出たがり屋に、ころっと騙されるのはなぜか

こんばんは。来週の2月3日(水)は節分、4日(木)は立春です。
さらに8日(月)は本暦元日。今年も迎春となります。

※前号を第910号と表記してしまいましたが、正しくは第909号であり、本号が第910号です。お詫びの上、訂正致します。

◆来週は会津で講義します。林塾の弟子たちも参加予定です。
☆会津立志セミナー:「吉田松陰に学ぶ人を育てる極意」
現代に吉田松陰先生が生まれ変わったら、何を語り、どう動くか!
第4回:2月4日(木)午後6時半~9時
「松下村塾の弟子たち 久坂玄瑞、伊藤博文、そして現代の志士たちへ」
塾生は、生き生きと全身で学んでいた。村塾では何を為すべきかが学べた。
苦しみ、悩み、全身で考え、体を潜らせたものでなければ役に立たない。他
詳細 → URL: http://www.lisshi.com
(事務局・野口さん) 

●日記● 平成27年1月27日~28日

◆1月27日(水)、国会版林塾である「国会綜學勉強会」1月例会(通算16回目)で、「二宮尊徳」を演題に講義(内容は下記「随筆」をご覧下さい)。
筆頭世話人は、林の親友で前財務副大臣の宮下一郎氏。

常連の国会議員は10数名だが、超党派から集まっており、日本を変える基盤になることを信じつつ今回も熱弁を振るった。

◆1月28日(木)、定宿ホテルで朝の一人稽古。チェックアウトの後、妻恋神社・妻恋稲荷と神田明神に参詣し、湯島聖堂・大成殿で孔子に拝礼。
さらにニコライ堂を遠望・礼拝し、御茶ノ水駅からJRで東京駅へ。
日本改新の基礎づくりが進んでいることを、神々と聖人に感謝した。

●評論・随筆●

◆国会内で一番厳しい勉強会◆

正直者が損をしない世の中をつくる。それが政治家の仕事だ。

ところが、正直に生きると、どうもバカを見る。
だから国民は、政治を信頼しなくなるのだ。

高度な政策も、マコトが無ければ役に立たない。
命懸けでマコトの政治を起こせ!

そして、もっと大局に立て! 欧州への民族大移動、サウジとイランの対立、アメリカの指導力低下、中東へのチャイナとロシアの進出、北朝鮮の4回目の核実験など、世界は激しく揺れ動いている。

文明動乱期に入った今、国会内で低次元に言い争っているときではあるまい。
国家と国民を救うことにド真剣になれ!

これは、「国会綜學勉強会」1月例会(第16回)で語った内容の一部なり。

遅刻・早退はダメ、代理出席は意味なしという、国会内で一番厳しい勉強会となっている。参加議員の本氣度がいい。

懇親会では本音が飛び交い、超党派の集まりとして大いに盛り上がった。

◆出たがり屋に、ころっと騙されるのはなぜか◆

荒れた村を復興させるときは、正直者を引き挙げると上手くいく。
だが、正直者は出たがらないから、上から引き挙げてやらねばならない。

そう教えたのは、江戸時代末期の地域改革指導者であった二宮尊徳(金次郎)なり。

正直者は、いつも控え目で、積極性に乏しいという欠点がある。
でも、小さい事を疎かにしないから信頼出来る。
そういう若者は日本の宝なのだから、見逃さないよう注意したい。

一方、俺が俺がという出たがり屋は、地位に就くと独断専行をやって、回りに大きな迷惑をかけていく。いつも組織を乱すのは、早く成功して目立ちたい、認められたいという出たがり屋だ。

出たがり屋かどうか。この判断が意外に難しい。出たがり屋は、力のある者を前にすると、最初は謙虚に振る舞う。上役に媚びを売るのも巧い。能力があり、弁も立つ。確かに成果も上げる。だから、ころっと騙されてしまうのである。

しかし、一点見抜くためのポイントがある。それは、目下の者に対する態度だ。
上役がいないときに目下に対して横柄な態度を取っているような者は、トラブルメーカーになり易いと見て間違いない。出たがり屋は、相手との力関係で態度を決める傾向があるから、そこを見逃すなというわけだ。