これ以上ないド真剣な本物集団を創れ!

こんばんは。寒かったり暑かったり、寒暖の差が激しいですね。
今週末は「湘南天命講座」です(お陰様で満席)。

●日記● 平成27年10月20日~26日

◆10月20日(火)、宮崎県日南市の職員研修で講義。
管理職候補生対象と、全職員対象の、2件計4時間の講座。
講義前に、神武天皇の父君であるウガヤフキアヘズノ尊が御祭神の鵜戸神宮に参詣。

九州から日本を変えようと顔晴っている崎田恭平さんは、林塾7期生として学んでくれた36歳の青年市長。
同期の斉藤了介宮崎市議も、応援に駆け付けてくれた。
二人とも、林塾の学びと仲間が支えになっていると語ってくれる。
塾長冥利に尽きる思いである。

人事担当課長の長友弘次さんが講座修了後、「これで明日からが楽しみ!」と感激して下さった。

下記は崎田市長のフェイスブックから引用しました。
「今日は、日南市役所 意識改革研修(市長勉強会)を開催いたしました。
これは、就任以来継続しているもので、私が是非 職員に聞いてほしいと思う講師の方に来ていただき、一緒に学んでいく研修です。
夕方以降に開催し、参加の強制はせず、あくまで自主参加にこだわって行っているものです。

今回の講師は、私自身が「林英臣政経塾 天命講座」で学ばせていただいた林英臣先生です。私の師匠であり、政治家としての心構えを誰よりも学ばせていただいた方です。

林先生は、政治家に限らず、経営者や公務員を対象とした講演も行っておられ、今回、私のたっての希望で日南まで来ていただきました。

私も職員と一緒に参加し、天命講座を受講していた頃から3年ぶりに林先生の生の講義を拝聴いたしました。

市長職をする中で、林先生の言葉を思い出すことも多いのですが、やはり実際に直接伺うと、より深く当時ご指導いただいた内容を思い返し、初心を新たにすることができた時間となりました。

職員課長が、明日以降の日南市役所の変化が楽しみだと言っておりましたが、私も同じ思いです。

これからも、林先生に教わったことを常に頭に置きながら、市長としての仕事を務めてまいりたいと思います。」(ここまで)

また、下記は宮崎市議の斉藤了介さん(林塾7期生)のフェイスブックの文です。
「昨夜は日南市で開催されました林英臣政経塾塾長の林英臣先生のご講演を拝聴してきました。
平成24年1月から12月まで、崎田市長と一緒に林英臣政経塾の第7期生として、文明史観や大和言葉、日本の成り立ちや皇室の事、中国思想に武士道と本当に多くの事を先生に教えていただき、その事は政治家として私の天命を再確認する事にもなりました。

講演終了後、林先生とお食事させていただき近況報告したのですが、師としてあまりにも大きな存在でありながらも、故郷の様な安らぎを感じ、とても幸せなひと時を過ごす事が出来ました。

自宅に帰って、本日届いた「みやざき中央新聞」の社説を読みましたら、何と林先生が第1期生で卒塾された松下政経塾の事が書かれていた事に驚き、人は必然的な御縁の中で生かされている事を感じました。
今日もこうして生きている事に感謝し、天命を貫きます!」(ここまで)

崎田さん、斉藤さん、どうも有り難うございます。

◆10月21日(水)、日南市の歴史を探訪。

明治の外交を担い、命を賭けて日本の難局を救った小村寿太郎は、宮崎県日南市の出身。

小村は名利に無頓着で、誠を貫いた大政治家であった。
私には何も無いが、ただ誠の一字のみを貫いたと。

地元の人物は、時代を超えて後世の我々を奮い立たせてくれる。
あなたにとって、地元の歴史的人物は誰だろうか?

