言葉が人生を決める

こんにちは。浜松は夕方になって雨が上がりました。

◆人民元が3日連続で切り下げ。元安誘導を加速させ、輸出にテコ入れをしなければならないくらい、中国経済が減速している様子がよく分かります。人民元切り下げは、世界経済にデフレ圧力をもたらします。日本にも影響が及びます。今後の動きから、目が離せなくなりました。

●日記● 平成27年8月10日~11日

◆8月10日(月)~11日(火)、山形県米沢市に30名が参集し、林塾「政治家天命講座」東日本合同合宿が開かれる。

演題は下記の通り。
初日は「大和言葉が示す日本思想、その世界観と人生観」。
二日目は「松下幸之助が教える国家観と政治観」。
二日目午後の特別研修は「国是三綱領と、各員の置き換え」。
総計7時間半の講義であった。

明治以来西欧化した我が国は、とりわけ戦後70年間、すっかり日本を忘れてしまった。今一度、立ち位置を日本に置いた、日本人教育を取り戻さねばならない。混迷する世界を救う知恵は、東の文明が握っている。光は東方の日本から起こる。そういう思いで講義した。

●随筆●

◆言葉が人生を決める◆

言葉は、単なる意思伝達の手段ではない。言葉は、霊力を持った言霊(ことだま)なり。言葉それ自体が霊力の固まりとなっているから、古来これを言霊(ことだま)と呼んできた。

山上憶良は「言霊の幸はふ國(国)」、柿本人麻呂は「言霊の助くる國」と言った(万葉集)。大和の國は、言霊によって幸せになり、助けられる國なのだ。

寺社でお祈りし、言葉が神仏に届けば、それを聞いた神仏が私たちの幸せを導き、しっかり守って下さるに違いない。だが、それだけではない。発する言葉そのものが霊力を発揮し、言霊として直接我々に幸福と守護を
もたらしてくれるのである。

だから、人生を決めるのは言葉なのだ。人間は、言葉に出した通りの運命になっていく。現在の自分は、これまで口に出してきた言葉の結晶体だ。将来の自分は、たった今発した言葉が決めていくことになる。

そして、言葉は民族のDNAなり。言葉によって、その民族の文化や伝統、思想と生活が伝承されていく。言語が消えれば、その民族は滅びる。究極の祖國防衛は、大和言葉を基本にした國語教育にかかっているのだ。

◆心のアミで、カラーテレビが6台売れる!◆

松下政経塾にいた23歳のとき、ナショナルショップ(松下電器の小売店)で、2ヶ月間の販売店実習をした。その後半の1ヶ月間(年末の12月)は、カラーテレビの訪販キャンペーンに参加。しかし、2週間が過ぎて売れたのは、電気ストーブ1台きり。

縁もゆかりも無いところでカタログを持って回るだけだから、売れなくても仕方ないと落ち込んでいたら、残りの2週間で反応が起こり、カラーテレビ6台をはじめ、金額にして110万円ほど売り上げることが出来た。

なぜ売れたかというと、心のアミが敷かれたからだと思う。毎日同じ地区を回っていたので地域で噂になり、「あそこの電器店の実習生さんがカラーテレビを売っているから、誰か買って上げなさいよ」ということになったのである。

店の社長曰く、「林君の回った地区は店の近所であり、普段から十二分に掘り起こしていたから売れるはずはないと思っていた。やらせてみなければ分からないものだ。考え方を変えなければいけないなあ」。

世の中を学ぶ上で、本当にいい体験であった。