市長になって伸びる人、市長になって小さく固まる人

こんばんは。広島→福岡→広島(廿日市市)を回って、昨日浜松に戻りました。

◆今週は、20日(火)に宮崎県日南市で職員研修の講義が2件。
週末は神戸と岡山で、どなた様でも参加可能な講義があります。

☆今啓林会(神戸)10月23日(金)午後6時半~9時
綜學講座「士道と学問」第五講 吉田松陰の師、山鹿素行が教える武士の素養
『聖教要録』上
「道統」…儒教の三変~戦国時代の法家、漢代の訓詁学、宋代の朱子学など。
「詩文」…志士の胸の内に自然と湧き起こる言葉が詩となり文となる。
会場:神戸一宮神社 社務所  参加費:ビジター3000円
電話078・242・3399(今啓パール(株)今井啓介さん)

☆岡山セミナー 10月24日(土)午後6時~8時
綜學講座「士道と学問」第三講 吉田松陰の師、山鹿素行が教える武士の素養
『聖教要録』上
「聖学」…志を立て、人としての道理を学び、身に付くまで繰り返し復習せよ。
「師道」…聖教の師は君父と同じ。厳粛に師を選ばねばならない。
会場:サン・クリニック アイナリーホール(岡山市中区中井248‐8)
参加費:5000円(1回)、全4回通しの場合は15000円
申込:電話086・275・9501(月~金 10:00~17:00)

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「何度も読み返しています」というご感想を多数頂いております。
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●日記● 平成27年10月10日~17日

10月10日(土)、浜松の自宅事務所の古い看板を変えた。
10数年前の「人間学経営研究所、政経維新塾」となっていたものを、「綜學社、林英臣政経塾、連絡所」にやっと変更。

文明と歴史の大局を知り、日本の原点と日本人の使命を覚り、確固たる志を立てながら、小さい約束を守り、実務を疎かにしない。
だから、心から信頼出来る。
そういう志士政治家集団を、全体学である綜學で育てよう。

10月13日(火)、浜松の東林志塾(日内地孝夫塾頭)で「士道と学問」第四講を話す。教育は国家の基盤であること、人は教えられて人となること。孔子の教えに戻り、読書によって聖人から直に学ぶべきことを述べる。

10月14日(水)、政経倶楽部連合会の会議出席の後、広島県支部(佐藤克則支部長)一周年記念例会で講義。
演題は「すべては志から始まる~日本を変え世界を救う経営者の志」。
最高の熱意を込めて90分間話した。

10月15日(木)、福岡に移動し林塾「政治家天命講座」全国合同講座で「古事記の学ぶ日本の原点」をテーマに3時間講義。約40名が参加。
講義の後は「狂挙の誓い!」大懇親会。

10月16日(金)、朝6時から1時間、林塾・早朝稽古の指導。
朝食後、ヨコミネ式教育の横峯吉文先生の講義を拝聴。
午後、広島県廿日市市に移動し、林塾8期生・荻村文規塾士の市長選挙応援。
4時から街頭演説8カ所、夜7時から個人演説会で20分間熱弁を振るう。

10月17日(土)午前中、荻村塾士の応援。
街頭演説数カ所、桃太郎1時間。昼過ぎ、浜松に戻る。

●評論・随筆●

◆誰から活を入れて貰うか◆

生徒に教えているうちに、だんだん調子が悪くなってきて技術が低下する。
生徒さんのレベルに引っ張られるのでしょうね。

そう言ったのは、ソシアルダンスの先生。

で、かなりおかしくなったときはどうするかというと、大(おお)先生のレッスンを受けるようにしているらしい。大先生は、ぶれを修正し、元氣を与えてくれる大事な存在なのだ。

