今年は全国行脚の元年としたい!

明けましておめでたうございます。
旧年中は誠にお世話になり、心から感謝御礼申し上げます。
本年も何卒宜しくお願い致します。

なお3日(火)から8日(日)まで海外視察に出掛けております。

◆今年は全国行脚の元年としたい!◆

これから先、世界と日本はどうなるか。何が終わり、何が始まろうとしているのか。

文明のレベルでは、活動の中心が益々「西」から「東」に移る。国家(社会秩序)のレベルでは、ここ数百年の世界を支配した膨張資本主義から次に来る公益経済原理へと、国家維持の基盤が大転換する。

我が国の場合、明治維新以来続いている近代国家建設の理念では、もうこの先が無いところまできた。西欧をモデルとし、東京一極集中が進み、中央が地方を従え、戦後は事実上アメリカ支配下に置かれたまま今日に至っている。

この約150年間続いている仕組みのままでは、到底この先、新しい日本は興せまい。

今後は、次のように経済活動の理念が転換するだろう。自然破壊型の経済から、環境と人間が共生する天本主義経済へ。東京一極集中とグローバリゼーションによって地方がどんどん寂れていく経済から、地産・地流・地消によって、それぞれの地方で「地域経済生態系」が成り立つ地本主義経済へ。人間を無視して誰かが犠牲となる経済から、人の尊厳が尊ばれる「人本主義経済」へ。天本・地本・人本、3つ合わせて天地人の経済となる。

地球が有限である限り、どこまで右肩上がりで成長し続けるということはあり得ない。行き過ぎたグローバリズムの弊害に気付いた世界は、既に旧い資本主義からの脱出を模索し始めている。一国主義や保護主義への転換がそれであり、イギリスのEU脱退やアメリカのトランプ大統領誕生などが、その端的な例である。

残念ながら我が国には、新しい文明を主導する政治勢力も、それを支持する国民意識も十分には育っていない。明治維新以来約150年に渡って西欧を崇拝し、戦後は70年を超えてアメリカを信奉してきたため、日本人は自立力を亡くしてしまったのだ。

そこで我らはどうするか。私は新年から「新しい日本!国民文化運動」(仮)といった国民運動を、同志や弟子たちと共に始めようと思う。私には、一日も早く出会わなければならない人たちがいる。出会って、心ある人たちに伝えなければならない真実が沢山ある。

これまでは定例の勉強会に出講する形を基本にしてきたが、今後は初めて足を踏み入れる地方の、まだ出会っていなかった素敵な方々に、日本の素晴らしさと日本人に与えられた使命を一所懸命説いていきたい。

日本はやっと戦後を終え、新しい社会秩序を起こすべき時点に到達している。新しい社会秩序を起こすためには、新しい精神潮流が必要だ。

まず日本の原点に帰ろう。歴史に学ぶということ、とくに武士道精神や古事記などの日本神話が大切である。

何としても日本再生の新文化を、地方から誕生させたい。それによって起こる絆は、いざというときに助け合える互恵ネットワークともなるだろう。

私が説いてきた綜學は、そのための学問だ。日本の原点を踏まえて文明の大局に立ち、天命を確立して成功への智恵を磨き、大いに立志大成の人生を結実開花させるのが綜學だ。今年は綜學の学匠として、全国行脚の元年としよう!