綜學十訓

こんばんは。9月に入りましたが、まだまだ残暑が続きますね。

◆3日(土)から4日(日)にかけて、宮崎県日南市に行って来ました。東京・経世志塾(長屋貢司代表世話人)の、年1回の移動例会です。

日南市出身の著名人物に、明治最高の外交官・小村寿太郎侯がいます。ロシアとアメリカの野望から、いかにして東アジアを守るか。英知の限りを尽くして、日本を一等国に成長させた第一人者が小村侯でした。

3日の講演会場は「小村寿太郎記念館」。侯の人物と業績について一所懸命述べました。参加者は、経世志塾の16名と、日南市の皆さん約30名。地元新聞社とケーブルテレビの取材もありました。

日南の崎田恭平市長は、林塾で学んだ熱血青年市長です。市長は、講演会の始まりから懇親会の最後まで参加して下さいました。

偶然にも3日の午前は、崎田市長の案内で、岸田外務大臣が小村寿太郎侯の墓所に参拝されたとのこと。ロシア外交をはじめとする日本外交の成功を誓われたのでしょう。昼前に日南に到着した我らは、昼食後に墓所参拝しました。

◆今週は9日(金)に岐阜、10日(日)に駒ヶ根で講義します。
ご遠方の方も、遠慮なく遊学にお越し下さい。いい仲間が待っています!

☆岐阜「東海こころざし研究会」第2回 林塾の塾士たちが主催者です!
日時:9月9日(金)午後6時受付 6時半~8時半
演題:「日本学」第二講「中心主義」
~日本とはいかなる国か、強い組織をつくるヒント~
参加費:一般:3,000円、学生:2,000円
会場:ハートフルスクエアG 大研修室
岐阜市橋本町1-10-23 TEL:058-268-1050
申込先:「東海こころざし勉強会」080・9750・0055
メール yoshiaki.tanimoto55@gmail.com 担当者 谷本佳亮さん

☆伊那谷文明維新塾 9月10日(土) 午後6時~8時
日本人力を養うための「日本学」講座。
日本には、眠っている底力があります。日本人が持っていた本来の考え方、感じ方、行い方を取り戻せば、日本は必ず甦ります。
分かり易い「和の哲学」講座の決定版!
第八講「自尊主義」日本国の役割と自分の使命を結ぼう
全ては志からはじまる。
先祖・自分・子孫と続くタテイトが人生の基本軸。
武士道が教える「大高慢」と「公」の精神。
人類の危機を救うのが日本と日本人の役割。 他
会場:駒ヶ根駅前アルパ3階(予定)
参加費:3000円 懇親会別途2500円
お問い合せ:0265・85・2070(事務局・宮田村議・清水正康さん)

◆「連載」は休みし「綜學十訓」を掲載しております。立志教育のご参考にして下さい。

林塾の南出賢一塾士(4期生、大阪府泉大津市議)が、この度一般社団法人・松南志塾を発足。これを言祝ぎ「綜學十訓」を贈りました。

「綜學十訓」
一 まず物事を全体から大きく観よう。能力が同じくらいなら、より大局を観ている方が上をいく。だが、ぼやっと観ているだけではダメだ。大局を観たら、次に核心を掴んでいこう。「ああ、ここが根本だ」という原点を捉えるのだ。そうすれば、必ず上手くいく。

二 困ったときは原点に帰ろう。原点は大抵(たいてい)自分の中にある。大事なことは既に自分が知っているのだから、いつまでも心配しなくていい。そして、原点が見えてきたら、素直に他人の意見を聞いてみよう。今までにない、素晴らしい助言を貰えるはずだ。

三 言葉は大切だ。何事に対しても、きちんと説明出来るようになろう。でも、言い訳はよくない。愚痴も少ないほうがいい。人生は言葉の結晶なり。将来は、今(いま)発する言葉が決めるのだ。志は、自信を持って大きな声で表明しよう。

四 まだ志や天命が見つからず、何をしたらいいか分からないという君へ。とにかく体を動かそう。今(いま)目の前にいる人に対して、何が出来るかを考えよ。何かお手伝いする事はないか、お役に立てる事はないかと気を配り、与えられた役割を一所懸命努めるのだ。その結果、答は自ずとやって来る。周りの人たちは、君に何かをしてくれる人々ではないぞ。周りの人たちのために君がいるのである。

五 迷ったら、天下のために命を懸けて惜しくないほうを選べ。迷ったら、人類のために自分にしか出来ないほうを選べ。そうすれば、悔いは決して起こるまい。

六 最初から人をあてにしないで、自分のことは自分でやろう。しかし、いつまでも一人でいたら先へ進めない。忙しくなったら、遠慮なく人に助けて貰えばいい。付いて行きたい、助けてやりたいと思われる人間になればいいのだ。

七 常に学ぶときは「自分ならどうするか」という大主観(だいしゅかん)に立とう。でないと、増え過ぎた知識によって動きがどんどん鈍くなる。知ることと行うことは一つという、知行合一(ちこうごういつ)こそ君の生き方である。

八 成果を焦らず、じっくり事を進めよう。何事も成長には時間が掛かる。後れを取ってチャンスを逃すようではいけないが、爪先立ってばかりいるようでも困る。人生は長距離レースなのだから、しっかり息を整えていこうではないか。

九 中心にいくほど私(わたくし)が無い。それが日本的組織の基本形なり。代表や幹部が偉ぶっている会ではいけない。中心に行くほど腰が低く、心が温かいという集まりが、やがて日本を救う会となるはずだ。

十 先輩は後輩に厳しさを込めた愛情で接し、後輩は先輩に尊敬心を失わないで付いて行こう。先輩・後輩の間に、上下は無いが先後は有る。先(さき)と後(あと)のメリハリを付けて切磋琢磨に励めば、きっと素晴らしい教育環境が創造されるに違いない。