日本史上最大の国難は、日本人が使命を果たす最高のチャンス!

こんにちは。4連戦の講義を終えて浜松に戻りました。
毎回その場の講義に集中し、渾身の力を込めて話しております!

来週は7月3日(火)に北陸神道青年協議会研修会で、7日(土)に伊那谷文明維新塾で講義します。

☆伊那谷文明維新塾 7月7日(土)午後6時~8時 その後に懇親会あり

演題:西郷隆盛が心服した男~橋本左内と『啓発録』に学ぶ立志の基本
会場:駒ヶ根駅前アルパ3階
参加費:3000円 懇親会別途2000円
お問い合せ:0265・85・2070(事務局・宮田村議・清水正康さん)

●日記● 平成30年6月23日~26日

◆6月23日(土)、広島で側近学ワンディ講座。政治であれ経営であれ、成功するトップは必ず良き側近を持っている。側近の役割は、トップの志を片腕となって実現させるところにある。真の側近となるための心得について、中国思想と歴史の具体例を元に正味5時間話す。終了後、広島名物の牡蠣(かき)をたらふく頂戴した!

主催して下さったのは、広島県外国人技能実習生受入団体連絡協議会・技術者育成協力会の松本聡会長。松本会長は、ホーチミン市師範大学とも連携されており、これからベトナムの青年たちとの交流が起こるかも知れない。

本日の林塾からの参加者は下記2名。
杉原利明塾士(7期生、広島県三次市議、本日の塾長アテンドを担当)
荻村文規塾士(8期生、広島県廿日市市議、本日の側近学講座事務局を担当)

◆6月24日(日)、京都・綜學社研修所で綜學研修会。
林は「大和言葉の世界観」の「カムナカラ」後編を話す(約3時間)。カムナカラ(かんながら)は「神さながら」で、自然そのままに、素直でありのままに、という意味がある。何事も、ありのままに観れば真実を的確に掴めるはずだ。でも、片寄った考え方のまま部分だけ見ていると、どんどんおかしな考え方に迷い込んでしまう。そうならないための本質的な学びを、今日も深めることが出来たと自負する。午後は、加地到理事と講師交代。中村天風の教えを綜医学として講義して頂いた(五官の意味と、その鍛え方など)。

学匠の末利公一さんと桑原恭祐さんが毎回責任を持って取り組んでくれている。また、京都林勉強会主宰で笹塾塾長の小笹嘉洋(よしひろ)さんや、楠木正成の御霊祭祀を継承されている山下弘枝さんなど、志の高い参加者が集まってきた。皆さんのお陰で綜學社での基礎研修が続いていることに感謝でいっぱいなり。なお本研修会は、綜學の研究者になって下さる方、皆出席して綜學を極めて下さる方に参加を呼び掛けている。

◆6月25日(月)、午前中は、綜學社研修所で空手道の一人稽古とデスクワーク。昼過ぎに神戸に移動し、夜は今啓林綜學会(今井啓介会長)で講義。会場は、神戸一宮神社の会議室。

人生の骨格を養うための「論語」講座(5)では下記の内容を述べる。信頼される人物となれば仕事は自ずと与えられる、上に立つ者の態度が大事 他

封印の書『学術維新原理日本』講話(5)では下記の内容を話す。人格的教養は医師の要件、綜合大学に綜合無し、日本人の立つ大地は日本 他

◆6月26日(火)、国会綜學勉強会(第35回)で講義。
本日の演題は「徒然草に学ぶ中世の心と鎌倉武士の生き様」其の三。
以下の内容を、現代政治に置き換えて頂けるよう話す。

☆人は表面だけ見たのでは分からない(第141段)
東国人と都人の違いを理解した、東国出身の僧侶の話
☆恥ずかしがらないで人前に出よ(第150段)
成長の基本~人前に出る、基本を守る、ゴールまで続ける
☆中身のある会話をしよう(第164段)
世間話、うわさ話、悪口は無駄が多い。カラオケ会話や尻取り会話もダメ
☆人は長所で身を滅ぼす(第167段)
慢心して威張らない、目下を虐めない、得意が通用しなくても決していじけない
☆勝利のもとは身の回りに在る!(第171段)
「貝合わせ」は近くを探せ。「石はじき」は手元をよく見よ
☆北条時頼に倹約を教えた母(第184段)
障子の破れた箇所だけ張り替え、我が子に質実な政治の大切さを示した話
☆馬術の極意(第186段)
馬の個性を掴み、馬具を用意周到に点検せよ。先手準備は兵法の基本

