どんな世界も、一流は神懸かっている

こんにちは。昨日夜は神戸、今日昼は岡山で講義しました。
浜松に帰る新幹線の中から本号を配信致します。

◆来週は九州、再来週は四国で講義します。お気軽にご参加下さい。
★政経倶楽部連合会・九州政経倶楽部5月例会
日時:5月26日(木)開場午後6時、開始6時半~終了8時
演題:「昭和の大思想家・松下幸之助翁から託されたこと」
~そのオーラに触れた1期生が語る、とっておきの話~
場所:ホテルクリオコート博多(博多駅筑紫口(新幹線出口)徒歩0分)
会費:会員・ビジター共3000円
担当:九州支部長・毛利克彦さん TEL:090-5084-2966
http://www.seikei-club.jp  info@seikei-club.jp

☆四国中央立志会
【社長・幹部対象】5月30日(月)午後2時~4時
『論語』に学ぶ経営者・経営幹部の心得 第7回
【社員・中堅対象】5月30日(月)午後7時~9時
松下幸之助著『社員心得帖』に学ぶ 第5回
参加費:2000円(初回無料)
会場:両講座とも ホテル グランフォーレ(四国中央市三島朝日)
会場お問い合せ 電話0896・23・3355(ホテル グランフォーレ)

●日記● 平成27年5月19日~20日

◆5月19日(木)、神戸の今啓林会(今井啓介会長)で「士道と学問」
第十一講を話す。「心」「意情」「志氣思慮」を項目に、心というものの捉え方について解説。有力な新人や有望な学生が参加してくれた。

まとめとして、持ちたい心について下記のように述べた。
1「素直」~素直であれば、ものの本質や本性を掴める。また、遠くを慮り、全体を観ることが出来る。
2「元氣」~氣が無いと、志が進まない。意欲を奮い起こそう!
3「真心」~思い遣りや愛情。恩に感じる心が大切。

◆5月20日(金)、岡山のアイナリーホールで「江戸日本学」第四講を話す。
江戸時代までの日本人は、礼儀を生活の潤滑油として、仲良く気持ち良く暮らしていた。日本は鍵をかけなくても安心な国、物を置いたままでも盗られない国であった。教本は『逝きし世の面影』。

日本にやって来た西欧人は、日本を絶賛していた。例えば英国の詩人アーノルドは「“日出る国”ほど、やすらぎに満ち、命をよみがえらせてくれ、古風な優雅があふれ、和やかで美しい礼儀が守られている国は、どこにもほかにありはしない」(渡辺京二著『逝きし世の面影』平凡社173頁)と述べていた。

●評論・随筆●

◆どんな世界も、一流は神懸かっている◆

広島の勉強会の参加者に、ある名物ママさんがいた。社会参加にも熱心な女性だ。

あるとき私は、ママさんが経営するお店のカウンターに座っていた。ママさんは私と会話しながら、スタッフに「○○さん、○○テーブルのお客様に、水割りのお代わりお願いね」などと指示を出す。

そのママさんは、目が弱くて近くしか見えない。なのに、どうして離れた場所の様子が分かるのか。

それは「音」に理由があった。グラスが空になってくると、氷の音が大きくなる。その音を聴いて、お代わりのタイミングを判断していたのだ。

お店は、30人くらい入れる広さがあった。BGMも響いている中で、耳をそばだてながら気配りするのは本当に大変だと思う。でも、それが自然に出来るところが素晴らしい。

あるとき、もっとびっくりすることがあった。「あっ、今お客様が見えたわよ」と、ママさんが言われる。何の音も聞こえないし、予約のお客さんでもない。でも、ママさんには、お店の外にお客様が来たことが直観で分かるらしい。どんな世界も、一流は神懸かっていて凄い。