夜話四編(いつもと違う不思議な話)

こんばんは。「入梅」となる明日は會津で講義します。

☆会津立志セミナー:「吉田松陰に学ぶ人を育てる極意」
現代に、吉田松陰先生が生まれ変わったなら、何を語り、どう動くか!
第1回:6月11日(木)午後6時半~9時
「僅か15年間の幕末維新期に、なぜ人物が輩出したのか」
付:吉田松陰と共に安政の大獄で処刑された、橋本左内の立志教育。
詳細 → URL: http://www.lisshi.com
(事務局・野口さん) 

★ご案内~名古屋で大和言葉の合宿講座「日本語48音で姓名判断」
日本語の真髄である大和言葉を基礎から学べ、姓名判断まで出来てしまう決定版の合宿講座です。林が最初から最後まで講義・指導致します。
生涯生かせる知恵が身に付く本講座に、是非ともお運び下さいませ。

~魂に響く神代のコトダマ~《名前で分かるあなたの天命》
日時:7月19日(日)13時~20日(月・祝日)13時
神秘の大和言葉。48音の音義。やまとことば姓名判断+相性診断。
会場:料理旅館わたなべ(名古屋市千種区千種)千種駅から徒歩10分
受講料2万5千円(研修費、修了証)、宿泊費1万円(夕食・朝食込み)
※再受講の場合は割引あり。
お問い合せ・お申込み:中日本やまとことば研究会(代表・山本道代さん)
090・9185・3827 sunflowermichi1977@gmail.com

◆林塾出身者・選挙のお知らせ(年内)
原大本徹を練り上げた志士たちです!
☆印は塾士(林塾を中心に活動している者を塾士と呼んでいます)。

8月2日投票   渡辺 拓 5期 宮城県仙台市議会議員選挙(太白区)
8月30日投票  山口孝弘☆7期 千葉県八街市議会議員選挙
8月30日投票  山田裕一 8期 宮城県白石市議会議員選挙
9月27日投票  樽本丞史 8期 大阪府東大阪市議会議員選挙
10月18日投票 荻村文規☆8期 広島県廿日市市長選挙
10月予定    渡辺勝彦☆7期 宮城県議選(若林区)
10月予定    深谷晃祐 8期 宮城県議選(多賀城市・七ヶ浜町)
10月予定    先崎温容☆6期 福島県議選(田村市・田村郡)
11月15日投票 久野晋作☆3期 千葉県我孫子市議会議員選挙

●日記● 平成27年6月7日~9日

★☆夜話四編(いつもと違う不思議な話)

6月7日(日)、あれこれ庶務をこなす。

その一「消えた湖」(作り話)
数年前、道に迷い、今はもう無い湖に出くわしたことがあった。家に帰って地図を見たが載っていない。不思議に思って、江戸時代の古地図を調べたら出ているではないか。昔の湖が環境の蘇生でも願ってタイムスリップし、何かのメッセージを送って来たのかも知れない。

その二「屋根裏の手裏剣」(作り話)
かつて武家屋敷だったという古家に泊まったときの話。夜中、屋根裏に何やら気配を感じる。翌朝、調べてみたら、屋根裏の柱に錆びた手裏剣が刺さっていた。きっと何百年という昔に、この家で忍者同士が戦い、そのときに投げられた手裏剣が残っていたのだろう。古い家には、何かが“住んでいる”ものだ。

その三「瞬間移動」
これは私の父から聞いた話。中学生の頃、馬込川という川に架かる橋を渡って通学していた。ある日、今さっき渡ったはずの橋を、もう一度渡ることになるという体験をした。絶対に錯覚ではなく、あれはもう瞬間移動しか考えられないと幾度も語っていた。

その四「読心術」
高校生の頃、「林君」と呼ばれただけで、相手が何を聞こうとしているのか分かってしまうことがあった。「それは木曜日だよ」などと返事をすると、まだ質問していないよと言う。「質問は、これこれでしょ。だから、それは木曜だよ」と答えると、相手は不思議な顔をしていた。人には、相手の心を読む力があって、それは時々働くのである。

