★☆文明レベルの大局に立った政治を早く起こそう!

こんにちは。暖かくなりましたね。今日から西日本4連戦です。

◆九州政経倶楽部の内部研修のあと、神戸→岡山→広島を回ります。
☆今啓林会(神戸)3月19日(木)午後6時半~9時
シリーズ講座「江戸日本学」第九話
江戸期の信仰~寺社参りに熱心な庶民階級と、合理主義の知識階級。
宿屋のドンチャン騒ぎ。巡礼はピクニック。武家の祖霊信仰。 他
会場:神戸一宮神社 社務所  参加費:ビジター3000円
電話078・242・3399(今啓パール(株)今井啓介さん)

☆岡山「大和言葉の世界観」講座
日本人としての感性や霊性を磨くための、とっておきの講座です!
ムスヒ(造化)前編。陽・陰の落差から生成力が起こる。
造化三神~アマノミナカヌシの神、タカミムスヒの神、カミムスヒの神。
宇宙の本性は活動にある。 他
日時:3月20日(金)午後1時~2時半
会場:サン・クリニック アイナリーホール(岡山市中区中井248‐8)
参加費:1000円(初回無料)
申込:電話086・275・9501(月~金 10:00~17:00)

☆広島文明維新塾
「日本再生への道 ~日本人が持つ底力・和の哲学~」
第八講「自尊主義」日本国の役割と自分の使命を結ぼう
全ては志からはじまる。
先祖・自分・子孫と続くタテイトが人生の基本軸。
武士道が教える「大高慢」と「公」の精神。
人類の危機を救うのが日本と日本人の役割。 他
日時:3月21日(土)午後6時~8時30分
場所:岡重ビル地下1階「プレアホール」広島市中区大手町1-1-23
電話090・4650・1011(代表世話人 脇晃司さん)
http://bunmei-ishin.com/

◆林塾出身者・統一地方選挙のお知らせ→「連載」の下をご覧下さい。
林英臣政経塾のホームページが新しくなりました。
イケメン塾士たちの顔写真が出てきます。 是非とも一度ご覧下さいませ。
http://www.hayashi-hideomi.com/seikeijuku/

◆新著、東洋的達人の研究『念子が養う超人的能力』
ご注文はこちらからどうぞ→ http://www.hayashi-hideomi.com/books

●日記● 平成27年3月15日~18日

★☆文明レベルの大局に立った政治を早く起こそう!

3月15日(日)、来期の連続講座「士道と学問」の準備を進める。

◆中国に住んだことのある日本人に聞くと、一般の貧しい中国人は、とても親切で優しいという。ところが、日本に爆買いに来る富裕層になると、マナーが非常に悪くなる。さらにその上の支配層の人々は、地位を使って私腹を肥やし、いざとなったら国外に逃避する準備を整えてあるらしい。

階級が上がると、反比例して人格は下がる。
それが中国社会の本質なのだろうか。

歴史を見れば、支配階級に対する人民の不満が目一杯(めいっぱい)溜まったときに、王朝が交代する易姓革命が起こされている。

その際、圧政に耐えかねた人民(農民)の蜂起に、軍隊が結びついて大乱となる。そこに、宗教による反乱が加わっていることも多い。

今のところ、中国は経済的に豊かになり続けているから内部崩壊の心配はないというが、永遠に右肩上がりで伸びていく国家はあり得ない。もしも膨張の果ての大乱ということになれば、世界中が大混乱に巻き込まれることになるだろう。

文明法則史学によれば、21世紀は800年毎にやって来る文明の交代期だ。交代期には膨張大国が出現して大乱が発生し、それまで繁栄した旧文明を終わらせている。今回の膨張大国が中国である可能性が高まってきた今、文明レベルの大局に立った政治を早く起こさねばならない。
文明法則史学→ http://bunmeihousoku.com/

★☆元海軍中尉の加藤昇さんが来所

3月16日(月)、元海軍中尉で戦闘機乗りを育てておられた加藤昇さん(92歳)が来所(浜松の自宅事務所)。心身共にご壮健で、大変明るい。お人柄が素晴らしく、とても心地良かった。

紹介してくれたのは、東林志塾に参加の佐野公任子(さのくにこ)さん。佐野さんは、4月の統一地方選で浜松市議(中区)にチャレンジする。厳しい戦いになるだろうが、事務所開きも済み、応援の仲間も増えてきた
ようだ。武運必勝をお祈りする!

★☆今の中国に中国思想が生かされていないのはなぜか…

3月17日(火)、庶務をこなし、4連戦出張の準備などを進める。

◆孔子が教えた、相手を思い遣る「仁」や、美しい生き方である「義」などの精神。

老子が教えた、余分な力は抜き、足るを知って欲を捨て、敢えて天下の先とはならず、大国から小国に対して謙ることなどを「器」とした人生観。

これらを各地で講義しているが、「今の中国に、それらの教えが生かされていないのはなぜですか」という質問を必ず頂く。

理由はいろいろあるだろうが、共産主義体制が敷かれた後、1965年頃から起こされた文化大革命によって学者や文化人・芸術家が弾圧され、基底文化が徹底的に破壊されたところに大きな原因がある。孔子は封建体制の擁護者であるとして批判の対象になり、伝統思想がすっかり途絶えてしまったのである。

その後、資本主義を導入して経済発展したが、拝金主義が蔓延する中で覇権大国への道をひた走って今日に至っている。

◇中国は本来の「王道を尊ぶ国」に戻るべきだ◇

住んだことこそないものの、一番訪問回数の多い国が中国だ。最初に訪中したのは今から32年前のことで、まだ「熱烈歓迎」ムードが残っていた。以来訪中は、新婚旅行、中医研修(上海医科大学付属中医学院)、文明論の講義(社会科学院・内蒙古大学)、経済視察(上海合弁企業)など10回近くに及んでいる。

そういえば最初の頃、要らない物(箱とか袋など)を捨てるときは「不要」と書くよう注意を受けた。「中国人は親切なので、捨てた物でも綺麗なら忘れ物と勘違いし、どんなに遠くても届けてくれます。そして、御礼をしようとしても受け取ってくれません。それでは大変申し訳ないので必ず不要と書いて下さい」と。

その頃までは、おしなべて人民に仁や義の心が残っていたのだろう。ところが、経済発展と反比例して、人心が荒廃していくのを目の当たりにするようになった。

30年ほど前、静岡大学のある留学生と親しくなり、本音の意見を述べ合ったことがある。文人肌の彼は、共産主義には自由がないから嫌いだと言っていた。交流は数年間続いたが、その後葉書が来て「統制が厳しくなったので、日本を出ることになりました。行く先は教えられません」と書いてあった。今は何処で何をしているのか分からない。

歴史を見ると、洋の東西を問わず伝統精神や基底文化が、新しい社会秩序を起こす基盤となっている。中国は本来の「王道を尊ぶ国」に戻るということが、これからの中国にとっても世界にとっても必要なことではあるまいか。数世代を要するかも知れないが、いずれ民主化が進められ、自由な精神が広がり、文芸復興の土壌が養われる日が来ることを願う。