国会で一番論じなければいけないのは…

こんばんは。今年もお花見が楽しみになってきましたね。

◆徳島県鳴門市→愛媛県四国中央市→東京(国会・議員会館)を4泊で回って本日浜松に戻りました。夜は空手道です。還暦の綜観を、小学生の“先輩”たちが迎えてくれます。押忍!

◆国会では森友学園問題ばかりが論じられているように思われがちですが、それは一部であり、真面目に取り組んでいる国会議員が沢山います。テレビに映るやり取りだけに翻弄されてはいけません。

◆林塾出身者の選挙結果のお知らせ。
○当選 倉掛賢裕塾卒(5期生)2月19日(日)投開票・大分県大分市議選
○当選 小野仁志塾祐(6期生)2月19日(日)投開票・大分県大分市議選
○当選 水野岳男塾士(7期生)2月26日(日)投開票・岐阜県各務原市議選
○当選 荻村文規塾士(8期生)3月26日(日)広島県廿日市市議選
●落選 瀬木寛親塾士補(11期生)3月26日(日)広島県廿日市市議選

◆林塾出身者の選挙のお知らせ。「政治家天命講座」で学んだ者たちです!
☆4月16日(日)投開票・井 英昭塾祐(5期生)大分県竹田市議選
☆4月16日(日)投開票・伊藤謙一塾生(12期生)静岡県袋井市議選
☆4月23日(日)投開票・何川雅彦塾士(7期生)熊本県上天草市議選
☆4月23日(日)投開票・高橋浩司塾士(9期生)神奈川県鎌倉市議選
☆4月23日(日)投開票・栗原絵里子塾生(12期生)神奈川県鎌倉市議選
☆4月30日(日)投開票・橘秀太郎塾士(10期生)兵庫県香美町議選
☆5月21日(日)投開票・藤井浩人塾士(7期生)岐阜県美濃加茂市長選
☆6月4日(日)投開票・辻 宏康塾士(2期生)大阪府和泉市長選
☆7月9日(日)投開票・太田晃司塾士(6期生)奈良県奈良市議選

●日記● 平成27年3月25日~28日

◆3月25日(土)、林塾「政治家天命講座」第12期西日本合同講座弥生例会で正味3時間半の講義。内容は、文明法則史学と東西文明の交代。約30名が参集した会場は、阿波一宮・大麻比古神社参道脇の民宿(徳島県鳴門市)。翌朝、大麻比古神社と、霊山寺(四国遍路八十八カ所第一番札所)に参詣。

◆3月27日(月)、四国中央立志会の社長セミナーと社員セミナーで講義。昼間の社長セミナーでは『論語』を教本に、孔子の人への対応における、その言動の見事さや美しさについて話す。

午後7時からの社員セミナーは、会場ほぼ満席の盛況となる。教本は松下幸之助著『社員心得帖』。今日は問題解決の大切さと心得について講義。懇親会では、主催者である株式会社モリオトの会長・専務や幹部社員(マネージャーと主任)を相手に、今悩んでいることを伺いながらアドバイス。とても有意義な研修になったと自負している。林塾から五味伸亮塾士が参加(7期生、香川県観音寺市議)。

◆3月28日(火)、四国中央市から東京へ大移動し、夜は国会綜學勉強会で講義(第25回)。筆頭世話人は宮下一郎氏(前財務副大臣、自民党)、事務局担当は井坂信彦氏(衆議院議員、林塾1期生、民進党)。本日の演題は「明治の大政治家、小村寿太郎の情勢判断能力と胆力はどこから来たか」後編。小村侯のエピソードとして、物事に立ち向かう本氣度と、人生を成功へ導くための「日常の徹底ぶり」について話す。

また、外交の心構えと、小村侯が現代に甦ったら、世界情勢をどう判断するかについても述べた。本勉強会は国会版林塾であり、林塾の地方議員3名も参加。超党派(自民・民進・維新)の懇親会は、いつものように盛り上がった。講義の一部を、下記「評論・随筆」の「外交の心得」に書きました。

