これから世界はどうなる~米中首脳会談の最中にシリアへミサイル攻撃!

こんばんは。浜松では雨が上がって温かくなりました。

◆NHK大河ドラマ「女城主直虎」を見ていますが遠州弁が変です。語尾に付く「ら~」「だら~」「だにぃ」「だで」などの使い方は、それぞれ微妙な違いがあってイントネーションも重要です。いっそ私が撮影現場に乗り込んで指導したいと思うくらいです!(笑)

◆空手道永深会・間瀬弘明師範(全空連五段)のご指導が面白い!正拳は、がっかりして気落ちしたときのように、ガクッと脱力しながら突きなさいと言われます。一瞬に集中して突いてこそ敵を倒す威力が出てくるというわけで、まさに「力を抜けば強くなる」という原理そのものです。昆虫や魚類などが獲物を瞬時に捕らえるのも、同じ力学だと思います。

「勝っても負けても格好良く、履物は揃え、会場の入退場に際しては一礼」。これらは師範が教える最低限のマナーで、子供たちは実に立派に育ちます!綜観の入門は昨年9月。道場稽古は昨日の参加で48回目となりました。今日は大腿内側が筋肉痛です。

◆林塾出身者の選挙のお知らせ。「政治家天命講座」で学んだ者たちです!
☆4月16日(日)投開票・井 英昭塾祐(5期生)大分県竹田市議選
☆4月16日(日)投開票・伊藤謙一塾生(12期生)静岡県袋井市議選
☆4月23日(日)投開票・何川雅彦塾士(7期生)熊本県上天草市議選
☆4月23日(日)投開票・高橋浩司塾士(9期生)神奈川県鎌倉市議選
☆4月23日(日)投開票・栗原絵里子塾生(12期生)神奈川県鎌倉市議選
☆4月30日(日)投開票・橘秀太郎塾士(10期生)兵庫県香美町議選
☆5月21日(日)投開票・藤井浩人塾士(7期生)岐阜県美濃加茂市長選
☆6月4日(日)投開票・辻 宏康塾士(2期生)大阪府和泉市長選
☆7月9日(日)投開票・太田晃司塾士(6期生)奈良県奈良市議選

●日記● 平成29年4月5日

◆経世志塾の講義について、伊藤央塾士が下記の感想を述べてくれた。

「湯島天満宮で経世志塾勉強会に参加しました。山鹿素行の『聖教要録』から「性(本性、本質)」についての師匠の講義を拝聴。山鹿素行の思想の核となる部分であり、日本思想の大本にもあたる内容です。単純な二元論に囚われることなく、観念に陥らず、部分観に逃げず、本質を掴み、大局から物事を観ることの大切さ。経営も、教育も、政治も、今最も立ち返らねばならないことです。」4月5日(水)付フェイスブックより

この日は林塾から下記3名が参加した。
伊藤 央塾士(5期生、東京都小平市議)
小川義人塾士(6期生、千葉県印西市議)
山口孝弘塾士(7期生、千葉県八街市議)

●評論・随筆●

◆これから世界はどうなる~米中首脳会談の最中にシリアへミサイル攻撃!◆

トランプ大統領と習近平主席による初の首脳会談は、互いを見合うボクシングの第1ラウンドのようなものだった。互いの方針は述べるが、まずは協調を演出し、具体策は先送りにされた。

北朝鮮が核・ミサイル開発を進めている問題については、「深刻な段階」であることを確認し合ったものの、具体的な対策は合意されず。

アメリカがチャイナに対して貿易赤字を抱えている問題についても、「100日計画」によって対応しようということになったが具体策はこれから。

チャイナによる東支那海・南支那海への海洋進出問題では、アメリカはチャイナに国際ルールを守って退けと言うがチャイナは認めず。

要するに、互いの主張を、“体重の乗っていないジャブ”のように出し合って終わったのだ。

それにしても、相手国の首脳を迎えるのは大変な仕事だ。自国の弱点や問題点を訪問者に見抜かれることになる。今回習主席は、アメリカの何を察知したのだろうか。トランプ大統領の器量と識見、大統領を取り巻く側近の熱意やスタッフの力量などを観察し、アメリカという国の値踏みをしたはずである。