◆10月23日(金)、午前中は林塾拳闘同志會。
指導は南出賢一塾士(4期生、大阪府泉大津市議)。
補佐役に石川勝塾士(4期生、大阪府吹田市議)。
両塾士の学生インターンも参加し、林は年齢を忘れて汗を流す。

午後は、神戸の今啓林会で「士道と学問」第五講を話す。
儒教の歴史的変質と、志士の胸の内に自然と湧き起こる言葉を詩文とすべきことについて述べる。
林塾から福丸孝之塾士(1期生、大阪府茨木市議)と上田光夫塾頭(5期生、大阪府茨木市議)が参加。

◆10月24日(土)、岡山で綜學講座「士道と学問」第三講を話す。
志を立て、人としての道理を学び、身に付くまで繰り返し復習することの大切さと、師は君父と同じであり、厳粛に師を選ばねばならないことについて述べる。

◆10月25日(日)、京都で綜學研究会。
綜學社メンバーと学生ら9名が集まり、綜医学や言霊学を学ぶ。
林塾から藤田文武塾士(8期生、綜學社事務局長)が参加。

部分観の弊害で混乱した世界を救うため、原点を見極め、大局を把握していくのが綜學なり。

夕方、神戸に移動し生田神社で、今井啓介氏喜寿とご母堂様白寿の祝宴に参加。
友人代表として祝辞を述べ、エピソードを披露する。
林塾から福丸孝之塾士(1期生、大阪府茨木市議)が参加。

◆10月26日(月)、綜學社研修所で合氣居合の稽古。
五条大橋を渡り、河原町五条交差点西北に鎮座する朝日神明宮にお参り。

林塾7期生、渡辺勝幸は見事トップ当選を果たしてくれた。
苦節4年、晴れて仙台市若林区選出の宮城県議となった。

また来年がんばろう。そう思って一年がまんすることが、人生に時々起こる。
それが4年間となると、一体どういう忍耐が待っているのだろう。
4年経てば、小学校六年生だった子が、高校一年生になる。

人が離れ、悪口を言われ、折れそうになり、家族に辛い思いをさせる日が何度もあったはずだ。林塾の弟子たちは、本当によく苦難に耐え抜いてくれる。

●評論・随筆●

◆これ以上ないド真剣な本物集団を創れ!◆

組織が大きくなるにつれて、創業の原点や目的を忘れてしまう団体がある。

日本のことばかり言うと右翼に見られる、心の大切さを唱えると宗教だと思われる。それを心配し、会を大きくするには保守色や宗教色を薄めなければならないと考えて、次第に原点から外れていくのだ。

それは一面尤もな進み方だが、あってもなくてもいいような団体に変えて大きくしたところで、一体何の意味があるのだろうか。

どんな分野にも、これ以上ないド真剣な本物集団があったほうがいい。
「とてもあそこまではやれない」と感心させるくらいの組織でないと、転換期にあって新しい歴史を切り開くことは出来ぬ。

焦らないでまず狂挙の同志を集め、それを山の頂上とせよ。それが高いほど、裾野は大きく広がる。頂上を低くしたら、結局組織は広がらない。広がったところで、目指すところを理解しない烏合の衆では役に立つまい。

◆仕事の苦労は人の苦労(人事や人間関係)◆

人の苦労は気の苦労。
気苦労は努力の証(あかし)。

あなたは本当によくやっている。
ちゃんと天は見ているから大丈夫。

◆人生の軸が養われ、困難を乗り越えていくための種火が点される◆

長い間、一部の人たちを除いて、殆ど理解されなかった。

文明800年周期論を基に東西文明の転換を説けば「ユニークな歴史論ですね」とか、「800年は長過ぎて役に立たないでしょ」などと批判を受けた。

大和言葉の世界観を話せば「それって戦前の国体思想みたい」とか、「このグローバル化された時代に何の意味があるのですか」と嫌われた。

松下政経塾在塾の20代の頃も、塾一番の変わり者、生まれる時代を間違えた古くさい奴と思われたらしい。

いつか必ず、自分が体得した学問が必要とされるときがやってくる。
そう信じて、数十年間地を這うように生きてきた。

諦めないで努力するうちに、弟子に恵まれるようになった。今は「こいつは日本を救うために生まれてきたな」と思う若者がごろごろ集まっている。

私の話を聞いたところで、すぐには儲からないし、直ちに選挙に強くなるわけでもない。だが、人生の軸が養われる。困難を乗り越えていくための種火が点される。同志に出会うことが出来る。そこは素直に誇りたい。

