今、世界は三つの原理で動いている

こんばんは。寒波がやって来るようですね。

◆明後日19日(火)~20日(水)、林塾「政治家天命講座」第11期が伊勢で開始(全国合同例会)。20日早朝は、五十鈴川で禊ぎがあります。

◆21日(木)は名古屋、22日(金)は岡山で講義します。

☆政経倶楽部連合会・名古屋支部例会
1月21日(木)開場午後6時、開始6時半~8時45分終了
「大和言葉の世界観」第六講「アマ(時空)」
トキを刻み、ソラを広げる~時空を思い切り駆け巡れ!~
会場:ウインクあいち(名古屋駅桜通口から徒歩5分)。
会費:会員2000円 ビジター3000円
連絡先:名古屋支部幹事長 長岡さん携帯090・6461・1603
→ nagoya@seikei-club.jp

☆岡山特別講座
「年頭講話と年頭立志マンダラの作成」日計、歳計、そして生涯の計。
日時:1月22日(金)午後1時~4時
会場:サン・クリニック アイナリーホール(岡山市中区中井248‐8)
参加費:1000円
申込:電話086・275・9501(月~金 10:00~17:00)

◆林塾・選挙のお知らせ
2月7日告示2月14日投開票 山口克浩塾士(5期生)京都府八幡市議補選

●日記● 平成27年1月15日~17日

◆1月15日(金)午前中は、甲子園ボクシングジムで林塾拳闘同志會。
ミット打ちやスパーリングなど7ラウンドをこなす。防御とフックを特に練習。指導は元プロボクサーの南出賢一塾士(林塾4期生)。
石川勝塾士(4期生)と植田龍一塾士(5期生)が参加。

午後、松下政経塾1期生の加藤康之氏と、同2期生の山田宏氏から電話。

夜は今啓林会(今井啓介会長)で、年頭講話と年頭立志マンダラの解説。
林塾から福丸孝之塾士(1期生)が参加。

◆1月17日(日)、蒲神明宮の焼納祭。昨年の御札や正月飾りを納める。

●評論●

15日(金)の早朝、世界を動かしている三つの原理が、ふっと頭に浮かんだ。
今の世界はおかしい。これから大きな変化が起きる。そう感じている方に、是非ともご覧頂きたく思う。経済の内容などに、素人考えが入っている点はご容赦願いたい。

◆今、世界は三つの原理で動いている◆

次第に衰退するアメリカ、民族大移動(中東・北アフリカからの難民)によるヨーロッパの動揺、中東の混乱、チャイナの膨張、北朝鮮の水爆?開発、世界的な異常気象の頻発など、世界は混迷の度を深めている。こういう時代は、世界を動かしている原理を的確に掴み、長期的に情勢を展望し、冷静に今後の対応策を練らねばならない。

今、世界は三つの原理で動いていると思われる。第一は「力の原理」だ。
この原理の背景には武力がある。軍事力の均衡が崩れ、力の空白が生ずれば、直ちに新たな勢力が入り込むことになる。領域を広げ影響力を拡大しようとする、覇道・覇権主義を支えているのが、この「力の原理」である。

しかし、昔と違って、ただ相手を倒せばいいということにはならない。
第一の原理と共に、第二の原理が働いているのだ。

それが「金(かね)の原理」だ。強欲資本主義がこの原理で動いており、経済活動によって相手国から利益を奪っていく。

どの国にとっても、困るのは経済破綻だ。経済が混乱して国家が破産すれば、国民生活が成り立たなくなる。行き場を失った民衆が暴動を起こすと、酷ければ革命勃発ともなりかねない。

その原因に、他国の破綻がある。経済活動上、密接な関係にある相手国が破綻すると、こちらの経済も立ち行かなくなるのだ。一国の破綻による問題が世界中に波及するという状態に、世界経済がおかれているのである。

そこで、互いに相手国を潰すところまでやってはならないという抑制が働くようになった。相手国から利益を貪(むさぼ)り取ろうとはするものの、潰してしまうことのないよう留意し合うのである。

殺してしまったら、それで終わり。殺さないで上手に生かし、可能な限り利益を奪い取る。それが「金の原理」による考え方というわけだ。

しかし、経済成長にも限界がある。地球が有限の星である以上、無限の膨張はあり得ない。ある段階をピークに、成長を前提に回る仕組みが崩壊することになる。

世界は既にそういう段階に達していると思うのだが、チャイナの経済成長が世界経済を延命させ、明確な軌道修正が行われないまま、人類は相変わらず右肩上がりの成長を求め続けている。果たして、このまま何事もなく未来へ続いていけるのだろうか。

そこで必要となる視点が、第三の「天の原理」だ。「天の原理」は、波動交代する文明原理に基づいている。

21世紀は東西文明の交代期であり、旧文明である西欧文明は衰亡し、それに替わって東洋文明が勃興する。「力の原理」と「金の原理」による世界の緊張は、まさに旧文明のあがきと言えよう。

800年毎にやってくる文明交代期(約100年間)には、異質で野生的な勢力が台頭する。その膨張勢力は、旧文明を終わらせ、新文明創造の地均しを行うところに役割がある。

西欧文明に対して異質で野性的であり、旧文明を終わらせる力を持っている勢力とは何か。それは、イスラム勢力とロシアとチャイナではあるまいか。アメリカの衰退によって中東のイスラム諸国が混乱し、それによって生じた力の空白に、早速ロシアとチャイナが入り込もうとしている。

また、行き過ぎたグローバリズムも、文明交代期にあっては、破壊と地均しを助けることになりかねない。グローバリズムの浸透は、各国の“防波堤”を破壊し、混乱をドミノ倒しのように世界中に波及させる下地を作ってしまったように思える。関税の撤廃などは、世界が安定している間は有効に機能するだろうが、混乱期に至った場合、自国経済を守るためのステアリングやブレーキを失った状態に陥る気がする。

対策だが、「力の原理」に対しては、空白を作らないことが大事だ。防衛体制の整備が必要である。「金の原理」に対しては、公益経済や里山資本主義などによって、強欲膨張膨資本主義に替わるシステムのモデル構築が求められる。

「力の原理」と「金の原理」は人為に左右されるものの、「天の原理」は人為を超えた働きである。文明交代期は「大型台風」のようなものだ。自然現象であれば避けることは難しく、備えを怠らないで通過を待つしかない。その中には、文明交代期にしばしば発生する気象異変と、それに伴う食糧危機なども含まれる。天変地異も忘れてはいけない。これらに対して、ひたすら耐え、辛抱すれば、やがて台風は通り過ぎて行く。

そして、台風一過して空気も水も綺麗になる。これから2050年にかけて、人類にとってこれ以上ない難儀な時代となるだろうが、天から見れば浄化と地均しが行われる大事な時期なのだ。人類はこれを乗り越えることで一大進化を遂げることになるだろう。

我々は、第一・第二の原理によって滅びることがないよう心して準備に励み、第三の原理をよくわきまえることで、21世紀後半から創造される共生文明に、しっかりつないでいかねばならない。そこに日本と日本人の天命があるのだ。