古事記は素直に読みたい

こんにちは。今日の講義準備が整いました。
私にとっての講義準備は、楽器の音合わせや、演武の確認のようなものです。いつも準備中に、新たな閃きや覚りが起こるから不思議です。

◆つぶやき~人類が大宇宙に登場した意義からすれば、つまらないことにくよくよしているときではない。
日本の使命が分かれば、人生がガラッと変わるはず。
殻を破って、本当の自分を取り戻そう!

◆今日から4連戦です。名古屋→神戸→広島→京都で講義します。
名古屋と広島は古事記を話します。京都は綜學社・綜医学研修会の講義です。

☆政経倶楽部連合会・名古屋支部例会
12月17日(木)開場午後6時、開始6時半~8時45分終了
「古事記」日本神話に秘められた日本の原点
会場:ウインクあいち(名古屋駅桜通口から徒歩5分)。
会費:会員2000円 ビジター3000円
連絡先:名古屋支部幹事長 長岡さん携帯090・6461・1603
→ nagoya@seikei-club.jp

☆今啓林会(神戸)12月18日(金)午後6時半~9時
綜學講座「士道と学問」吉田松陰の師、山鹿素行が教える武士の素養
『聖教要録』中【第七講】
「徳」…世の為・人の為、行動によって磨かれた人間力が徳。先天・後天あり。
「仁」…仁は相手を思い、尽くすところの真心。仁なくして勇氣起こらず。
「禮(礼)」…敬う心を形に表すことを礼という。礼は人間社会の潤滑油。
「誠」…そうせざるを得ない思いから来る知行合一を誠という。
会場:神戸一宮神社 社務所  参加費:ビジター3000円
電話078・242・3399(今啓パール(株)今井啓介さん)

☆広島文明維新塾(第13期)
第3講「大和言葉」~人類の根本神話=古事記に学ぶ日本の思想~
日時:12月19日(土)午後5時~8時
場所:岡重ビル地下1階「プレアホール」広島市中区大手町1-1-23
参加費:一般3000円(当日受付) 学生1000円
電話090・4650・1011(事務局長 脇晃司さん)
http://bunmei-ishin.com/

●評論・随筆●

◆まず自分、次に三人、そして十人◆

何事も最初は一人からはじまる。まず自分が本氣になって理念(哲学思想)を練り、志を立て、目標を定め、創意工夫を重ね、小を積んで大を成していこう。

だが一人のままでは、なかなか前に進まない。泣きたくなるほど孤独で辛い気持ちは分かるが、焦りは禁物。数を追うことよりも、しっかりした同志を二人見つけるのが先だ。

自分を入れて三人集まれば、世の中を変える力が必ず湧き起こってくる。
一人のときは点、二人になると線、三人ならば面になって、仲間を引き寄せる求心力や、味方を増やす磁力が生まれるのである。

三人が結ばれたら、続いてどうするか。目指すは十人だ。孔子十哲、釈迦十大弟子、イエス十二使徒、真田十勇士などと言われるように、概ね十人が弟子や幹部の基礎数になっている。四天王というのもあるが、四人は十人に至る途中の人数だろう。

そこまでいけば、徳川十六神将、武田二十四将、孔子七十子などというように、あとは自ずと増えていく。

兎に角、一度に沢山集めて、形式的な組織を無理矢理つくるようなやり方が一番よくない。仲間が千人・万人と成長する活動も、三人・十人の基礎があっての話であることを知っておきたい。

◆古事記は素直に読みたい◆

日本最古の本とされているが古事記だ。
古事記には、日本思想が余すところなく伝えられている。

古事記は素直に読みたい。素直に読むためには、大和言葉の音義(音の意味)で解読するのが一番いい。

タカアマハラ(高天原)であれば、タカは高貴、アマは宇宙(時空)、ハラは広場を意味している。タカアマハラは宇宙の高貴な広場であり、そこから宇宙の生成がはじまるのである。

次に、成立の原点を知った上で読みたい。一言で言えば、伝統文化に対する危機感だ。諸豪族が伝えている物語や記録に多くの虚偽が加えられており、このままでは幾年も経たないうちに正しい歴史が伝わらなくなると。
そうした危機感が、古事記編纂の原点となったのである。

そして、古事記冒頭部分を、もっとしっかり読もう。
古事記の世界観としての魅力は、上巻の冒頭に集中している。
登場する神々の名前によって、大宇宙の生成、地球の成立、人類の天命が詳述されているのだ。

古事記は、まだまだ封印された状態と言っていい。日本人を覚醒させ、日本の使命を取り戻すために、これを解かねばならない。