大学生には「急がない勉強」をして貰いたい

こんにちは。
今日はデスクワークの一日です。
明日9日(木)は林塾「政治家天命講座」第6期・関西6月例会で講義します。

また11日(土)は、久しぶりに伊那谷文明維新塾にまいります。

伊那谷文明維新塾 6月11日(土)午後7時~9時
3・11大震災で歴史が変わった!
~国難を乗り越え、日本の新しいグランドデザインを描こう~
会場:JAアイ・パル伊南3階「こまゆきの間」(駒ヶ根市東町3‐12)
聴講無料(伊那谷文明維新塾関係者は1000円)

◆幕末維新期は、黒船来航の1853年から明治新政府誕生の1868年までの、わずか15年間に過ぎません。あの坂本龍馬が活躍したのは、その最後の3年足らずでした。

龍馬は、佐幕vs攘夷の、もっと向こうを見ていました。もっと向こうにあるものとは、幕府を倒して新しい政治を興し、日本を世界に通用する国にすることです。龍馬は、目先の政争の外に身を置き、遠くを見て志を立てていたのです。

龍馬をそうさせたのは、学問の力です。龍馬ばかりでなく、勝海舟や西郷隆盛、高杉晋作ら一流の志士たちは、自己研鑽に随分長い時間を掛けました。「もう勉強は終わった」などと早合点して飛び出し、闇雲に動くだけの若者らは、結局志士もどきで終わったのです。

今、龍馬が甦ったら、どうやって「日本を今一度せんたく」してくれるでしょうか。20世紀までの物欲膨張資本主義を終わらせること、食糧や世界的紛争などの危機に対応可能な国力を起こすこと、そのために旧体制と既得権益を打破出来る新しい政治勢力を育てることなどを、「平成の龍馬」にやって貰わねばなりません。

今まで林塾「政治家天命講座」は、焦らずじっくりと人物育成に励んできましたが、活動体となって「平成の龍馬」を世に送り出すべきときが、刻一刻と近付いております。

●日記● 平成23年6月4日~6月8日

★☆大学生には「急がない勉強」をして貰いたい

6月4日(土)、京都綜學講座。前半は、ヨーロッパの文明波動を講義。「12世紀ルネサンス」の前と後とでは、全く社会の活力が違うことを紹介し、そこからヨーロッパ文明全体に解説を広げた。後半は、吉田松陰先生の『講孟箚記』を紹介しながら、初一念や立志の大切さについて話した。

福丸孝之塾士(茨木市議)がインターン生を沢山連れてきてくれたこともあって、今日は参加者の半数以上が大学生であった。

大学生には「急がない勉強」をして貰いたい。すぐに役立つテクニックの勉強ばかりでなく、素養の元となり、品格を培うための学問をじっくりやって欲しいのだ。そもそも大学とは、単なる知識や技術を修得して終わるところではなく、もっと人間の基礎をつくるために通う場所のはずだ。

特に京都という土地には、反権力・反権威的な、俗世の価値観を超越した魅力がある。哲学や思想を深める上で、東京とは大きく異なる“地力”を今も持っている。綜學社を京都に興したことには、そういう意味があるのである。

講座終了後、若者たち4名が綜學社事務所に集まってくれ、一緒に打ち上げをした。青年部長の大久保君と学生スタッフの長屋君は、終電がなくなるまで残り、結局事務所に泊まっていった。

講座の準備と運営に頑張ってくれたのが、この両名と三浦事務局長だ。この調子で、着実に綜學社を成長させていきたい。

★☆魔法使いが初めて箒(ほうき)に乗るような体験

6月5日(日)、昨日の京都講座にご参加下さった加地到さんから、ご感想のメールを頂いた。加地さんは豊中市で内科のクリニックを開業されている医師であり、綜學社の理事でもある。下記に一部をご紹介させて頂く。

「林先生 昨日は貴重なご講演ありがとうございました。

特に、日本の立ち位置を明確にしていただき学生諸氏に対しては、貴重な時間であったと感じております。日本が新たな文明創造の中心となるという認識が未来の日本を担う若者にとってパラダイムの変革になると思います。

このような講義は他になく、もちろん、大学でも受講できません。学生時代は、過去の知識のダウンロードの訓練は受けているが新しい未来の創造については認知の外にあるのではないでしょうか。おそらく、魔法使いが初めて箒に乗るようなものです。

学生にとって、箒に乗ることで新しい視野と経験が得られることそこにわくわくするような未来が待っていて自分たちがその未来の「主役」になることがわかれば嬉々として魔法使いになるための訓練を受けるのではないでしょうか。

今回のお話は、その未来を予見させる意味で非常にすばらしいご講演であったと思います。ひきつづき、学生たちのためにご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。わたくしとしても、綜學社の一員として微力ながら協力させていただきます。」
(引用ここまで)

★☆「会津立志セミナー」例会に、50名を超える参加者が集まる

6月6日(月)、会津若松へ移動。会津入りは、震災前の3月4日・5日以来になる。浜松の自宅事務所から会津のホテルまで、丁度6時間かかった。移動の間、講義準備やメールのチェック、原稿書き(2本)などが出来た。

郡山で買った駅弁は「福島まるごと弁当」。パッケージに書かれた食材の産地を見ると、風評被害の出ているところもある。だからこそ、しっかり頂戴した。

今日の講義は「坂本龍馬」。講義の題材は過去の事柄だが、目的は未来創造にある。龍馬に憧れて終わるようでは、単なるファンクラブ会員か、志士もどきに過ぎない。龍馬が見つめた方向を一緒に見、そして行動するのが「立志セミナー」の学び方である。

「立志セミナー実行委員会」の野口さん、宮森さん、猪野さんのご努力で50名を超える皆さんが集まって下さった。若者も増えており楽しみだ。

★☆柏屋の「薄皮饅頭」の、こしあんが美味しい

6月7日(火)、ホテルから鶴賀城(会津城)を遠望。
これも東北応援のつもりで、柏屋の「薄皮饅頭」を郡山駅で買う。
こしあんが、とても上品で美味しい。

浜松に戻る途中、東京で幹部社員研修の打ち合わせが1件。
上場を目指すにあたって、トップの志を会社全体に浸透させるための手助けをして欲しいという依頼である。

★☆綜學社が「一般社団法人」となる

6月8日(水)、お陰様で綜學社の「一般社団法人」設立登記が完了した。
役員など、立ち上げ時のメンバーは下記の通り。

一般社団法人・綜學社
安並 潤  代表理事(会社経営)
林 英臣  理事 綜主
三浦有貴  理事 事務局長 ※綜學社専従職員
小倉久延  理事 編纂室長(会社勤務)
加地 到  理事(内科医)
福丸孝之  監事(市議会議員)

野口  広報(会社経営)
大久保信克 青年部長(会社勤務)