人は特別扱いに弱い…

こんにちは。広島の定宿から配信します。風雨が強くなってきました。

◆今週は名古屋で講義します。迷うときこそ、迷わずご参加下さい!
☆政経倶楽部連合会・名古屋支部例会
9月21日(木)開場午後6時、開始6時半~8時45分終了
演題:佐藤一斎~幕末志士3千人の師、その教え方と育て方

会場:ウインクあいち(名古屋駅桜通口から徒歩5分)。
会費:会員2000円 ビジター3000円
連絡先:名古屋支部事務長 山本道代さん
090・9185・3827 sunflowermichi1977@gmail.com

◆林塾出身者の選挙結果のお知らせ。
◎第二位当選 奥山渉塾士(5期生)大阪府柏原市議選 9月10日(日)

◆林塾出身者の選挙のお知らせ。「政治家天命講座」で学んだ者たちです!
☆9月17日(日)投開票・嶋野浩一朗塾士(3期生)大阪府摂津市議選
☆9月17日(日)投開票・上甲誠塾祐(10期生)大阪府阪南市議選
☆10月22日(日)投開票・松尾崇塾士(3期生)神奈川県鎌倉市長選
☆10月29日(日)投開票・冨安正直塾士(5期生)福岡県苅田町長選
☆11月12日(日)投開票・五味伸亮塾士(7期生)香川県観音寺市議選
☆11月19日(日)投開票・下田寛塾士(6期生)佐賀県鳥栖市議選

◆林塾・塾士が講義する綜學講座のご案内 ※下記以外にも多数の塾士が、綜學と原点・大局・本氣・徹底の講義・指導を全国各地で行っています。
関東:「むさしの綜學塾」
綜學師範代・伊藤央(ひさし)塾士(5期生、東京都小平市議)
https://www.facebook.com/musas……u/?fref=ts

関西:「綜學社福丸塾」
綜學師範代・福丸孝之塾士(1期生、大阪府茨木市議)
https://www.facebook.com/sogak……u/?fref=ts

関西:「一般社団法人・松南志塾」
綜學師範代・南出賢一塾士(4期生、大阪府泉大津市長)
https://www.facebook.com/event……5/?fref=ts

◆学生綜學サークルのご案内
関西:「京大綜學サークル」※会場が京大ですが他大学からもご参加OKです。
担当:綜學社京都学生青年研修会(学生綜學塾)塾頭・末利公一さん
問い合わせは→ koichi.suetoshi@gmail.com

●日記● 平成29年9月12日~16日

◆9月12日(火)、浜松・東林志塾(日内地孝夫塾頭)で講義。演題は「明治の大政治家、小村壽太郎侯の胆力はどこから来たか!」。本日は、その前編を話す。

小村侯は、複雑な国際関係をよく見極め、日本の生き筋を的確に描くことの出来た指導者だ。日本史上では、聖徳太子に匹敵する識見と胆力の持ち主であった。

今日は隣の愛知県から、袋井ゆかりさん、山本道代さん(中日本やまとことば研究会代表)、前田直樹さんがお運び下さった。

また、下記3名の地方議員がご参加。
花井和夫さん(静岡県浜松市議、前議長)
草地博昭さん(静岡県磐田市議)
山本裕三さん(静岡県掛川市議)
林塾からは、森田賢児塾生(12期生)が参加。

◆9月15日(金)、別府で講演。演題は「今こそ、アジアがひとつに」~文明法則史学からみるアジアの重要性。主催は別府市国際交流推進協議会。同会の会長は長野恭紘市長(林塾5期生)。

文明法則史学が示す東西文明の交代と、これからの日本の国是、さらに東洋人が大切にした信義、つまり約束を守ることの重要性について約100名の聴衆に話す(4分の1が留学生)。参加者から「面白かった」「楽しかった」というご感想を多数頂いた。

林塾から小野仁志塾祐(6期生、大分市議)が参加。アテンドは谷本佳亮塾士(林塾7期生、岐阜県美濃加茂市で活動中)が務めてくれた。

◆9月16日(土)、広島文明維新塾で「聖徳太子と憲法十七条」について講義同塾の塾頭は荻村文規塾士(林塾8期生、廿日市市議)。反応は上々であった!