トランプ政権では、国務省や国防総省など各省の幹部人事が未だに決まっておらず、具体案を実務的に進める機能が整っていない。そうした点を習主席がどう捉えたか。今後のアメリカが、長期的な戦略を立案し実行出来る国であるかどうかを見抜いたに違いない。

黄河や揚子江などの大河によって育てられた漢民族には、国家目標を百年かけて達成していこうとする気の長さがある。焦らずじっくり時間をかけて外交に取り組み、着実に国益の確保を図っていこうとするのがチャイナであるということを、トランプ大統領は忘れてはならない。

今回の首脳会談の裏で、トランプ大統領はシリアへ巡航ミサイル(トマホーク)59発を発射した。このタイミングでの軍事行動は、習主席への“脅し”であり、北朝鮮へのメッセージでもある。

ミサイル攻撃は、シリアのアサド政権が反体制派に対して化学兵器を使用したという疑いによって起こされたものだが、国際的に認められた条件を満たしていない。敵国の攻撃に対する自衛権の行使ではなく、国連安全保障理事会への証拠の提出、議論、決議という段階を経た上での行動でもない。

これから先、世界はトランプ政権によって揺り動かされ、アメリカ自身も益々国家の統一力を失いそうだ。それを横目で見ながら、チャイナは出方を窺っていくだろう。

アメリカのミサイル攻撃に対して、アサド政権を支援しているロシアは「主権国家への侵略だ」と非難。これによって、アメリカとロシアが連携して中東問題を解決していくという見込みは薄くなった。

欧州は取り敢えず理解を示したものの、新たな混乱によってシリアから大量の難民が押し寄せてくることを警戒せねばならなくなった(欧州への大民族移動は、そもそも文明交代期の現象)。

その中東では、イスラム教スンニ派のサウジアラビアと、シーア派のイランが歴史的に対立。今回のミサイル攻撃について、サウジアラビアは歓迎しイランは反発した。サウジアラビアはアメリカ同様シリアの反体制派を支援し、イランはロシア同様シリアのアサド政権を支援しているという構図があるからだ。

首脳会談をきっかけにチャイナが変わり、徳を重視する王道国家に目覚めてくれたらと願うが、それはまだ先のことか。目先のことを言えば、チャイナと(アメリカを非難した)ロシアが接近する可能性が出てきたようだ。

そういう中で、一体日本はどうしたらいいのか。安倍首相は早速アメリカ支持を表明し、追随する姿勢を明らかにした。主体性が無いと思うが仕方あるまい。

間もなく世界は、文明交代期の“暴風域”に入る。アメリカは混乱しつつ覇権を失い、チャイナは豊かになった人民を食わせることに四苦八苦し、欧州は分裂と難民に苦しみ、中東は世界大乱の震源地となり、核ミサイル完成を目指す北朝鮮は東アジアを一層緊張させ、アメリカと同レベルの核保有国であるロシアは不気味さを増すばかり。

そこに膨張資本主義の限界と、環境問題や食糧危機が覆い被さることになるのだから、下手をすれば人類滅亡の危機ともなりかねない。

我が国は一日も早く、挙国一致して「文明の大乱」に備えられる政治を起こすべきだ。

しかし私は、案外楽観主義者である。国民と政治が目覚めさえすれば、気が付いたら日本が一番しっかりした国になっていたということになるだろう。そういう将来がイメージされてならない。

◆過去を拾い集めただけでは役に立たない◆

いろいろ細かく調べ上げても、過去を拾い集めただけでは役に立たない。積み重ねた「新聞切り抜き」みたいな状態に陥らないよう注意したい。

そこで、次の3点を心掛けよう。

1「大局を観る」一段高いところから全体を見渡す。
2「核心を掴む」キーパーソンや問題の根っこを見つける。
3「波動を読む」勢いと流れを読み取る。現在位置は底で、これから上がるのか。それとも天井で、これから下がるのかと。

これらを意識すれば、きっと識見が磨かれていく。そして、自ずと指導的立場に就くことになるだろう。

現地現場に行ったときも同様だ。しがらみや悪弊ばかり汲み取り、それらに押されて「はい、調査終了、改革は無理と結論」などとならないよう心掛けたい。

いわゆる頭の良い人ほど、部分と過去に囚われ、大局・核心・波動を観ていないように思う。勿体ないことだ。