●評論・随筆●

◆国会で一番論じなければいけないのは…◆

崩壊の原因というものは、たいてい内と外にある。それまで栄えていた体制が滅びるとき、内が腐敗堕落して統一力を弱めているところへ、外から大きな圧力が掛かって、あっけなく滅亡してしまうのだ。

崩壊寸前の大木と一緒で、内が弱っているだけでは、まだ倒れない。内部がかなり腐ってきており、そこへ暴風が吹いたときに音を立てて倒壊するのである。

かつて3200年前の文明交代期に、それまで繁栄していたヒッタイトやミケーネが同時に滅びた歴史がある。文明自体が繁栄によって弱体化しており、そこへ外から気象異変が襲いかかって「あっけない幕切れ」を迎えた。寒冷化と多雨、それに伴う食糧不足が、周辺の異民族の侵略を招いて滅び去ったのだ。

文明というものは次第に複雑化し、人も社会も野性的な活力を失って、すっかり軟弱化していく。とうとう繁栄の頂点に達したとき、その軟弱化が崩壊の要因となって消滅するのである。

21世紀の今、水も空気も土も汚れ、環境汚染は益々悪化し、動植物の種の消滅が絶えない。人為であろうがなかろうが温暖化は進み、その一方で寒冷化して氷河期に向かうという予測もある。

人口増と食生活の向上によって、いずれ食糧不足が発生する可能性が高まっている。なのに、沢山の食べ物を捨てて平気でいる。公益を忘れた経済活動は膨張する以外に哲学を持たず、奪い合いと騙し合いによって人は不幸になるばかりだ。

世界情勢に目をやれば、衰亡するヨーロッパに中東・北アフリカからの民族移動が発生し、衰退するアメリカは一国主義・保護主義に走り、台頭するチャイナは膨張を加速化させ、核を振りかざす北朝鮮は東アジア混乱の引き金と化し、中東は世界大乱の震源地となっている。アメリカと並ぶ核大量保有国であるロシアの動向からも目を離せない。まるで世界は、刻々と終末戦争へ向かっているのかのようである。

国会で一番論じなければいけないのは、いかにして日本を変え世界を救うかだ。地方議会にあっても、近未来に起こり得る現代文明の崩壊に対して、地方がどう市民を救うかについて協議しなければならない。政治に、人類を救うための啓蒙力が無さ過ぎる。

21世紀は、800年毎にやって来る“今回の”文明交代期だ。その最も暴風雨が吹き荒れるのは、2025年から2050頃と予測されている。

今こそ人類の衆知を集め、内を充実させ、外に立ち向かうことでこの大転換期を乗り越え、地球文明を一大進化させようではないか! 超思想家、超志士、超政治家、超経済人、超教育者らが出るときであるが、自分に出来ることは、ちょっと探せばいくらでも見つかるはずだ。

◆外交の心得◆

1「大局を観よ!」
同レベルで相対しているだけでは、なかなか埒が開かない。相手よりも一段高いところに立って、全体を大呼吸してみよう。持久戦になるほど、大局に立っている方が議論を優位に進めていくことになる。相手国以外の国々を同時観察するのも大局観であり、局地戦に囚われないよう、世界を一つの将棋盤や碁盤と見なして鳥瞰すればいい。

2「核心を掴め!」
全体を眺められたら、今度は深いところに潜んでいる問題の根っ子や、カギを握っているキーパーソンを見つけよう。それらは、ここを押せば治るというツボ所となる。

3「心理戦に備えよ!」
外交は人間が行うものであり、人間は心の動物だ。常に相手の心を読み取ろうとする努力を怠ってはならない。あらかじめ相手国の歴史や文化を学び、現状における強み(長所)と弱点も知っておこう。相手には必ず困っている事や悩んでいる事があるものだ。

そして、指導者の性格やクセ、その価値観と信念、大切にしている事、さらに今後の狙いや欲している事なども察しておきたい。

あとは人物だ。知恵と胆力、大誠意のある人物が、どうしても必要なり。