これから前に出てくるのは、今まで力を持て余していた君たちだ

こんばんは。今日は「世界平和記念日」です。
戦争は人類の悪習慣です。国防の備えを決して疎かにしてはなりませんが、合わせて戦争の要らない時代を創るという理想も見失うわけにはまいりません。

◆この7日間、岐阜→駒ヶ根(長野県)→西宮(兵庫県)→浜松→仙台→東京を回って6件の講義を行いました。小生は日本改新に命を賭けております。

さて今日は、浜松事務所でデスクワークをし、夜は空手道の稽古です。

●日記● 平成27年11月8日~10日

◆11月8日(火)、浜松・東林志塾(日内地孝夫塾頭)で講義。演題は「新しい憲法と日本の国是」。塾の活性化を我が事と思ってくれる人が増えてきたのが嬉しい。

◆11月9日(火)、トランプ候補優勢に!「やっぱり見ますよね」。東京へ向かう新幹線の中で、スマートフォンを開けて開票状況を見ている私に、隣席の女性が声を掛けてきた。

女性はカリフォルニアから帰国中で、アメリカ在住25年とのこと。彼女は、トランプ候補が勝ったら悲しくて泣き叫ぶとおっしゃる。いま現在、アメリカ大統領選挙は、爆弾発言のトランプ候補が優勢な状況だ。

昨日はメルマガに、文明交代期の動揺が激化する選挙結果になるかも知れないと書いた。それは、トランプ候補が勝つということである。

トランプ氏の発言は激しいが、アメリカの衰退を表現しているとしか思えない。日本は、自立力が問われる局面にハッキリ入るだろう。

イギリスのEU離脱といい、この大統領選挙といい、思わぬ事が起きるのが文明交代期である。結果は間もなく判明するが、どうやら女性が泣くことになりそうだ。

◆11月9日(水)は林塾「政治家天命講座」第11期東北拡大例会、11月10日(木)は林塾「政治家天命講座」第11期関東拡大例会で講義。内容は下記の通り。※本月は来期入塾候補者を迎えての拡大例会なり。林塾が求める人物4カ条、サムライの生き様4カ条
素行学(山鹿素行の教え)、葉隠武士道

●評論・随筆●

◆トランプ氏勝利~幕末以来、アメリカに翻弄され続けてきた日本◆

黒船による砲艦外交で開国を余儀なくされ、大東亜戦争前は排日政策の圧力を受け、戦争末期に人体実験とも言える原爆投下があり、戦後はアメリカ製の憲法を押し付けられ、すっかりアメリカナイズされて現在に至った日本。

今、トランプ大統領の登場によって、アメリカは世界中から撤退する可能性が出てきた。力の空白が生ずれば、その間隙に新たな勢力が入ってくる。アジアも中東も、さらに緊張感が高まるだろう。

TPPも振り出しに戻った。日本は、二階に上げられてハシゴを外された格好になった。またもや翻弄(ほんろう)されてしまったのだ。

こうなったら、トランプ大統領の登場を、日本改新のチャンスに生かすしかあるまい。

我が国は戦後70年以上に渡って、事実上アメリカ占領下に置かれていた。自主憲法の制定なんて出来る環境ではなく、新しい日本の創生や本来の日本の再生は到底不可能だった。

しかし、これで自立のチャンスが巡ってきた。クリントン氏のほうがアジアの現状維持には都合がよかったが、その分、ぬるま湯の中に置かれ続けて、脱皮の機会を失うことにもなっただろう。

そう思い直して、日本史上最大のピンチを最高のチャンスに変え、新しい日本を起こそうではないか!

◆これから前に出てくるのは、今まで力を持て余していた君たちだ◆

司馬遼太郎の長編小説に「坂の上の雲」がある。「坂」は上り坂、「雲」は希望だ。誰でも上り坂には難儀(なんぎ)するが、夢や希望があれば進んでいける。

日本は、急坂(きゅうはん)を登る時代に入る。坂を登る意味とは何か、どこまで坂が続き、その向こうに何があるのか、どうすれば登り切れるのか。それらを示すことの出来る者が、新しい日本のリーダーとなる。

間もなく、旧体制に満足していた者たちの時代は終わるだろう。これから前に出てくるのは、今まで力を持て余していた君たちだ。

志を語ればバカにされ、どこに行っても浮いてしまい、何をしても「こんな事をしていて何になるんだ、まだ何かが足りない」と嘆いていた諸君こそ、変革の時代の主役となるべき人財だ。

よくぞ腐ることなく、辛抱強くがんばってきた。君は必ず、世に出て伸びていく。浮つくことなく、ますます地に足を付け、堂々と坂を登りながら日本改新を進めていこう。