨くヒントとコツ』を教本にした連続講座の2回目。

会津や喜多方ばかりでなく、仙台(4名)や山形、郡山からも参加者があり、50名近い聴衆で賑わう。

開始前から会場全体が、ピンと張り詰めた空気に包まれていた。
皆さん聞く気満々。「さあ、いつでも来い!」という雰囲気だ。
顔付きといい、目力といい、実に素晴らしい。
林塾からは、渡辺塾士が参加(仙台から)。