「その一」と「その二」は即興の作り話、「その三」は父の不思議な体験談、「その四」は実話。昨夜、なかなか寝ない孫に聞かせた夜話四編なり。

◇学問で体を鍛えよ!◇

業績好調で儲かっていると、「このままでいいや」と思って勉強しない。
経営不振で赤字が続くと、「勉強どころじゃない」と言って講座に出て来なくなる。何のことはない、結局勉強を避けているだけではないか。

上の者が勉強嫌いだと、下の者も勉強しなくなる。現場が大事であることは勿論だが、体験ばかり重視して勉強を避けていると、物事を理論立てて考えたり、客観的に観たりする力が養われないことになる。

好調時には、謙虚さを失うことなく、気を緩めないでよく学ぼう。
不調時ならば、全ての因は我にあると受け止め、希望を失うことなく自己啓発の時間を作ろう。

勉強が、ひ弱な座学に過ぎないと思ったら大間違いだ。心身統一しながら学問を修めていくことほど、体を鍛え、氣力を練る稽古はあるまい。

★☆いきなり行動する人、いつまでも勉強ばかりしている人…

6月8日(月)~9日(火)、「士道と学問」第十講「性(本性)」の準備を2日間かけて行う。

「性」は、東洋思想の人間観を考察する上での大事な用語(キーワード)。
孟子、程伊川、朱子、陸象山、王陽明らの見解を踏まえつつ、山鹿素行の思想の魅力を講義したい。

9日(火)夜は浜松の東林志塾(日内地孝夫塾頭)で「江戸日本学」の最終講として、「里山資本主義」後編を話す。いいまとめになったと思う。

◆情勢を十分確かめず、ろくな準備もしないまま、いきなり突っ込んでいく人がいる。もう学びは終わった、今は行動を起こすときだという心意気は実に立派だが、いったい何処(どこ)へ行こうとしているのか、本人ですら分からないという有様である。

反対に、ずっと勉強ばかりしていて、いい加減に早く立ち上がって欲しいと思える人もいる。知識や見識は素晴らしいのに、いったい何時(いつ)になったら動き出すのか、そもそも本当にやる気があるのかどうか、本人ですら分からないという状態である。

行動派の前者は、誰よりも自分を信じて(愛して)いるからカリスマ性がある。だが、学問が粗くなりがちで、どうしても客観性に乏しくなる。ブレーキを持たない人も多く、ぶつかって壊れるまで事態が収束しないから、一緒にいると危ない。

理論派の後者は、誰よりも真面目に勉強しているから秀才である。だが、理知的・観念的になり過ぎて、日常生活の役に立たない空論が目に付く。人間的な魅力や面白味に乏しい人も多く、一緒にいてもつまらないのだ。

かつて、陽明学者に前者の傾向が見られ、朱子学者に後者のタイプがよく現れた。いずれも部分観の弊害である。

行動意欲と学習意欲は、どちらも大切だ。そして、それらを支える上で、主観と客観のバランスが必要となる。それも、こぢんまりとまとまるのではなく、大きなバランスであって欲しい。私はいつも、この点(大きなバランス)に注意しながら、弟子の育成に努めている。

補足:上記は、人間力を上げるために、個人として主観客観のバランスを取る必要性を述べたものなり。

誰にでも長所と欠点があるが、欠点を補うために、外から対応する方法がある。それが、違うタイプとの組み合わせであり、陰陽共生となるのが理想だ。プロジェクトチームならリーダーと側近の組み合わせ、選挙ならば候補者と後援会長の組み合わせのときなどに、それを考慮するといい。

また、陰中陽有り、陽中陰有りで、一人の人格の中にも陰陽両面が存在する。それは、時と場によっても変わり、固定ということがない。だからこそ、個人個人の研鑽が生きるのである。