野心家のままで活動出来るのは、せいぜい50歳くらいまで

こんばんは。今日も暑い一日でした。蝉の声が激しいですね。

◆YouTube【CGS縄文のコトダマ第2回】ご覧下さい~約15分間です。
日本はタテイトの国!~日本語絶滅の危機に立ち向かう~
https://www.youtube.com/watch?……ture=share

●日記● 平成27年7月26日~27日

◆7月26日(火)は、四国中央立志会で講義。
昼過ぎは「社長・幹部対象セミナー」、夜は「社員・中堅対象セミナー」。
前者は『論語』、後者は松下幸之助著『社員心得帖』が教本。立志会は11年目に入っており、主催者である株式会社モリオトの人財育成研修となっている。また、地域に開かれた講座として定着している。林塾から五味伸亮塾士(7期生、香川県観音寺市議)が参加。

★7月27日(水)は、政経倶楽部連合会・九州政経倶楽部5月例会で講義。演題は「敗戦の原因は、日本精神の貧弱さにあった!」 ~松下幸之助が、敗戦5日後に社員に告げたこと~。

敗戦の僅か5日後(昭和20年8月20日)、松下幸之助は全社員へある「文書」を渡した。その中に、国難にあたっての「指標」として、日本精神である「至誠」と「大智」を取り戻すべきことが示されていた。「至誠」は最高の真心、「大智」は至誠を生かす大きな知恵なり。この文書から復興の心得を学び、日本再生を誓い合った。

なお、旧友で「電子個性通価」を研究されている秀島誠一氏と、「NR JAPAN」の久保千代美さんがご参加。
林塾からは下記5名が参加。
冨安正直塾士(5期生、元福岡県苅田町議)
江口善明塾祐(6期生、福岡県議)
何川雅彦塾士(7期生、熊本県上天草市議)
冨永正博塾祐(9期生、福岡市議)
松本博明塾生(11期生、福岡市で活動中)

●評論・随筆●

◆「なんか違うな」と感じるとき◆

人は、どういうときに「なんか違うな」という違和感を持つのか。

相手が、肩に力を入れ過ぎていたり、部分に囚われていたりする場合、それがいくら良いことであっても違和感を持つことになる。

あるいは、やけに自分に酔っていたり、論理的とは言えない稚拙な結論を押し付けて来るときもそうだ。

特に、売り付けよう、買わせよう、契約させよう、仲間に取り込んでやろうなどという場合、必ずどこかに無理があるものだ。うっかり甘い言葉や利で釣られないよう注意したい。

冷静に考えてみて、やはり違和感を拭えないというときは、その事から離れておいたほうが無難だ。

もっと自分の感性を信じて、嫌です、ダメです、やりません、受けませんと、きっぱり断ろう。脈が無いと分かったら、相手はサッといなくなるものだ。

◆野心家のままで活動出来るのは、せいぜい50歳くらいまで◆

その人が「ただそこにいる」というだけで、回りは癒されて元氣になる。そして、皆が仲良く和していく。老子は、そういう無為自然(意図的に為さないで自然体でいること)の人物を理想としていた。

やることも考え方も素晴らしい。でも何だか違和感があるという人は、たいてい無為自然とは逆の野心家だ。早く成果を上げて目立ちたい、世間から認められたいという、爪先立った野心が違和感を起こしているのだろう。

野心家のままで活動出来るのは、人にもよるが50歳くらいまでではないか。そこから先は、私心を年々薄くして、どこまで後進に成果を譲れるかが勝負となる。

昔の知り合いに、30歳代は素晴らしい可能性を持っていたのに、加齢と共に名誉欲や成功欲が大きくなっていき、人間が次第に小さくなってしまった者がいる。本当に残念であるが、思い起こせば、彼は若い頃から多くの人に違和感を振りまいていた。

孔子が老子から教えを受けようとしたところ、その名誉欲と高慢な態度を見抜かれて追い返されたという伝説がある。でも孔子は、老子の偉大さをしっかり見抜いていた。孔子の偉さは、老子の忠告を受け入れたところにあったのだ。

この頃、人物・器量ということが益々気になっている。焦らず極めていきたい。

◆中年の野心家が好きなのは…◆

「野心家と付き合うときの心得を教えて欲しい」というご質問を頂いた。

中年の野心家は、過去の自慢話が好きだ。

今日本を動かしている誰それを成功させたのは、この私だ。ヤクザみたいな男まで、俺の言うことなら何でも聞いたものだ。営業で自分に勝てる者はいなかった、などと武勇伝が延々続く。

そういう自慢話は、さらりと聞き流せ。それが心得の第一なり。真面目に耳を傾ける必要は殆ど無い。自慢の裏返しとして、他人への批判や悪口も多いが、無視して聞いているふりをすればいいのだ。

それから、決して深入りしないこと。野心家は敵が多い。注意しないと、対立に巻き込まれることになる。

野心家が起こした会の役などは、懇願されても引き受けないのが無難だろう。ましてや金を出してはいけない。

要するに、付かず離れずがいい。気を引き締め、間合いを保ちながら協力するのだ。それが難しければ、きっぱりと縁を絶とう。