それから、講義最後の8分間、東アジアを取り巻く世界情勢を話した。講義後の懇親会も、世界情勢と日本の進路についての討論で盛り上がった。その要点を下記「評論・随筆」に書きました。「日本史上最大の国難は、日本人が使命を果たす最高のチャンス!」をご覧下さい。

国会綜學勉強会の世話人は下記の通り。
衆議院議員 宮下一郎氏(筆頭世話人、長野5区、伊那谷文明維新塾顧問)
衆議院議員 國場幸之助氏(沖縄1区、林塾5期生・塾祐)
衆議院議員 足立康史氏(大阪9区)
衆議院議員 井出庸生氏(長野3区、国会綜學勉強会事務局)
衆議院議員 源馬謙太郎氏(静岡8区、林塾9期生・塾士)
衆議院議員 杉田水脈氏(比例中国、林塾11期生・塾士)

世話人以外の参加者は下記の通り。
衆議院議員 高井崇志氏(岡山1区)
衆議院議員 武井俊輔氏(宮崎1区)
衆議院議員 中島克仁氏(山梨1区)

本日の林塾からの参加者は下記の通り(※上記と重複2名あり)。
久野晋作塾士(3期生、千葉県我孫子市議)
田沼隆志塾士(3期生、元衆議院議員・千葉1区)
坂元大輔塾士(4期生、元衆議院議員)
伊藤 央塾士(5期生、東京都小平市議)
古賀壮志塾士(5期生、東京都日野市議)
國場幸之助塾祐(5期生、衆議院議員・沖縄1区)
高橋浩司塾士(9期生、神奈川県鎌倉市議)
杉田水脈塾士(11期生、衆議院議員・比例中国)

●評論・随筆●

◆ぶつかってばかりいる人は…◆

何事も部分だけ観ると対立が見え易いが、全体を観ると調和や共生が見えてくる。

ぶつかってばかりいる人は、いつも部分に囚われている可能性がある。対立がいけないわけじゃない。競い合いは成長の元だ。

でも、足の引っ張り合いや、揚げ足取りに終始するようでは困る。「対立しつつ調和せよ」という松下幸之助翁の言葉は深い。

◆日本史上最大の国難は、日本人が使命を果たす最高のチャンス!◆

衰退するアメリカ、膨張するチャイナ。アメリカは、東アジアに対する覇権を、あっさりチャイナに譲るだろうか。このまま黙っているつもりなのかと。

アメリカによる19世紀後半からのアジア政策を振り返れば、ここへきてすんなり引き下がるとは到底思えない。今なら、まだアメリカはチャイナを叩ける。そう判断したアメリカは、まず北朝鮮を抱き込み、次に貿易戦争をチャイナに仕掛けてきた、ということかも知れない。

それならば、70年以上に亘ってアメリカに“頼ってきた”日本としては、まだまだアメリカがチャイナを抑えてくれるということで、ホッと一安心していいのだろうか。

私は益々、日本と世界が心配でならない。もしも近未来に南支那海などで米中が軍事衝突となれば、台湾も日本も巻き込まれることになる。そのとき日本は、多額のお金と自衛隊員の命を差し出すことになる。

また、朝鮮半島が北主導で統一を進めれば、韓国保守派が日本に救援を依頼して来るだろう。そうして、半島から南支那海にかけて、広範囲に“前線”が広がることになる。

こういう戦いは、勝っても負けても損をする。日米連合が勝利すれば、東アジアはバラバラになる。アメリカが負けるか“引き分け”で撤退してしまう場合は、チャイナは日本を完全に属国化させるに違いない。

日本はチャイナと戦ってはならないし、朝鮮民族同士の流血の争いに巻き込まれてもならない、というのが文明法則史学の祖・村山節先生の“遺言”であった。

「東の文明」の時代へ向かって、これから東アジアに新しい社会秩序(SS)を起こさねばならないのだが、チャイナにも朝鮮半島にも日本にも、まだ新しい社会秩序は誕生していない。

新しい社会秩序誕生の要件は、チャイナなら独裁政権から脱皮すること、半島なら南北が平和統一されること、日本なら“アメリカ占領下”から自立することにあるが、いずれも簡単な話ではない。

そういう状況下で軍事衝突が起これば、東アジア百年戦争の様相を呈することとなり、世界文明の進化は大幅に遅れることになるだろう。

とにかく、このままアメリカに付いていけば大丈夫、チャイナに“挨拶”してさえおけば心配ない、というような二者択一的な外交では、もはや文明交代期を乗り切ることは不可能だ。

今後我が国は、米中の行司役を務めねばならない。それには、東西文明を融合させて人類を進化させるくらいの大構想を出す必要がある。この日本史上最大の国難は、日本人が使命を果たす最高のチャンスとなるはずだ!