しかし、大先生は一体誰に修正して貰うのか。おそらく、既に自分で調整出来る高みにいるに違いない。

志においても、その低下を防いでくれる師匠が欲しい。時々活を入れて貰わないと、たちまち意識が低くなってしまうのが人の心というものである。

では、志の師匠は誰から活を入れて貰うのかというと、故人の御霊(みたま)から念子を頂いて、己を奮い立たせることになる。

聖徳太子、吉田松陰、安岡正篤など、大先生が沢山控えている。
さて今日は、どなたのレッスンを受けるとしようか。

◆素読教室を初体験~孫の感想にびっくり!◆

「全部おもしろかった!」

「今日の素読教室はどうだった?」と聞いたところ、孫が元気に答えてくれた。

松田雄一さんが先生を務める「広島まほろば学習会」が、年輪のように各地で広がっている。私も一度ライブで学びたいと思い、本日の名古屋教室に孫を連れて参加した(10月11日)。

子供と大人の両方に人気があるが、その秘密はどこにあるのか。体験してみてよく分かった。

☆画像や映像を沢山(たくさん)用いている→視覚に入るから、とても分かり易い。
☆キーワードや文を何度も唱和する→声を出すから退屈にならない。
☆姿勢を正し、元気に返事をさせる→子供の躾(しつけ)になる。
☆数名の希望者が、暗記してきた文を発表(暗唱)→参加者全体に刺激を与える。
☆松田講師の蘊蓄(うんちく)が面白い→学問好きの大人が満足する。
☆幼稚園児から参加可能→勉強嫌いだった大人も大丈夫。
☆事前の準備が要らない→初心者でも緊張しないで参加出来る。

松田先生の日本を変えよう、子供たちを救おうという志が素晴らしい。
その上に、学習塾時代の経験と技術が生かされている。
メリハリの利いた指導がいい。常連さんが、大きな声で唱和し雰囲気をリードしていた。スタッフ(ボランティア)の目の輝きにも感動した。

◆教育の苦労◆

教育には根気が要る。

教育を大和言葉で「をしへ(教え)」という。

50音(48音)の最後にくる「を」は、尾(を)・終える(をへる)・修む(をさむ)・折る(をる)などの「を」で最後を、「し」は締める・占める・閉めるの「し」で統一を表している。「をしえ」とは、最後までしっかりまとめることを意味する大和言葉である。

教育には、本当に根気が要る。挨拶や返事、報告や連絡、出欠の返信など、細かい実務が徹底されるよう「をしへ」るには大変な労力を伴う。

細かい事が出来るようになると、立ち居振る舞いが美しくなる。
身が美しいと書いて「躾(しつけ)」と読む理由がよく分かる。
小さい約束を守れず、いつも時間に遅れ、何度も催促されては謝ってばかりの姿を見て、一体誰が美しいと思うだろうか。

大きな夢を語るのもいいが、まずは小さなことから「をしへ」合おうではないか。

◆市長になって伸びる人、市長になって小さく固まる人◆

市長になって伸びる人と、小さく固まってしまう人がいる。

最初に無いものは最後まで無い。市長になるときの原点で、本人はもとより市の将来が全て決まってしまうのだ。

誰がなっても同じではない。転換期の今、誰が市政のトップに立つかで確実に変わる。

伸びる市長の要素はいろいろあるが、今日は下記3点が頭に浮かんだ。

☆故郷が大好き!
地域の良さが分かっており、郷土の歴史と文化を起点に、希望溢れる理念を創ることが出来る。
→故郷について、おざなりに喋るのか、深い愛情を持って語れるのかを見よ。

☆アンテナが高い!
地域を超えた豊富な人脈を持ち、市の外から知恵と情報と人物を呼び込むことが出来る。
→市外で人気の高い候補者ほど有望。市長になってから大きく伸びる。

☆市の経営者!
単なる利害調整役で終わることなく、市の経営者として斬新な地域活性策を描くことが出来る。
→チラシに書いた政策に実現可能な根拠があるのか、それともただの観念的スローガンなのかを問え。