聖徳太子は、人情の機微をよく心得ており、以下のような心得が「憲法十七条」に示されている。

「人は徒党を組みたがるものであり、よく到達した(自立した)人間は少ない。でも、どうしようもなく悪い人間は滅多にいない。しっかり教えれば何とかなるものだ。

人間は皆、長所と欠点を併せ持った凡夫なり。お互いに良いところがあれば悪いところもあるではないか。

優秀な人に対して嫉妬しないように。あなたが誰かを嫉妬すれば、また誰かがあなたを嫉妬することになる。

自己中心にならないように。自己中心だと恨みが起こって仲良く出来なくなる。とにかく和を大切にするように」。

聖徳太子は、人間の心をよく掴んだ上で政治改革を進めていった、人間通の指導者であった。

松下政経塾から、えびす圭二塾員(34期生、民進党・広島県第4区支部長)がインターン生(広島大学)を連れて参加してくれた。

●評論・随筆●

◆この父にして、この子あり…◆

放蕩な父親を反面教師として、真面目に生きる子がいる。だらしない父親だが、どこかに真っ直ぐで優しいところがあり、それが息子に伝わって真面目な子に育ったのだろう。

真面目な父親に反発して、だらしなく生きる子がいる。一見、真面目で完璧な父親だが、実は自己本位な几帳面さでしかなく、息子はその冷たさに嫌気がさしてグレてしまったのだろう。

全てがこの通りではなく、現実は万差億別だが、やはり基本は、この父にして、この子ありか…。

そして、子は子で、責任は自分にあるということを自覚しないと、なかなか変わらない。「子供は親を選んで生まれてくる」ということも言い得るのだから。

◆見える世界と見えない世界は一体なり◆

見える世界の中に、必ず見えない世界が潜んでいる。普段は見えないものの、見えない世界は真理の宝庫である。

その見えない世界の真理を掴んだら、それをもう一度見える世界に当てはめてみよう。

そうすれば、いよいよ自分の世界が深まってきて、天命が明らかになるに違いない。

見える世界と見えない世界は一体なり。

早く天命に気付こう。つまらない生き方をしている暇なんて無いはずだ。

◆負けるな! 正義派市長たち◆

林塾で学んだ者の中から、市長が7名ほど誕生している。それぞれ正義派であり、地元の有力者の操り人形となって当選するような、残念な男は一人もいない。このままでは市政が潰れてしまうという危機感から出馬した者たちばかりである。

一人ひとり状況は違うが、酷い場合、市政に対して大ナタを振うところから始めねばならない。当選して、まずやるべきは、出血を止めるための緊急手術だ。出血を止めるというのは、垂れ流しのような浪費の元を止めるということであり、早く手を打たないと財政はたちまち破綻してしまう。

しかし、大ナタを振るえば反動が起こる。当然、既得権益を持っている者たちから猛反撃を被ることになる。彼らは行政の詳細を知っているから手強い。上杉鷹山公の藩政改革にも見られるように、改革に伴う摩擦は避けられない現象だ。

やがて、問題の根が取り除かれていくと、今度は、今まで見えていなかった堕落が明らかになってくる。不正が、予想以上に蔓延していたことに気付かされるのだ。市政を担う上の者たちが己の欲得に生きていれば、その下で働く者たちがマネをするのも当然だろう。

こうして四面楚歌の中、市長は孤独との戦いを余儀なくされることになる。でも、正義の政治を求めている市民が必ずいる。今まで諦めていた人たちが、正しいことをやってくれる市長に注目し、共感の輪がじわじわ拡がっていくはずだ。

そうして、市民にも、財界人にも、議会にも、役所にも、市長の考え方とやり方に賛同する仲間が着実に増えていく。あとは気を緩めないで、どんどん味方を増やせばいいのである。負けるな!正義派市長たち。

◆人は特別扱いに弱い…◆

人は特別扱いされたがっている。「あなたは特別ですから」という言葉に、コロッといく人がどれほど多いことか。特別会員カードを貰っては喜び、有名人と話しが出来ては舞い上がるのが人間の性質である。

そのくせ平等にこだわっている。自分だけ損をした、無視されたという事態に、どれほど多くの人がキレていることか。理由無く後回しにされたとか、同じメニューを頼んだのに自分だけ一品足りなかったというときに、人は犬のように吼えまくるのだ。

よく出来た政治家や経営者は、その辺をよく心得ており、一人ひとりに“特別待遇”を感じさせる一方で、抜けや欠けが無いよう細心の注意を払っている。

相手が一人のときは「あなただけが頼りです」と目を見てお願いし、相手が沢山のときは「皆さん全員が私の同志です、恩人です」と弁舌を振るわねばならない。その熱弁に感動した聴衆から、「まるで私にだけ語ってくれたみたい」という感想が出れば合格だろう。

面倒なことだが仕方無い。人間の性(さが)をよく知ってこそ、政治や経営は上手くという次第である。