欲しいのは、国民を叱れる政治家

こんにちは。浜松は雨が上がりましたが、どんよりした曇天です。

◆林塾の塾士2名が、選挙戦の最中で奮闘中!

一人は、林塾きっての知性派、先崎温容(せんざきよしなか、6期生)。
福島県議選(田村市・田村郡)に出馬(2期目)。

先崎は幼少より東洋思想を学んだ俊才にして、政策・政局に強い実務派でもあります。その実行力は素晴らしく日本改新と東北再生に無くてはならぬ逸材です。

もう一人は、林塾で一番真っ直ぐな男、久野晋作(くのしんさく、3期生)。
千葉県我孫子市議選に出馬(通算4期目)。
晋作は人恋しい淋しがり屋で、涙もろい激情家。世の腐敗堕落を一掃する男です。

両名とも、投票日は11月15日(日)です。
皆様、何卒宜しくご教導のほどお願い申し上げます。

●評論・随筆●

◆欲しいのは、国民を叱れる政治家◆

「国民を叱れる政治家となれ」

林塾では、そう教えている。有権者に媚びを売ってばかりいるようでは、万斡旋(よろずあっせん)の口利き屋くらいにしかなれぬと。

「ダメなものはダメ、出来ないことは出来ない」。
「未来はそこにはない、進むべき方向はこっちだ」。

はっきり言い切れる政治家を増やさないと、日本は混迷から救われぬ。

◆先代の死後、3年間やり方を変えてはならないということの意味…◆

「父親の死後、そのやり方を3年間変えないのが親孝行だ」
(『論語』里仁第四)。

喪に服す3年間は、先代の路線をしっかり守れ。それが孝行の基本であるという孔子の教えなり。

これを封建的な古くさい教えと即断してはいけない。後継者がまずやるべきことは事業承継のための基盤作りだ。それは、先代からの連続性が基本になると。

トップに立ったばかりの頃は、心から従ってくれる者は少ない(面従腹背)。
意気に燃えて指示命令を出すものの、古参の部下と対立し人が次々離れていく。
頑張れば頑張るほど上手くいかなくなる。そういう苦労を重ねるうちに、やがて真の同志が現れ理解者も増えてきて、名実共に長(おさ)や頭(かしら)となっていくのである。

そうなるまでの準備期間として3年間は辛抱せよというのが、孔子の教えたかった意味ではあるまいか。

また、よほど志を高く持っておかないと、3年経ったときにすっかり骨抜きにされてしまう恐れもある。先代の路線を踏襲して調整役を演ずるうちに、いつの間にか単なる操り人形にさせられて、身動きの取れないイエスマンに堕落してしまうのだ。

トップは、調整と開拓の両方をこなしていかねばならない。まず事業承継のために「調整の基盤」を養うものの、それと同時に「開拓の準備」も進めていきたい。そうして“喪が明けたら”、勇躍立志大成に邁進するのだ。

言い換えれば、基盤作りは長くても3年間で終わらせよという意味にも取れる。
現代では1年間が服喪期間だから、基盤作りと調整は1年くらいで済ませてもいい。いずれにせよ、良いことは受け継ぎ、悪いことは改め、開拓すべきは開拓して、堂々たる生成発展を実らせようではないか。