◆通じないのは、嫌いになって怒るから◆

不良生徒に怒る先生が二人いた。
甲先生が怒ると、生徒たちは何とか言うことを聞く。
だが、乙先生だと全然ダメ。

前者は生徒が好きであり、好きだからこそ率直に注意している。
(少なくとも嫌いではない)。

後者は、既に生徒を嫌いになっている。生徒は嫌われていることを敏感に覚って、より反発を強めていく。

似たことは、日中関係や日韓関係にも起こりうる。中韓の酷い態度には開いた口が塞がらないことが多いが、こちらが嫌悪感で固まってしまったら、それで終わりとなりかねない。

中韓の一般の人たちは、必ずしも反日ではない。日本が好きな人も多い。
そういう人々を味方に付けるためにも、単に嫌いになって怒っているだけでは埒が明かないと思う。

外交は、そんなに甘いものではない。気を許したら、益々居丈高にさせるだけ。
そもそも話して通じる相手ではない。などという意見があるのは分かる。

だが、こちらが閉ざしてしまったら何にもならない。中韓を研究し、歴史や文化の良いところを見つけて好きになり、それによって相手を説得出来るポイントを知ることは重要だ。

孔子や老子の言葉で正義を語り、間違いを説諭するのも有効だろう。
それが出来るのも、好きであればこそではあるまいか。

◆言葉に出した瞬間、既に実現している~未来は今◆

言葉は、単なる意思伝達の手段ではない。言葉は生きている。
人生を創るのは言葉。幸福を導くのも、成功をもたらすのも言葉なり。

言葉は、それ自体がエネルギーの塊だ。古来、それをコトダマと言った。
言葉は魂(タマシヒ)であると。

コトダマのコトは言(こと)で心に凝り止まったもの、タマは玉でもあり、心の叫びがまとまった実在がコトダマなのだ。

コトダマには、物事を実現させる力が宿されている。
コトダマならば、言葉に出した瞬間、既に実現しているのである(未来は今)。
日本人は、神代以来コトダマの達人であった。

◆チャイナの本音◆

軍隊は強力でなければいけない。だが、軍に主導権を握られたら困る。
もしも戦争になると、実権が軍部(人民解放軍)に移行しかねない。
従って、戦争は起こしたくない。それがチャイナ指導部の本音だと思う。

政治の腐敗、経済の混乱、農業不作と食糧不足。人民に不満が溜まり、新興宗教が勃興し、軍閥が成長する。やがて、武装した農民反乱によって政権は倒され、革命の成立に至る。そこに、異民族の侵入が加わる。
それがチャイナの歴史であり、自国の政治がまだそういう段階にあるということくらい、指導部は百も承知しているはずだ。

だから、本格的な戦争によって国内を動揺させたくないというのが、膨張経済によって豊かになってきたチャイナの本音である。

では、チャイナが日本に対する侵略を起こすわけがないかというと、決してそうではない。確かに戦争はしたくない。だが、領土は太平洋に向かって広げたいと。つまり、戦争をしないで領土を拡張させていこうというのが、チャイナの目指すところなのだ。

チャイナは、日本の後ろにいるアメリカの出方を窺っている。
そして、アメリカの影響力が消える日を根気よく待っている。
これから先、武力で日本を脅し、日本が尖閣諸島や沖縄諸島を手放すよう仕向けてくるだろう。

これに、どう対抗するか。日本人には強固な自立心と愛国心があり、日本の領土を奪えば日本人は黙っていない。世界最精鋭の自衛隊を相手に戦うのはリスクが大きい。そう自覚させることが肝腎だ。
それ以外に、我が国の安全確保の道があるだろうか。