今年は出遅れた、もう失速したなどと諦めてはならない

こんにちは。今日は国会で「二宮尊徳の改革」について講義します。

◆林塾・選挙のお知らせ
2月7日告示2月14日投開票 山口克浩塾士(5期生)京都府八幡市議補選

●日記● 平成27年1月25日~26日

◆1月25日(月)、四国中央立志会で講義。新幹線が雪で遅れたため、「社長・幹部対象講座『論語』に学ぶ経営者・経営幹部の心得」の開始を30分遅らせて頂いた。

夜は社員・中堅対象に、「松下幸之助著『社員心得帖』に学ぶ」シリーズの第3回。林塾から五味伸亮塾士(7期生、香川県観音寺市議)が参加。

◆1月26日(火)、京都のPHP研究所を訪問し、昨年末にご講義を頂戴した佐藤悌一郎専務に御礼を述べる。松下幸之助塾長の資料を拝見し、松下翁の政治への意気込みが大変強かったことを知る。

同行者は下記の通り。
☆福丸孝之塾士(1期生、大阪府茨木市議)
☆久野晋作塾士(3期生、千葉県我孫子市議)
☆石川 勝塾士(4期生、大阪府吹田市議)
☆坂元大輔塾士(4期生、前衆議院議員)
☆渡辺勝幸塾士(7期生、仙台県議・仙台市若林区選出)
☆山本貴史塾士(7期生、静岡県議・袋井市選出)

終了後、綜學社研修所で懇親交流会。下記2名も参加。
国酒を顔が赤くなるまで頂いた。
☆布田卓也塾士(3期生、大阪府泉佐野市議)
☆上田光夫塾頭(5期生、大阪府茨木市議)

●評論・随筆●

◆今年は出遅れた、もう失速したなどと諦めてはならない◆

元日の新たな気持ちが、今日もしっかり持続されているだろうか。
年頭に一新したはずの思いが、既に終わっているようでは本当に情けない。

「新た」とは何か。アは開ける・明けるのアで開く様子を、ラ行音(流音)のラは活動を意味している。アラは「開く動き」であり、展開して出現させることが「新た」の意味なのだ。

そして、中に溜まった汚れを外に出せば「洗ふ(う)」、元に戻せば「改まる」、姿をしっかり見せれば「現(あら)」「顕は(わ)る」となる。

その新たに現れてきたものは、まだ加工されていない素朴さを持っている。
それを「粗(あら)い」という。

また、粗ければ野性的な「荒い」状態となり、もっと激しくなれば「争う(ふ)」ことにもなる。

大和言葉の意味からすると、本当に新たな決意をしたのであれば、先天の魅力である粗さや、若々しい荒さが伴っていなければおかしい。

今年は出遅れた、もう失速したなどと諦めてはならない。一年の計は元旦にありというが、もう1回その日がやってくる。本暦(旧暦)元日の2月8日(月)だ。あるいは、2月3日(水)の節分や2月4日(木)の立春も、新たな決意に相応しい日だ。今年の新たな原点を、もう一度見直そうではないか。

◆とにかく理解者を増やすしかない◆

「日本の原点」と「文明の大局」を啓蒙し、我らの目指す日本改新を理解してくれる国民を着実に増やす。それが、遠いようでいて実は一番の近道なり。

そこに気付いて、啓蒙に本氣となる弟子、国是に基づいた活動を徹底しようという弟子が増えてきた。地道な年輪成長がいい。

◆部下に任せるか、何でも自分でやってしまうか◆

孔子の弟子に、子賤(しせん)という人物がいた。孔子は彼を君子であると認めていた。

子賤が地方長官になったとき、一日中役所で琴を弾いていたのに地域はよく治まった。その後、巫馬期(ふばき)という者が同じ地域の長官になったら、日夜動き回ることでやっと治まる有り様だった。

その違いは、子賤が仕事を部下に任せられたのに対し、巫馬期は何でも自分でやりたがり、人に任せようとしなかったところにあるという。

結局、子賤は組織を生かして仕事をこなしていたのだ。方針を示した後は、担当者に権限を与え、部門毎に業務が処理されるよう仕組みを使いこなしたのである。

一方、巫馬期は「自分が指示しなければ誰も動かない」という状態から抜け出すことが出来なかった。指示待ちタイプばかりが揃ってしまい、判断を下せるリーダーを育てられなかったのだ。

活動の発展と共に、指導者自身が脱皮し、組織で仕事を進められるよう自己成長して欲しい。10人を率いていた頃のあり方と、100人を動かすようになってからの姿勢が同じでいいわけがない。信念は変えてはならないが、トップとしての落ち着きと余裕は、着実に進化させていってこそ組織の発展が導かれるのである。

◆大バカ者の時代に突入◆

私利私欲から、公利公欲へ。
次第に成功し、本当に活躍するのは、やはり公利公欲の人だ。

日本が良くなり、国民が幸せになることを、我が事として喜んでいる。
先人の無念を受け継ぎ、子孫には勇気と誇りを与え、歴史のタテイトをつなぐことに夢中になっている。

そういう人は、ハタから見たら大バカ者に見えるだろう。
だが、大バカ者ほど、天につながりやすい。天から色んな力が入ってくるのだ。

私利私欲から公利公欲に、価値観が大きく切り替わり、とうとう大バカ者の時代に突入した。あなたの時代になったというわけだ。