このような遣り取りが出来たら、さぞ人生が豊かで楽しくなるでしょう

こんばんは。クリスマスイブの今夜、浜松は雨になるようです。

◆明日・明後日は、林塾「政治家天命講座」第12期の全国合同師走例会です。これに合わせて、全国から塾士が集まる「国是議会」が開かれ、来年度以降の活動・人事・予算が示されます。会場は京都のお寺さんです。

●日記● 平成29年12月21日~23日

◆21日(木)、大阪で自治体合同による幹部職員研修。東洋思想を駆使し、リーダーとしての奥行きと、人を惹きつける魅力について講義。質問を5つ用意し、参加者60名を9グループに分け、全員に発表して頂いた。与えられた3時間を、しっかり使い切って指導し終えたと自負。

主催者は和泉市と泉大津市。和泉市長の辻宏康さんは林塾1期生、泉大津市長の南出賢一さんは林塾4期生。市長が誠実だと、職員も誠実になることがよく分かった。ご参加の皆さん、大変お疲れ様でした。

◆23日(土)、本日は今上天皇の84歳のお誕生日(天長節)。「スメラミコト弥栄(いやさか)」と声高らかに言挙げしませう!

●評論・随筆●

◆ツイストを日本精神で踊る!?◆

「林先生は声がよく通るから、きっと歌も上手いんでしょう」。時々そう聞かれるのですが、音感がイマイチで歌は苦手です。でも、先日の神戸で久し振りに5曲歌いました。

演歌は3曲。「長崎は今日も雨だった」と「中之島ブルース」と「心のこり」。少しビブラートを利かせました。

軍歌は1曲で「愛国行進曲」。歌詞がとても好きです。そしてチェッカーズの「涙のリクエスト」。これはツイストしながら歌いました。

実は20歳を過ぎた頃、毎晩1時間くらい踊っていた時期がありました。ヨガ修道場の行としてです。だからツイストには、ちょっと自信があります。

「なんだ進駐軍かぶれじゃないか」と怒らないで下さい。日本精神で踊ったつもりですから!

◆今時の昭和の子供たち◆

フーテンの寅さんの口上が見事な小学四年生。映画の寅さんを殆ど見ているらしい。

緊張を和らげるために般若心経を唱える小学四年生もいる。既に求道者の雰囲気なり。

どちらも空手の稽古に通う子供たち。この二人に惹かれて、孫は空手道に入門した。孫は、ひなびた温泉宿が大好きだ。

今時の子が案外面白い。昭和の子供たちが、ちゃんと生きている。

◆このような遣り取りが出来たら、さぞ人生が豊かで楽しくなるでしょう◆

今から千年ほど前の平安中期に、一条天皇(第66代)の皇后となった才色兼備の女性がいた。中宮定子(ちゅうぐうていし)がその人で、世に名高い清少納言は、その側で仕える女官であった。

ある雪が深く積もった日のこと、定子らが住まう寝殿では、囲炉裏で火を起こし、外気を遮るための建具である御格子(みこうし)を下ろしていた。

女性たちが、あれこれ話しに興じていたところ、中宮は「少納言よ、香炉峰の雪はどんなでしょうね」と言われた。

香炉峰の雪というのは、白楽天の漢詩にちなんだもので、「白氏文集(はくしもんじゅう)」に「香炉峰ノ雪ハ簾(すだれ)ヲ撥(かか)ゲテ看(み)ル」とある。この当時、漢詩は宮中に仕える者たちの素養であった。

そこで清少納言は、御格子を上げさせてから、御簾(みす、すだれ)を高く上げてみせた。白楽天の漢詩を思い浮かべ、中宮の御心は「さあ簾を上げて雪を皆で見ましょう」というところにあるだろうと、察し良く忖度(そんたく)したのである。

中宮は、にこっと笑われた。

回りの女官たちは、「香炉峰の雪を簾を上げて見るという話は誰でも知っているし、歌にも詠んでいるけれども、こういうふうに思い付くことはとても出来ません。やはりあなたは、この宮の女官に相応しい方なのですね」と感心した。この話は『枕草子』に出ている。

このような遣り取りが出来たら、さぞ人生が豊かで楽しくなるでしょうね。